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時の迷宮の舞姫 霊感探偵倶楽部
1993.06.11発売
時の迷宮の舞姫 霊感探偵倶楽部
著:新田 一実,絵:岩崎 陽子,デザイン:山口 馨
講談社X文庫ホワイトハート
ゆっくりと体を引き寄せ、唇が重なる……。「やめろ!!」と、竜憲(りょうけん)が叫んで、弾き飛ばした相手は、まさかの大輔!!悪い冗談なのか、彼に取り憑いた魔物の仕業(しわざ)なのだろうか?一方、もともと女にしか興味がない大輔の前には、美しい女が神出鬼没する。しかし、この女が現れるたび、誰かが消えていく──人を食らい、若さを食らって生き、大輔に会いにくる女の目的は何?命を賭けて魔物と対峙(たいじ)する大輔の運命は!?
電子あり
緋色の熱帯魚 黒い写本(2)
1993.06.11発売
緋色の熱帯魚 黒い写本(2)
著:流 星香,絵:大橋 薫,デザイン:山口 馨
講談社X文庫ホワイトハート
アクアリウムの熱帯魚は、何を語るのか…ゲイ・バーでアルバイトを始めた悠司は、帰宅途中に“赤くひらひらしたもの”を目撃した。写本との関係を疑って追いかけるが、熱帯魚の水槽があるだけだった…。
ペンギンしょうぼうたい
1993.06.10発売
ペンギンしょうぼうたい
作:斉藤 洋,絵:高畠 純
一年生からひとりで読める、絵本の次は幼年童話です。50のペンギンたちのだいぼうけん。動物好き、探検好きのお子さんにぴったり! ともに日本を代表する、児童文学者の斉藤洋と絵本作家の高畠純の最強コンビによる大人気シリーズ。1991年に『ペンギンたんけんたい』でスタートした「ペンギン」シリーズは、『ペンギンたんけんたい』の38刷11万3000部をはじめ、シリーズ累計30万部超のロング・ベストセラーとなっています。 【内容紹介】 南の島におかしなペンギンたちがやってきた エンヤラドッコイ、ソレケセ、ヤレケセ!火のないところに煙はたたない!かけ声も勇ましく島を進むペンギンしょうぼうたい。でも島の動物たちにはいい迷惑!?
電子あり
若草物語 プラムフィ-ルドの子どもたち
1993.06.10発売
若草物語 プラムフィ-ルドの子どもたち
著:オルコット,訳・解説:谷口 由美子,絵:徳田 秀雄,装丁:久住 和代
青い鳥文庫
ベア先生と結婚したマーチ家の四姉妹の二女ジョーは、理想教育をめざしてプラムフィールド学園をつくりました。メグ、ジョー、エミーの子どもたちをはじめとした個性ゆたかな生徒たちが、ふたりの愛と勇気に見守られておくる学園生活の日々をいきいきとえがいた、心あたたまる名作です。『若草物語』のつづきの物語。
しあわせの王子
1993.06.10発売
しあわせの王子
著:オスカ-・ワイルド,訳・解説:神宮 輝夫,絵:村田 収,装丁:久住 和代
青い鳥文庫
ほんとうの幸せとは何かを訴えた珠玉の童話「しあわせの王子」「わがままな大男」「ナイチンゲールとばら」など、自分本位の考えかたを排し、人々の幸福を願う愛の心の大切さを追い求めたワイルドの童話集
ロミオとジュリエット シェ-クスピア物語
1993.06.10発売
ロミオとジュリエット シェ-クスピア物語
著:シェ-クスピア,訳:飯島 淳秀,絵:直江 真砂
青い鳥文庫
親どうしのあらそいのぎせいになった若者と少女の、うつくしくも、かなしい、ひたむきな恋の物語『ロミオとジュリエット』。まるで『ピーター=パン』の物語のような妖精が活躍し、魔法までつかったりするふしぎなお話『あらし』など、シェークスピアの代表的な物語を5編収録。
新感覚の簡単京風おかず
1993.06.08発売
新感覚の簡単京風おかず
著:桑原 櫻子,その他:池田 知嘉子
講談社のお料理BOOK
おばんざいのイメ-ジを一新させた京風料理華道・桑原専慶流副家元でもある著者が、始末料理としてのおばんざいの伝統を守りながら、新しい料理を紹介するとともに、家元である父・仙溪氏との競作も披露。
父さんごめんね 母さんごめんね  親を見つめて60年
1993.06.08発売
父さんごめんね 母さんごめんね  親を見つめて60年
著:時実 新子,装丁:山岸 義明
五体がヒリヒリと痛い父と母へのレクイエムホスピスで眠るように逝った83歳の母。そのあとを追うように逝った96歳の父。親に死なれて初めてわかった自分の本当の姿。親を見つめて激しくも悲しい60年
美少女戦士セーラームーンR ふしぎめいろえほん
1993.06.08発売
美少女戦士セーラームーンR ふしぎめいろえほん
編:講談社
講談社の絵本
推理小説代表作選集1993年版
1993.06.08発売
推理小説代表作選集1993年版
編:日本推理作家協会,装丁:細谷 巌
文芸(単行本)
92年度秀作推理短編16を収録。推理年鑑佐野洋、夏樹静子らベテランから井上夢人、連城三紀彦らの中堅、若竹七海、法月綸太郎ら若手まで16人の推理短編16作に受賞リストなどを加えた恒例の推理年鑑
晴耕雨読ときどきワイン
1993.06.07発売
晴耕雨読ときどきワイン
著:玉村 豊男,装丁:安彦 勝博,その他:船山 滋生
鄙での生成りの生活を満喫する爽快エッセイ手に持ちますものは朝はペン、昼は鍬、晩にはワイン。「環境」「景観」「共生」の田舎の「プラス3K」暮らしをじっくり見つめたほんのりのどかな玉村ワ-ルド!
夢遊裁判 なぜ「自白」したのか
1993.06.07発売
夢遊裁判 なぜ「自白」したのか
著:小林 道雄,装丁:蔵前 仁一
彼はなぜ、覚えのない犯行を自白したのか。物的証拠なき見込み捜査、代用監獄での執拗な取り調べから導かれた虚偽自白…冤罪の構図を再現したかのようなみどり荘事件の真実を世に問う力作ノンフィクション
つりにいこうよ
1993.06.04発売
つりにいこうよ
著:メアリ-・シユトルツ,絵:パツト・カミングス,訳:鴻巣 友季子,装丁:久住 和代
味わい深い、祖父と少年のしあわせな生活。トマスはメキシコ湾の海辺で祖父と二人暮らし。祖父のルーツはアフリカだ。トマスは祖父が語る話から、生命の驚き、地球のふしぎ、自然の非情さを知っていく。
深い河
1993.06.04発売
深い河
著:遠藤 周作
文芸(単行本)
第35回毎日芸術賞受賞。それぞれが愛を求めてそれぞれが人生の意味を求めて母なる河にたたずむ刻(とき)。『沈黙』をしのぐ7年ぶりの純文学書下ろし長編小説。 1人ぽっちになった今、磯辺は生活と人生とが根本的に違うことがやっとわかってきた。そして自分には生活のために交わった他人は多かったが、人生のなかで本当にふれあった人間はたった2人 母親と妻しかいなかったことを認めざるをえなかった。「お前」と彼はふたたび河に呼びかけた。「どこ行った」河は彼の叫びを受けとめたまま黙々と流れていく。だがその銀色の沈黙には、ある力があった。河は今日まであまたの人間の死を包みながら、それを次の世に運んだように 川原の岩に腰かけた男の人生の声も運んでいった。――本文より
日本変革のヴィジョン―民間政治改革大綱
1993.06.04発売
日本変革のヴィジョン―民間政治改革大綱
著:民間政治臨調(政治改革推進協議会),装丁:川上 成夫
歴史的転換期の日本を誰がどう主導するか。日本の危機とは日本政治の危機である。なぜ今までの改革はうまくいかないのか。政治とは権力闘争だという視点を欠いてはいないか。新たな政治家像を築きあげる。
ギリシア・ロ-マの盛衰 古典古代の市民たち
1993.06.04発売
ギリシア・ロ-マの盛衰 古典古代の市民たち
著:村川 堅太郎,著:長谷川 博隆,著:高橋 秀
講談社学術文庫
2千年以上も昔の地中海世界に、民主政や共和政が成立し、香り高い文化が花開いたのはなぜか。その担い手となったのは、ギリシアやローマの都市国家に生れた平等な土地所有者たる古代市民だった。しかし、空前の大帝国を誇ったローマにも、大土地所有制の普及と市民の経済的衰退、独立精神の喪失等により滅亡の時が訪れる。現代の市民社会にも多大な示唆に富む古代文明の栄光と暗転を描いた力作。
産業主義を越えて
1993.06.04発売
産業主義を越えて
著:正村 公宏,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
私たちの20世紀近代文明は、産業主義・民主主義・国民国家の三大原理の上に立つ。しかし、産業主義の対価としての環境問題、民主的福祉社会の高コスト、国民国家主義に必然の破壊的ナショナリズム、といま世界中で《冷戦以後》の深刻な問題が噴出している。目前に迫った21世紀は、流血と飢餓に明け暮れる暗黒の時代ではないのか?人類焦眉の難題に立ち向かうための、新しい政治経済学の試み。
未知の次元 呪術師ドン・ファンとの対話
1993.06.04発売
未知の次元 呪術師ドン・ファンとの対話
著:カルロス・カスタネダ,訳:名谷 一郎,監:青木 保,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
若き人類学者カスタネダは幻覚植物の秘密を探るうちに北メキシコのヤキ・インディアンの呪術師ドン・ファンに出会い、現代文明とは別次元の〈非日常的現実〉についての教えに触れた。彼は文明人としての誇りを捨てて呪術師の弟子となる。トナール(言葉によって示すことができる世界)に対するナワール(日常性や理性をはるかに超えた世界)とは一体何か。呪術と信仰の本質を追究する実践哲学の書。
茂吉秀歌『赤光』百首
1993.06.04発売
茂吉秀歌『赤光』百首
著:塚本 邦雄,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
──従来の茂吉自身の「写生」の説に随順し、ひいては弟子、一門の徒としてひたすら鑽仰する「解説」も1つのタイプではあるが、これは一応さておき、私は別の角度から茂吉の歌を照射し、その秘密に肉薄したかつた。それはそのまま短歌を含めた日本の詩歌のあるべき姿を求め探ることであり、滅びてはならぬ美の典型を記念する道にも繋がらう。『赤光』鑑賞はその試みの第一歩である。(著者・跋より)
父を売る子・心象風景
1993.06.03発売
父を売る子・心象風景
著:牧野 信一
講談社文芸文庫
「父を売る子」他、肉親を仮借なく批判した《私小説》を執筆、一族の血の宿命からの脱却をギリシャ的神話世界に求めた異色の作家牧野信一。処女作「爪」を島崎藤村に激賞され、空想と現実の狭間で苦悩し自死した先駆的夭折作家の代表作「爪」「熱海へ」「スプリングコート」「父の百カ日前後」「村のストア派」「酒盗人」「泉岳寺附近」「裸虫抄」「淡雪」「熱海線私語」および表題作、計12篇を収録。