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ベルクソン
ベルクソン

事象そのものに向かい、具体的な事象の屈曲にそっていく方法を特徴とするベルクソンの哲学。本書は第1部でベルクソンの生涯と思想を概観し、第2部では、「ベルクソン自身によるベルクソン」というスタイルでベルクソン自身の言葉のみによる『物質と記憶』『創造的進化』などの4大主著を紹介し、更に第3部でベルクソンの他領域への広がりも言及した。現代思想界の巨人ベルクソンの実像に迫る好著。
目次
1 ベルクソンの生涯と思想
1.修学時代
2.高等中学校の教師時代
1.時代の思潮とベルクソン
2.〈持続〉の発見
3.精神と身体の関係
3.コレージュ・ド・フランスの教授時代
1.人はなぜ笑うか
2.生命の躍動
3.社会的活動
4.晩年
1.閉じられたものと開かれたもの
2.哲学の方法
3.1つの生の終り
2 ベルクソンの主著
0.ベルクソンを読む
1.『意識に直接与えられているものについての試論――――時間と自由』
2.『物質と記憶』
3.『創造的進化』
4.『道徳と宗教の2源泉』
3 生けるベルクソン
1.生きられる時間と生きられる空間
2.生命の進化と宇宙の進化
書誌情報
紙版
発売日
1991年05月07日
ISBN
9784061589711
判型
A6
価格
定価:1,375円(本体1,250円)
通巻番号
971
ページ数
429ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
装丁: 蟹江 征治(カニエ セイジ)