鴨居玲　死を見つめる男

３０年前に鬼籍の人となった画家、鴨居玲。そのデビューから死までの素顔を知り尽くす画商が、作品はもちろん、その裏に秘められた生き様、苦悩まで、すべてを語りつくす一冊です。恋人が撮った写真、直筆の手紙、描きなぐりのデッサン……昭和の破天荒な画家・鴨居玲の「生きた証」。

書誌情報

紙版

• 発売日: 2015年05月15日
• ISBN: 9784062195065
• 判型: A5
• 価格: 定価：1,760円（本体1,600円）
• ページ数: 208ページ

著者紹介

著： 長谷川　智恵子（ハセガワ　チエコ）

株式会社日動画廊代表取締役副社長。1944年、東京都に生まれる。結婚のため、聖心女子大学を中退。フランス政府より、1979年アール・エ・レトュル・シュヴァイエ勲章、1995年レジオン・ドヌール・シュヴァリエ勲章を受章。1994年から2008年まで日本洋画商協同組合理事長を務める。2009年にはレジオン・ドヌール・オフィシエ勲章を受章。 著書には『絵画の見方・選び方』（PHP研究所）、『ヨーロッパ美術館めぐり』（昭文社）、『女だから、女だてらに』『C夫人肖像画』『気品磨き』『「美」の巨匠たち』（講談社）などがある。