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2024.11.20発売
代表作でわかる浮世絵BOX
講談社ARTピース
浮世絵は、江戸時代に江戸を中心として生まれた美術で、いまも世界中で高い人気を誇ります。その著名な絵師55人について、代表作を中心に紹介し、コンパクトに解説しました。絶対に知っておきたい浮世絵絵師と、その代表作が、まるわかりの一冊です。
■本書で紹介する浮世絵絵師
○前期
菱川師宣、鳥居清信、鳥居清倍、懐月堂安度、宮川長春、奥村政信、西村重長、石川豊信、鳥居清満
○中期
鈴木春信、歌川豊春、礒田湖龍斎、一筆斎文調、鳥居清長、北尾重政、北尾政演、窪俊満、鍬形恵斎、勝川春章、東洲斎写楽、歌川豊国、歌川豊広、歌川国政、喜多川歌麿、鳥文斎栄之
○後期
葛飾北斎、葛飾応為、昇亭北寿、歌川国虎、菊川英山、溪斎英泉、歌川国貞、歌川広重、歌川国芳、歌川芳艶、歌泡芳藤、歌川芳虎、歌川芳員、歌川貞秀、歌川広景、
○近代
月岡芳年、落合芳幾、河鍋暁斎、豊原国周、三代歌川広重、楊洲周延、水野年方、小林清親、井上安治、小倉柳村、小原古邨(祥邨)、橋口五葉、川瀬巴水、伊東深水、吉田博
■本書で紹介するおもな絵師の代表作
菱川師宣『見返り美人図』
菱川師宣『衝立のかげ』
奥村政信『足袋の紐』
鈴木春信『夜の梅』
喜多川歌麿『歌撰恋之部 物思恋』
葛飾北斎『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』
歌川広重『名所江戸百景 亀戸梅屋舗』
歌川国芳『猫と遊ぶ娘 団扇絵判錦絵』
月岡芳年『大日本名将鑑 神武天皇』
川瀬巴水『東京十二題 こま形河岸』
■コラム
春信のドラマ性
出版プロデューサー・蔦屋重三郎
寛政三美人と浮世絵
■執筆
赤木美智、日野原健司、渡邉晃(太田記念美術館)

2024.11.20発売
箱庭クロニクル
文芸(単行本)
『嘘つき姫』で鮮烈デビュー、2作目『海岸通り』で芥川賞候補。
ファンタジックな世界観と異国情緒ただよう文体で読者を魅了する、2024年最大の新人が、文芸界に風穴を開ける。
次世代の「本物」を探すみなさま、この「才能」を、見つけてください。
~~~~~~
手のひらのミクロコスモス。地獄の口に何度でも出くわす人生、でも私だけの天国に続く糸も確かに光り、ここにある。この物語の中に。
ーー 一穂ミチ
とびきり美しい物語群の中に暗さや裏切りがあって、人間の光と影を同時に見せてくる…才能って“これ”のことね!?
ーー佐伯ポインティ
孤立と連帯のあわいを揺れる不器用な人間の心。その迷宮の出口は、意外なところに開いている。
ーー千街晶之
注目作家の変幻自在っぷりが炸裂。一編一編異なる魂を持つ、驚異的な短編集。
ーー瀧井朝世
坂崎さんの紡ぐ、宝石箱がきらめくような言葉づかいに、もう、夢中です!!!
ーー三宅香帆
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★収録作品★
「ベルを鳴らして」(日本推理作家協会賞短編部門受賞作)
そこにひとつの戯画がある。家一軒ほどの大きさのタイプライターだ。
「イン・ザ・ヘブン」
地獄はどこにでもある。内とか外とか関係ない。
「名前をつけてやる」
これは「バッグ・クロージャ―」これは「ランチャーム」これは「ポイ」
「あしながおばさん」
拝啓 盛夏の候、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
「あたたかくもやわらかくもないそれ」
ゾンビは治る。マツモトキヨシに薬が売ってる。
「渦とコリオリ」
水流は左に渦を巻いている。
邦文タイピストの少女がついた歴史を変える嘘や、禁書運動家の母親を持つ少女の始祖サンドで繋がれた絆、流行り病「ゾンビ」で親友を亡くした女性の不思議な一晩etc.
人生ベストの一編が、ここに。

2024.11.20発売
山の学校 キツネのとしょいいん
としょいいんは、かし出しカードについているバーコードを、ピッとよみとります。
ある日キツネの子が、その、ことりの声みたいな「ピッ」をやってみたいとやってきて……
山のふもとの全校生徒18人のえのき小学校のししょのかえでさんと子どもたちとキツネのリン君の心温まるお話。
高橋和枝さんのかわいい挿絵がすべての見開きに入っています。
*小学校初級から(1年生からひとりで読める)
<レビューから>
・とってもステキでかわいらしいお話。窓から耳だけ、手だけだしている絵のたくみさ、そしてちゃんと手足をふいてもらって中に入るところの丁寧さ、子どもたち、先生たちの心豊かさにしびれました! 最後の流れに大満足。高橋さんのイラストの素晴らしさといったら!
・絵本から童話に移行する子どもたちにとってもオススメ。図書館を使う子どもたちが「わかる! わかる!」と情景を浮かべられる内容。
・読み聞かせをしてあげたい本に出会う事ができた。
・心が温かくなる。かえでさんのように優しい司書になりたい。
・この秋、図書館の人気をひとり占めしそう。各館1冊では争奪戦必至ですね。
・読みやすい分量ながら、続きはどうなるんだろう? と思わせる展開。読書の入り口に立った小学生の子に、絵本から本格的な活字のよみものへの橋渡しとして手渡したくなる。この本が多くの子の読書の扉を開いてくれますように。
・図書委員になりたい子の中には、結構な割合で「ピッ」てしたいのが理由…という子が居ますよ。このキツネちゃんはピッの音が小鳥に似ているからなんて! そんな事、考えたことなかったよ。
・図書館の魅力が存分に。みんな図書館に行きたくなるだろうなと思う。
・子どもたちとリンくんが再会したとき、それぞれの図書館で勉強したことを教え合えることが出来たらとても楽しい時間になるでしょう。
・小学校低学年に。読みやすくて、本や図書室にも親しみがもてる良書。大人が読んでも癒されます。続編もあるといいな。
・司書さんも、図書委員の子もかわいくステキ。優しい気持ちにしてくれる。
・穏やかで温かさに満ちていて素敵。絵もかわいく癒された。短い中にも出会いと別れがあって、でもこれからも仲良しで続いていくんだなと思わせる。
・あるべき姿に戻っていくところがよかった。
・やさしさとあたたかさが絵柄にも文章にも。ただかわいい、やさしい気持ちになる、というだけではなく、豊かなつながりが絆を生み、いい循環を生み出していくことを教えてくれる。

2024.11.20発売
なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか? 夫婦関係を改善する「伝え方」教室
講談社+α新書
無自覚に、ついやってしまっていませんか?
熟年離婚アラート! 4万件のトラブルを解決してきた離婚カウンセラーが説く実践的ノウハウ!
・ムカつかせないLINEの書き方
・相手をイラつかせる30ワードの「言い換えリスト」
・長続きするカップルの「KISSの法則」
・愛される人がやっている「5Sの法則」
・必須なのはこの「7つのコミュニケーション」
目次より抜粋
・「15分に一度ジュースを飲みに来る夫」が許せない
・「食洗器の音がうるさい」で離婚
・大事なLINEは必ず「下書きする」
・「妻がユーチューブを見てヨガ」で離婚相談
・「ヘッドホン持って帰るね」で夫が激怒
・「アジフライが食べたい」で不倫した夫
・「旦那デスノート」も役に立つ理由
・「前置き」するだけで大違い
・絶対に言ってはいけない一言
・「言ってくれればやったのに」は言わないほうがいい
・「いまやろうと思ってた」は余計
・無関心がにじみ出ている「好きにすれば」
・「そっちこそやってないよね」でバトル不可避

2024.11.19発売
昭和&平成の国産絶版車 珠玉の名車試乗&レポート
ベストカー本誌で連載中の「絶版車劇場」を1冊にまとめたのが本書。“ケンメリ”&“ハコスカ”スカイラインGT-R、いすゞ117クーペ、初代NSXタイプR、初代サバンナRX-7など、今では走行可能な個体を見つけることがなかなか難しくなってきている昭和と平成の時代を駆け抜けた貴重な国産絶版モデルが勢揃い! しかもすべての車種に実際に試乗してインプレッションをお届け! 国産絶版車の永久保存本です

2024.11.19発売
桜の下で君と 特攻隊の真実を伝えるお笑い芸人の物語
"お笑い芸人のアップダウン・竹森巧がライフワークとして取り組む「戦争の悲劇を伝える活動」。より多くの人たち、特に若年層に「戦争や特攻隊の悲劇」を伝えるために、竹森はあえてお笑いの要素もふんだんに交えた二人芝居「桜の下で君と」を制作した。「戦争の悲劇をお笑いで描くだと?」。周囲からは当然のように反対された。しかし、竹森は諦めなかった。舞台「桜の下で君と」の出演は竹森と相方の阿部浩貴の二人のみ。お笑いはもちろん、定評のある歌唱力も存分に駆使して、かたいテーマながらも飽きのこない内容に仕上がり、中高生や20~30代の社会を中心に支持を広げていった。現在は二人の出身地の北海道の学校や公民館を中心に上演を行っているが、北海道以外の地方都市からも公演の依頼が舞い込むようになった。
2025年には終戦80年を迎える日本。一見、平和に包まれているように感じるが、海外ではロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ侵攻など戦争の悲劇は繰り返されている。
この戦争の悲劇を他人事ではなく、「自分事」として感じるためには、まずは自国の歴史を客観的に捉える必要があることは、誰しもが感じていることだ。
本書では、舞台「桜の下で君と」が生まれる過程を本人の証言で綴っていく。そこには、お笑い芸人の枠にとどまらず、「戦争の悲劇を一人でも多くの日本人に知ってほしい」という竹森の真摯な男の姿があったのだ。"

2024.11.18発売
小説 ブルーロック 9
テレビアニメも大人気!サッカー漫画の金字塔、待望のノベライズ!!
ついに幕を開けた青い監獄とU-20日本代表との大一番!代表の主将・愛空を中心とした鉄壁の守備が潔たちの前に立ちはだかる。青い監獄のストライカーたちはいままでにない超連動で敵のゴールに襲いかかるが・・・・・・。ピッチを支配する天才・糸師冴の異次元のゲームメイクに士道の攻撃力が加わり、ゲームはさらに白熱!時代を創るのは、どっちだ――!!
<小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>

2024.11.18発売
しかけえほん いないいないばあっ! なかみは なあに?
Eテレの人気番組「いないいないばあっ!」のワンワンたちとえほんで遊ぼう! 「ワンワン、なに もってるの?」しかけを開くと、ワンワンがバッグのなかみを見せてくれるよ。
めくってばあっ!あそびが楽しめる、小さいお子さんが大好きなしかけ絵本です。

2024.11.18発売
ウルトラ怪獣 おたけび&ボイス 大図鑑
ウルトラマンシリーズの人気怪獣を掲載! 二次元コードをスマートホンで読み取ることで、怪獣の雄叫びや宇宙人の声を聞くことができます。※講談社児童書公式サイト「コクリコCLUB」への無料の会員登録が必要です。
声が聞けるヒーローと怪獣
ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオ、ウルトラマン80、ウルトラマンティガ、ウルトラマンガイア(V2)、ウルトラマンオーブ オーブオリジン、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンジード プリミティブ、ウルトラマンゼットオリジナル、ウルトラマンブレーザー、ウルトラマンアーク
バルタン星人、アントラー、ゴモラ、チャンドラー、ピグモン、レッドキング、ジャミラ、ザラブ星人、メフィラス星人、ダダ、ゼットン、エレキング、キングジョー、ウインダム、ミクラス、アギラ、アーストロン、グドン、ツインテール、ヤメタランス、巨大ヤプール、ベロクロン、ヒッポリト星人、バードン、モットクレロン、ノーバ、ザンドリアス、ノイズラー、メルバ、ゴルザ、ガゾート、ガンQ、ベムスター、ファイブキング、ジャグラス ジャグラー、ギャラクトロン、ギャラクトロンMK2、ホオリンガ、ウルトラマンベリアル、ゲネガーグ、セブンガー(※怪獣ではなく特空機として紹介)、タガヌラー、リヴィジラ

2024.11.17発売
コムドットひゅうがファースト写真集 雅
写真集・画集
コムドットの圧倒的ムードメーカーとして人気のひゅうが、初ソロ写真集が発売決定!
約6ヶ月間のストイックな身体作りを経て、過去最強の肉体で撮影に臨んだ、初めての香港。
その男気溢れる言動とポジティブな思考、豪快な笑いでいつも周囲を明るく照らす人柄が一番の魅力ながら、今回はそれに加えて目標や夢のためにひたむきに努力を重ねられる、まさに有言実行、漢の中の漢であることを、全ての写真で見事に証明しました。
ファンのみなさんはもちろんのこと、全ての毎日を一生懸命生きる人々に手にとっていただきたい1冊に仕上がりました。
漢・25歳、渡辺彪雅の力強い姿をぜひご覧ください。

2024.11.15発売
神様のサイコロ
講談社文庫
「これ、絶対バズるって!!」
チャンネル登録数に伸び悩む音楽系配信者の赤城が手に入れたのは、どんな願いも叶えるという魔術人形「ブアウ」。
かつての配信仲間4人を集め、儀式を始めようとするも、謎の女性が現れ――。
予測不能な命がけの生配信を生き残るのは、誰だ?
和田雅成
曽野舜太、前嶋 曜、櫻井圭登、寺坂頼我
監督/脚本/原作 飯田譲治

2024.11.15発売
京都四条 月岡サヨの板前茶屋
講談社文庫
〈ドラマ化『鴨川食堂』の人気作家がおくる、幕末京都時代小説〉
作家・「下鴨茶寮」主人 小山薫堂氏推薦!
粋を尽くした絶品料理と京の町に息づく人情。ああ、私もこんな茶屋に通いたい。
―岡崎琢磨氏(作家・シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」)
料理を作る目的はひとえに相手の心を豊かにするため。
料理屋そして京都文化を知り尽くした著者だから描けるハンナリ、
ほっこりの京情緒溢れる文章の中で、そんな一番大事なことを教えられました。
―森川裕之氏( 板前割烹「浜作」三代主人)
風情漂う京都の町と京ことばとお料理、そして十二支巡り。これぞ京都人の小説です。
―中澤めぐみ氏(「大垣書店京都本店」店長)
あらすじ)
駆け出しの落語家・桂飯朝の小噺のネタ元は、京都のとある古本屋でみつけた幕末のころの日記。
『小鍋茶屋の大福帳』と題された帳面には、若女将・月岡サヨの小料理屋での出来事が絵入りで
わかりやすく描かれている。おもてなしの成就を願い妙見菩薩へのお参りを欠かさない信心深いサヨの、
今宵のお客は幕末明治に名を馳せたあのお方。サヨは幸運で手に入れたレシピ本〈豆腐百珍〉から
とっておきの豆腐料理を披露し、お客と料理人が直に対面するカウンター式のお店にも驚かれる。
しかしお客の最後の一言は、サヨにとっては意外に手厳しいものだった。
麟太郎、小五郎、楳太郎、リョウさん……「お忍び」で茶屋に通う、あの志士や女たちの意外な横顔。
落語の小噺をまくらに、幕末の京都でひっそり繁盛した小料理屋をめぐるペーソスあふれる感動の時代小説。
(シリーズ第1作『京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋』は講談社文庫から発売中)

2024.11.15発売
浜村渚の計算ノート 11さつめ エッシャーランドでだまし絵を
講談社文庫
球場が数学テロ集団『黒い三角定規』にジャックされた! 黒い三角定規捜査班と浜村渚たちは、無理やり「リアル野球盤」をプレイする羽目に。もちろん、それはただの野球盤ではない。得点は数式によって導き出されるのだ――「log10.ルース・アーロンゲーム」
その他、浜村さんが大活躍の全4編を収録!講談社文庫書下ろし。

2024.11.15発売
誰かがこの町で
講談社文庫
江戸川乱歩賞作家が「地域の同調圧力」をテーマに描いた衝撃作。
ゾクゾクが止まらない、読む前には戻れないミステリー!
高級住宅街の恐ろしい秘密。住民たちが隠し続けてきた驚愕の真実とは?
人もうらやむ瀟洒な住宅街。その裏側は、忖度と同調圧力が渦巻いていた。
やがて誰も理由を知らない村八分が行われ、誰も指示していない犯罪が起きる。
外界から隔絶された町で、19年前に何が起きたのか。
いま日本中のあらゆる町で起きているかもしれない惨劇の根源を追うサスペンス!

2024.11.15発売
うたかたモザイク
講談社文庫
甘くてスパイシーで苦くてしょっぱい、人生の味わいを詰めこんだ17の物語。どんな人にも、どんな日々にも、凸凹や濃淡、裏表はかならずあるから、そんな欠片を集めたこの本のなかに、自分に寄り添う物語がきっとある。文庫化に際し「魔法少女ミラクルミルキー」「大阪の叔父さん」「前夜」「ムーンライダー」を収録。
sweet / spicy / bitter / salty / tasty
第171回直木賞受賞作『ツミデミック』で話題の著者、
一穂ミチの色とりどりの欠片をちりばめた、味わい豊かな作品集
あなたの思いや生きかたが
きらめき、翳(かげ)り、
揺らいで、にじむ。

2024.11.15発売
星占い的思考
講談社文庫
占いは社会的に「アリか、ナシか」?
答えは、そう、「ナシ」である。
世の中的には「ナシだけどある」ままならない現実に
真面目で正しい人たちが向き合うために
「星占い」の手法が役に立つ!?
古今東西の文学作品を手がかりとして、人生を深く洞察し、
自己責任の考え方から解き放つ。
120万部超のベストセラー「12星座シリーズ」著者の言葉が
「私」と向き合う機会をくれる、
占い×文学、ここにしかない哲学的エッセイ。
著書売上げ累計520万部!
文学書から思考を深め、迷いや不安を解きほぐす。

2024.11.15発売
聖刻 警視庁総合支援課0
講談社文庫
シリーズ累計100万部突破!!
ヒロイン柿谷晶は、なぜ捜査一課を離れ「支援課」にやって来たのか。
ファン必読のエピソード0!
大物司会者の息子が元恋人を殺害したと出頭。捜査一課の柿谷晶が取り調べに臨むが、被疑者は動機について口を閉ざし、その家族はネットでの誹謗中傷に悩まされる。自らの苦い記憶が甦る中、晶は犯罪被害者支援課の村野らと捜査を続けるが、事態は最悪の方向に向かっていた。
加害者と被害者の狭間で苦悩する女性刑事を描く傑作サスペンス。「総合支援課」誕生の物語!

2024.11.15発売
バッド・コップ・スクワッド
講談社文庫
「私のいる場所が正義だなんて誰が言った」
5人の刑事の最低な1日の、最悪な選択。
「彼は法を破ってでも、君を救ってくれるのか?」
違法捜査 昇任試験 監察官室 追跡 6億3000万円 小心者 人質家族 逃走経路 管理官 埼玉県警武南警察署 警視庁捜査一課特殊犯捜査……
正義と悪の狭間を行く5人の刑事の行き着く先は……!?
誰も見たことのない、衝撃の警察小説誕生!

2024.11.15発売
ルーティーンズ
講談社文庫
「長嶋さんの書く日常って素晴らしくしみじみ良いなあと思う」犬山紙子(解説より)
「コロナ以後、宙ぶらりんになったままの願いや欲望を、本書が慰めてくれた気がした」綿矢りさ
「不要不急の言葉で、僕の生活も止まった。この本を読んで、あの時期のごたついてた気持ちをひとつ整理してもらえた」藤井 隆
「伝えたい気持ちと、見つけたなにかを言葉にしていくことが、一日一日を支えてくれる」柴崎友香
夫の「俺」、妻の「私」、2歳の娘。
あの年。あの日々。思いが交錯し形をなす傑作小説。
緊急事態宣言で2歳の娘の通う保育園が休園になった。
マスクが店先から消え、プールもドラム教室も休みになり、ありとあらゆるものが静止したコロナ下でも、子どもの成長は止まらない。
作家の夫「俺」と、漫画家の妻「私」は、手分けして育児をしながら非常時の日常(ルーティーンズ)を歩きはじめる。
かけがえのない家族小説。

2024.11.15発売
最終列車
講談社文庫
平成(コロナ以前)の思考とは何か
鉄道の本質とは何か
鉄道を愛する政治学者による、思索の到達点/出発点
原武史さんは鉄道をひとつの場として考え、近代日本史のなかに置いてその歴史や現状をとらえてゆく。鉄道を通してその背後にある歴史を見てゆく。(略) 車両から一歩外に出て、鉄道を取り巻く場、環境をとらえてゆく。開かれた鉄道本である。(川本三郎「解説」より)
平成の時代から令和の現在に至り、鉄道という交通手段の本質はいかに変質したのか。
新幹線が増え、ローカル線が衰退する。
豪華列車が登場し、地方で廃線が増える。
そして、コロナ禍が人間どうしの距離を引き離し、鉄道の公共性は失われてゆく。
日本近現代史における「鉄道」の意味を問う愛惜の鉄道文化論。