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日本の中の朝鮮文化(4)紀伊・伊賀・伊勢・志摩
ニホンノナカノチョウセンブンカ4キイ・イガ・イセ・シマ

黒潮に洗われる紀伊・伊勢を舞台に、波にのって渡来した古代朝鮮文化の跡を探る。「木の国」=紀伊の先住氏族を高句麗にたどり、伊勢神宮の舞楽に新羅の“楽の音”を聴きとる。著者の筆はますます冴える。これまでの「記紀」史観による日本古代史を、実証的踏査でくつがえす、衝撃の第4巻。乞う愛読!
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目次
まえがき
紀 伊
日前・国懸神宮と紀氏
風土記の丘にて
大谷古墳の馬冑
伊太祁曾から隅田八幡へ
酒造の神をたずねて
土器と「吾祖高志」
牟婁・阿須賀・熊野
伊 賀
まずは伊賀流忍術
服部・呉服・呉織
敢国から荒木へ
高麗織とカラコト
伊 勢・志 摩
白木・鶏足・瀬織津
四日市の銅鐸
伊賀留我と古曾
猪名部を行く
一身田から安濃へ
白山と金鶏伝説
丹生の水銀座
白木から伊雑宮へ
菅島のしろんご祭
玉城の布留の御魂
韓神山をたずねる
伊勢神宮について
舞楽と祝詞
文庫版への補足
ふたたび紀氏のこと
徴古館・朝鮮式山城
書誌情報
紙版
発売日
1984年06月08日
ISBN
9784061832350
判型
A6
価格
定価:576円(本体524円)
ページ数
275ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2001年07月13日
JDCN
0618323500100011000A
著者紹介
著: 金 達寿(キム タルス)
装丁: 市川 英夫(イチカワ)