藤城清治の旅する影絵 日本

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藤城清治の旅する影絵 日本

フジシロセイジノタビスルカゲエニッポン

だれにも真似できない光と影の芸術作品で、老若男女を問わず絶大な人気をほこる藤城清治。詩情豊かな幻想的な作風で定評を得る一方、日本各地を精力的に訪ね歩き、リアリティあふれる作品を次々と創り上げています。本書は、そんな藤城清治の旅の中で生み出された、日本全国150点以上の作品をはじめて一堂に集めた、これまでにない画集。10年ぶりに制作した広島原爆ドームの影絵や、自身の戦争体験に向き合った九十九里の最新作も掲載。
旅心を誘う影絵とともに、味わい深い街々へのエッセイなども収録。また、初回限定で、この画集のために藤城清治が制作した切り絵を、精細なレーザーカットで再現したものを付属。
91歳を迎えた今も、ますます盛んな藤城清治の創作欲と情熱が、画集全体からあふれ出します。

収録作品一部:影絵「札幌時計台」「大曲の花火」」「三春の滝桜」「陸前高田の奇跡の一本松」「昭憲皇太后を偲ぶ」「銀座いろはかるた」「佐渡の能舞台」「東尋坊と恐竜」「清水寺」「日本一大阪人パノラマ」「若草山焼き」「広島赤十字病院の曲がった窓枠」「足摺岬と椿のトンネル」「博多祇園山笠」「五島列島」「軍艦島」「熊本城」「高千穂峡 真名井の滝」

縦28cm×横30cm オールカラー235p 化粧函入り


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書誌情報

紙版

発売日

2015年11月12日

ISBN

9784062196147

判型

A判6取

価格

定価:15,400円(本体14,000円)

ページ数

236ページ

著者紹介

著: 藤城 清治(フジシロ セイジ)

1924年東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部卒。12歳から油絵を始め、独立美術協会展、新制作派展に入選。名編集者の花森安治に認められ、雑誌「暮しの手帖」に影絵を連載。また影絵劇団・木馬座の上演、展覧会の開催など多彩な活動を続ける。1983年には『銀河鉄道の夜』(講談社)で、BIB金のりんご賞を受賞。2014年、『画本 風の又三郎』(講談社)に対して第24回宮沢賢治賞受賞。紫綬褒章、勲四等旭日小綬章など多数の受賞、受勲歴がある。絵本に『ぷっちんとちゃっぷん -ふうせんりょこう-』(文:舟崎克彦)『ぶどう酒びんのふしぎな旅』(原作:アンデルセン、訳:町田仁)『絵本 マボロシの鳥』(原作・文:太田光)『セロ弾きのゴーシュ』『風の又三郎』(ともに原作:宮沢賢治 以上すべて講談社)がある。

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