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1993.04.16発売
パリ・コレクション モードの生成・モードの費消
講談社現代新書
見せ、見つめ、求め、提供するモードの祭宴。偉大な仕立師(クチュリエ)ウォルト以来、パリの各メゾンが生み出したオートクチュール・プレタポルテの繚乱を追う。
ビジネスの手段としてのパリ・コレ──パリ・コレと呼ばれているのは、パリで一定期間に行なわれる、そうしたデザイナーたちのショーの集合体である。たとえば93年秋冬のシーズンに行なわれたショーは少なくとも80以上はあった。これをほぼ1週間という期間のうちに、もっとも集約的に、効率的に見せるために、パリが生みだし、長い時間のあいだにいきついた1つの形が、パリ・コレ、すなわちパリ・コレクションである。その目的は、きわめて明快だ。デザイナーの主義主張──それは、創造性であることもあり、新しい流行の提案、あるいは人目を引きつけるノウハウであったりする──を訴えると同時に、それをビジネスとして展開していく、ことにある。したがって、パリ・コレに招待される主な客は、ジャーナリストとバイヤー(仕入担当者)、そして重要な個人客である。つまりパリ・コレは、基本的にプロのために行なわれるものなのである。──本書より

1993.04.16発売
「別れ」の深層心理
講談社現代新書
会ウガ別レノ始メ……といい、サヨナラダケガ人生……という。生きていくうえで避けることのできない別れは、望んだものであれ強いられたものであれ、心を大きく揺り動かす。その悲しくも豊かさに満ちたドラマの内面を探る。
「別れ」の意識――別れが「別れ」として強く意識されるということは、どういうことだろうか。それは、その人物や動物、その場所や物が強く愛情を寄せていた対象だからに他ならない。もし愛情を寄せていなければ、物理的に別れたとしても、決して「別れ」として意識されないだろう。つまり、別れとは愛する対象を失うことである。その強さは対象に寄せる愛着の強さに比例するのである。別れは、受動的であれ、能動的であれ、主体の体験として起こる。しかし、その体験が必ずしも意識的とは限らない。本人が気づかぬままに起こって、後に心に大きな影響を及ぼすこともある。たとえば、しばしば親子間や夫婦間で見られるが、同じ屋根の下で暮らしているのに、いつの間にか心が離れ離れになってしまっているような関係は、別れが本人の気づかない間に起こっているといえるだろう。――本書より

1993.04.16発売
南方熊楠を知る事典
講談社現代新書
博物学、民俗学、性愛学、粘菌学、語学、エコロジー。自在に横断した広範な領域。学問で、人生で、さまざまに関わった人々や同時代人たち。奔放で骨太な、著述群。キーワード、人名、著作解題──200の項目で多彩に読み解く「南方熊楠」の全体像。
博物学──プリニウスから寺島良安に至るまで、南方の愛好した博物学者は、つねにその当時のさまざまな知識を総合化しようとしていた人物であった。……彼らの著作の中には、動植鉱物の客観的な性質の記述と共に、それらに関する伝承やイメージがふんだんに含まれており、その意味でそうした作品群は、自然科学書でありながら、同時にフォークロアの集積であり、さらに行動心理学、はては文学書としても読み得るものとなっている。博物学、Histoire Naturelleとは、まさに自然(Nature)をとらえるためにに人々が編み出してきたさまざまな種類の物語(Histoire)の集積だったのである。……物質のみにこだわる自然科学でもなく、心のみにこだわる精神主義でもない新しい学問方法の創造。南方はそうした自らの学問態度を「事(こと)の学」と呼んでいるが、博物学という名において蓄積されてきた知識こそは、その「事の学」の格好のフィールドだったのである。〔松居竜五〕──本書より
1993.04.15発売
五星戦隊ダイレンジャー(4) がんばれ!ダイレンジャー
講談社の絵本
1993.04.15発売
五星戦隊ダイレンジャー(3) 大連王とうじょう!
講談社の絵本

1993.04.15発売
「臨老」への思想 六十歳から強く生きる
遠藤周作氏推薦
人間は必ず老いる。しかし老いぼれずに生きて行きたい。老いても老いぼれず、撥刺とした老人として、中味の濃い人生を送る方法を、御自身も60歳になった予防医学の名医が、ここに示してくれている。
人生最大の成功者は、誰であろう、臨終の時に笑みを浮かべて去って行く人である。つぎなる成功者は、老後をメリハリの利いた快活さで悠々と生きて行く人。それに比べれば、40代、50代の社会的成功などチッポケなものである。人生の勝負、60代までの勝負はすべて前哨戦。千秋楽の勝負こそ真剣勝負。最期に笑うものは、老後の生き方に成功した人に他ならない。

1993.04.15発売
登校拒否・子どもを救うカウンセリング
ブルーバックス
登校拒否は「子ども」に問題があると考えていませんか……?
登校拒否の児に対し、親も教師も「この子は一体どうしたんだろうか」と思うでしょう。「この子に何が起こったんだろう?」と……。
けれども“原因”は子どもにあるのでしょうか。また、母親自身でしょうか、先生の言動でしょうか……? それとも社会? あるいはどれでもないのでしょうか?
登校拒否の現場から、その姿を描きつつ教える、登校拒否への対応を考える1冊。

1993.04.15発売
ゴキブリ3億年のひみつ 台所にいる「生きた化石」
ブルーバックス
はいつくばって3億年。逆境に耐え抜いたゴキブリ魂。なぜゴキブリは生き残ったのだろう?――日ごろ忌み嫌われているゴキブリ。実は3億年も前から生き続けている「生きた化石」なのです。そして私たちが目にしているのは、全世界に4000種といわれる中のわずか1パーセントに過ぎません。大部分の仲間は、地球上に現れて以来、森の奥深く潜み、森の生態系にとって大切な役割を演じてきました。3億年の淘汰に耐え生き抜いた“進化の勝利者”ともいうべき彼らの生命力のひみつに迫ってみましょう。
第1章 3億年の時を超えて
第2章 恐竜とゴキブリと昆虫たち
第3章 人とゴキブリのかかわり合い
第4章 コガネムシはゴキブリだ
第5章 忍者みたいな虫・ゴキブリ
第6章 ゴキブリの食生活
第7章 旺盛な繁殖力
第8章 ゴキブリの時計と学習
第9章 殺虫剤に抵抗するゴキブリ

1993.04.15発売
これでわかる病院の検査 血液検査からMRIまで
ブルーバックス
検査は、健康と病気を見きわめるレーダーだ!!
誰しも健康でありたいと願う。しかし、100パーセント健康に自信のある人は少ないだろう。何か不安に思うことがあったら、病院で検査を受けるのが第一。こわがらずに相談してみよう。もっとも、せっかく検査を受けても、その意義が理解できないなら、時間と費用のムダだ。
この本は、病院で受ける検査にはどんなものがあるか、その目的、内容、方法、意義などを、わかりやすく解説した。あなたの健康ライフの向上に、大いに役立ててほしい。

1993.04.15発売
確率でみる人生 タナからボタモチはいつ落ちるか
ブルーバックス
交通事故は「ヨクアルコト」宝くじを当てるのは「メッタニナイコト」
59人に1人が交通事故で死んでいる!!
厚生省発表の「人口動態統計」によると、1年間に交通事故で死亡する人は約1万4000人。日本の人口は約1億2000万人ですから、1年間に交通事故で死ぬ確率は、まさに「万が一」。しかし、この「万が一」は1年でお役御免になるものではありません。一生のあいだでみると、交通事故で死ぬ人の割合はナント59人に1人。しかも、交通事故の犠牲者は、事故死者だけにとどまりません。重傷を負った人や、遺族はもちろんのこと、加害者やその家族も犠牲者だといえましょう。こういった交通事故の犠牲者になる確率は? せいぜい安全運転に心したいものです。
1993.04.14発売
つよいぞ!おまわりさん
講談社の絵本
1993.04.14発売
結婚という幸せ
チェリッシュの悦ちゃんが語る幸せ入門編!嫁いだ先は大学教授でカトリックの堅い家、ご亭主は典型的な亭主関白、三世代同居しながら歌手活動を続け、二人の子どもを育て上げ、今、想うこと、考えること。
1993.04.14発売
原子炉解体 安全な退役のために
寿命がきた原発施設は、安全に解体できるか50年代に作られた第一世代の原子炉は、現在寿命を迎えつつある。日本の廃炉第一号JDPRの実際の経験から安全な廃炉を行う為の全てを紹介。原発の実像に迫る
1993.04.14発売
試験管の中の太陽 常温核融合に挑む
「常温核融合」はこうして実証された。 実験室で太陽をつくり出す――およそ常識では考えられない実験の成功に至る苦闘の歳月を、人間模様や科学界の内幕を交えて描く。小説をしのぐ圧倒的面白さ。
1993.04.14発売
折々の事件
文芸(単行本)
事件の風景と心理を軽妙に描く秀作短篇集。親友・大岡信が編む『折々のうた』から撰んだ短歌、俳句、その他にヒントをえて、『事件』の風景と心理を軽妙なタッチで描く秀作推理短篇集。
1993.04.14発売
民族藝術VOL.9 1993
写真集・画集
南アメリカ、アンデスの芸術・文化を特集。南アメリカ大陸アンデス山中で今も受け継がれる神秘的な芸術と文化を豊富なグラビアと論考で紹介するほか、民族芸術学の諸相も考察する。好評シリーズ第9弾。
1993.04.14発売
二流のすすめ 21世紀をになう者
「一流」になるために我々は何をなすべきか「負け犬根性」のコンプレックスからいかに脱却するか――亜細亜大学学長が自ら実践し奮闘する.学生たちの意識革命の中には,多くの人の見習うベきものがある.

1993.04.14発売
わたしとおどってよ 白くまさん
講談社文庫
ほんとうのかなしみは、きらきらきれい……。世界でいちばんすてきなのは、大好きな人とおどることだよ。おどろうよ、かなしいときも、世界は愛と魔法にあふれているんだ。愛することも死ぬことも、あこがれも孤独も、どこまでもつづいている夢なのだから――と、抱きしめてくれた白くまの正体は……。昇華されたかなしみと夢が、きらきら光る物語。それは一生にたったひとつのあなた自身のメルヘンかも……。エキゾチックな香りにつつまれた表題作など、ビター・スウィートの大人のメルヘン13編。人を愛する心に響くほろ苦く素敵な物語。

1993.04.14発売
霧棲む里
講談社文庫
ひたむきな女たちの愛と生を描く短編集ーー女の心に棲むひめごと。夫の裏切りを知った妻は、すべてを捨てて、静寂な暮しを手に入れたいと、ひそかに思う。ひたむきに自分らしく生きようとする女心を、その微妙に揺れる心の襞を、確かな目で細緻に捉えて描く表題作。ほかに自伝的作品3編をふくめ、女の愛と生を描く、魅力あふれる傑作短編6編を収録。
1993.04.14発売
Uパーツ完全活用マニュアル