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エロスの世界像
エロスノセカイゾウ
- 著: 竹田 青嗣

世界をエロス的に経験された秩序と捉える〈エロス的世界像〉の観点は、ニーチェのプラトニズム批判に始まり、フッサール、ハイデガー、バタイユへと受け継がれた。著者はそこにこそ、実存としての人間存在が生と世界を了解するための原理を見出すことができると説く。
目次
・序 エロス的体験と世界
・認識論的ディスクール
・近代的“心身二元論”
・エロス論的ディスクール
・「死」の不安の意味
・原初的エロス
・ロマン的世界の成立
・「世界」の結晶作用
・自我
・恋愛 ほか
書誌情報
紙版
発売日
1997年03月10日
ISBN
9784061592728
判型
A6
価格
定価:902円(本体820円)
通巻番号
1272
ページ数
264ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
’93年11月、三省堂より刊行