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菜の花さくら
1992.02.06発売
菜の花さくら
著:阪田 寛夫,装丁:中島 かほる,装画:野田 正明
文芸(単行本)
肉親への愛と「私」の青春を描いた短篇集。敗戦直後、中野白鷺の春は菜の花一色だった。その風景の変遷と自身の青春を重ね合わせて描いた表題作。他に癌に冒された兄の金婚の祝いを描いた作品など6篇収録
ウルトラマンぎんはがしゲ-ムえほん
1992.02.05発売
ウルトラマンぎんはがしゲ-ムえほん
編:講談社,絵:岡崎 甫雄,絵:中村 まこと,絵:渡辺 正美
講談社の絵本
淮南子の思想 老荘的世界
1992.02.05発売
淮南子の思想 老荘的世界
著:金谷 治
講談社学術文庫
漢の武帝の頃、淮南の地を治めた淮南王のもとには大勢の学士食客が集まり、数多くの著作を残した。2000年後の今日に伝わる『淮南子』がそれである。その内容は複雑多様、諸子百家から戦国的自由思想の伝統、また、処世や政治、天文や神話伝説まで集合されている。全体の基調は老荘的なものに貫かれその百科全書的な性格が人々をひきつけてきた。混迷の世を生きる現代人に贈る必読の人世哲学の書。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 芸術と生涯
1992.02.05発売
レオナルド・ダ・ヴィンチ 芸術と生涯
著:田中 英道
講談社学術文庫
万能の天才、ルネサンスの巨匠。思いつく最高の讃辞とともにその生涯と芸術について余す所なく研究し尽くされたかに見えたレオナルド。人類史に聳える至高の作品群を全く新しい眼で見つめ直し、絵の中に秘められていた驚くべき暗号(メッセージ)を解読、レオナルド芸術の最大の謎を明らかにする。《二重人物像》とは何か。《モナリザ》とは誰か。イタリア語に訳され欧米でも大きな反響を呼んだ東洋の俊秀の画期的論考。
原典による生命科学入門
1992.02.05発売
原典による生命科学入門
著:木村 陽二郎,その他:蟹江 征治,装丁:志賀 紀子
講談社学術文庫
生命とは何か。その科学思想の発展を追う。アリストテレス、ダーウィン、クリック、ワトソン等、古代ギリシアから現代のノーベル賞科学者まで、彼らの主要著書を紹介しながら、生命科学探究の足跡を辿る。
藤原定家 拾遺愚草抄出義解
1992.02.05発売
藤原定家 拾遺愚草抄出義解
著:安東 次男,その他:蟹江 征治,装丁:菊地 薫
講談社学術文庫
鋭い鑑賞力で定家の全体像を捉えた名歌評釈古来難解とされてきた天才的歌人定家の厖大な和歌から八十首を選び,注釈がおのずと伝記を包摂する独自の方法で義解をほどこす.余人の追随を許さぬ白眉の定家論
日本のルネッサンス人
1992.02.04発売
日本のルネッサンス人
著:花田 清輝
講談社文芸文庫
永徳「洛中洛外図」や光悦“鷹が峯”をめぐる様々な流説等を媒介にして、中世から近代への転形期を美事生き抜いた、日本のルネッサンス人に、転形期特有の“普遍性”を発見し、誰よりも激しく現在を、更に未来を生きる“原点”を追求する花田清輝の豊かな歴史感覚、国際感覚、秀抜なレトリック。若き日の「復興期の精神」を成熟させた批評精神の凱旋!
電子あり
鯨の死滅する日
1992.02.04発売
鯨の死滅する日
著:大江 健三郎
講談社文芸文庫
《滅びるにしても、いわば抵抗しつつ滅びるのでなければならず、終末観的な想像力の発揮のうちにこそ、人間の最終の希望はあらわれるのである。》との甦りへの願い。戦後、22歳で作家となり、今36歳となった著者は1970年の時代状況と文学に対し真摯な発言を続ける。己れの文学の軌跡15年を“総括”し、新たな再生を期した3部作「全エッセイ集」の最終巻。文芸文庫版定本。
落花・蜃気楼・霊薬十二神丹
1992.02.04発売
落花・蜃気楼・霊薬十二神丹
著:石川 淳
講談社文芸文庫
闊達自在、卓抜典雅な文章で貫ぬかれた揺るぎない批評眼、飛翔する想像力。世相を鋭く風刺し、幻想的世界と現実とが交錯する石川文学中期作品群7篇。──かつて東北の鄙びた温泉場で、俄に腹痛におそわれた〈わたし〉が、土地に伝わる丸薬でそれを治した話に始まる「霊薬十二神丹」ほか、「落花」「近松」「今はむかし」「蜃気楼」「かくしごと」「狐の生肝」を収録。
電子あり
白鳥の歌・貝の音
1992.02.04発売
白鳥の歌・貝の音
著:井伏 鱒二,装丁:菊地 信義
講談社文芸文庫
女形の旅役者の悲哀をチェーホフの同名の戯曲の哀愁に重ね、二日酔の「私」の気分を巧みに描く「白鳥の歌」。近視の武士の苦衷を、武張った信玄、謙信の姿とともに描く、哀しくもおかしい「貝の音」。ほかに「下足番」「開墾村の与作」など。殉死の弊風、封建の桎梏、人間の嗜好・執着、浮世の儚さ――人の世の悲喜劇への、常に変らぬ確かな眼差と限りない愛情が醸す、井伏鱒二の豊穣の世界。追随を許さぬ精妙な文体の名作集。 女形の旅役者の悲哀をチェーホフの同名の戯曲の哀愁に重ね、二日酔の“私”の気分を巧みに描く「白鳥の歌」。近視の武士の苦衷を、武張った信玄、謙信の姿とともに描く哀しくもおかしい「貝の音」。「下足番」「開墾村の与作」等。殉死の弊風、封建の桎梏、人間の嗜好・執着、浮世の儚さ──人の世の悲喜劇への常に変らぬ確かな眼差と限りない愛情が醸す、井伏鱒二の豊穣の世界。
電子あり
銀行VS証券 腐敗の構造と新展開
1992.02.04発売
銀行VS証券 腐敗の構造と新展開
著:生方 幸夫,装丁:河合 良之
講談社文庫
金融スキャンダルは、その病巣を取り除くことなく幕となった。バブル経済の崩壊で、行政・大企業・金融が一体となった「もたれあい構造」が露呈した。大蔵省との癒着関係など、馴れ合い資本主義を脱却しない限り、金融市場の健全化はやってこない。信用破綻を招いた現在、すさまじい生き残り競争が始まった。警告の書! ……病根が残された金融スキャンダルの幕切れで、もはや通用しなくなった日本的ル-ル。大蔵省を解体しなければ金融界の一人立ちはできない!
電子あり
幽鬼の鯱
1992.02.04発売
幽鬼の鯱
著:西村 寿行,装丁:岸 顯樹郎,装画:金森 達
講談社文庫
殺し獣の大群を操るデビル一族と仙石文蔵軍団の地球滅亡をかけた最後の死闘! ーー殺し熊が牙をむく。殺し狼が吠える。犬や猫までも、反乱を起した。北海道全域を、パニックが襲う。動物たちが突如、人間を殺戮し始めた。再び世界征服を狙うデビル一族が、死のウイルスを放ち、仙石文蔵ら四人組に挑戦状を叩きつけてきた。「最強の敵」復活に、スーパーヒーロー・仙石軍団は、時空を超えた死闘へ向かう。
電子あり
地球時代の「会社の常識」
1992.02.04発売
地球時代の「会社の常識」
著:霍見 芳浩,装丁:安彦 勝彦
講談社文庫
日本の常識は世界の非常識だとわきまえよ.国際化の第一歩は,価値観,趣味,味覚と人種,宗教を超えた交友関係の多様化である.地球時代の経営の呼吸も同じである.企業も人も世界の常識を身につけるとき
「手法革命」の時代
1992.02.04発売
「手法革命」の時代
著:内橋 克人,装丁:菅谷 貞雄
講談社文庫
脱常識の異次元手法で成功した企業をルポ! ーー技術といえば、とかく製造工程の改革・改良、そしてTQCなどの次元に目がいく。しかし、今や、既成概念の否定、脱常識、異次元発想が必要だ! 1のものを100にしてしまう、この「手法革命」にとりくんだ、ミノルタ、松下電器、東芝、アサヒビールなど、創造型企業の現場を訪ね、実例を具体的にルポする。
電子あり
トヨタと日産 自動車王国の暗闇
1992.02.04発売
トヨタと日産 自動車王国の暗闇
著:鎌田 慧,装丁:田村 義也
講談社文庫
繁栄の翳りが見える自動車産業の裏側を探る! ーートヨタと日産で何が起きていたのか? 地域をもまきこみ、現場で進められた生産性向上運動は、さまざまな歪みを生み出し、ついには日米自動車戦争まで引きおこした。問題は山積したまま、人員削減だけは急ピッチで進む絶望工場の暗部に光をあてる。繁栄の翳(かげ)りが見える自動車産業の最先端を克明に追うルポ。
電子あり
情報は人にあり
1992.02.04発売
情報は人にあり
著:佐高 信,装丁:山岸 義明
講談社文庫
錯綜する社会の中で、いかに深い真実の情報を得るか。何気ない会話から核心の事実をつかみだしたり、複数の話が貴重な情報にまとまるのも、出会いのすばらしさだ。そこには生き生きとした手応えのたしかな、第一次情報がある。情報は人にあり! 人に会おう! 人との出会いが生む豊かな情報こそ宝なり!
電子あり
屈託なく生きる
1992.02.04発売
屈託なく生きる
著:城山 三郎,装丁:岸 顯樹郎
講談社文庫
長島茂雄、岡本綾子らスポーツ選手、武田豊、盛田昭夫氏ら経営者、加藤紘一、平松守彦、渡辺美智雄氏ら政治家と、各分野で爽やかに活躍している人たちに、生き方の秘訣をインタビュー。天性型、テーマ設定型、気合い一生型などタイプ別に分析して、超一流人間の知恵をあなたに伝授いたします。 長島茂雄、岡本綾子らスポーツ選手、武田豊、盛田昭夫氏ら経営者、加藤紘一、平松守彦、渡辺美智雄氏ら政治家と各分野で爽やかに活躍している人たちに、生き方の秘訣をインタビュー。天性型、テーマ設定型、気合い一生型などタイプ別に分析して、超一流人間の知恵をあなたに伝授いたします。
電子あり
同時代を撃つ(3)情報ウオッチング
1992.02.04発売
同時代を撃つ(3)情報ウオッチング
著:立花 隆
講談社文庫
激変する東ヨーロッパとソ連。世界が新しい時代に向かって脱皮を続けているときに、この国にはそのような動きがまるで見られず、逆に退行現象が目立つようである。日本はいま、歴史的に最も大きな繁栄を享受しているが、どうもこの繁栄はあまり長続きしそうもない。歴史の大転換期に何が問われているか? 新視点で歴史的大転換期をむかえた世界をえぐる名著!
電子あり
小説十八史略(二)
1992.02.04発売
小説十八史略(二)
著:陳 舜臣
講談社文庫
始皇帝死後、陳勝、呉広の乱に端を発し、中国大陸はふたたび戦乱の渦にまきこまれた。項羽、劉邦の相次ぐ挙兵。大秦帝国は、もろくも滅んだ。そして劉邦と項羽の争いは、劉邦に凱歌があがる。漢の誕生である。文帝、景帝につづいて即位した武帝は、漢に黄金時代をもたらす。時代を動かす英雄たちの足跡。<全6巻>
電子あり
窓辺の猫
1992.02.04発売
窓辺の猫
著:原田 康子,装丁:菊地 信義,装画:村上 豊
講談社文庫
長い人生を彩った愛しきものたちへの挽歌。30年余の歳月を北国の風土の中で共に暮らした犬や猫たち……デベソのシャム、花火の音が苦手のコリ-、ボケで長生したチロ……彼らへの愛情を自分史に重ね描く長編。
電子あり