闘牛 スペイン生の芸術

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闘牛 スペイン生の芸術

トウギュウスペインセイノゲイジュツ

講談社選書メチエ

白昼、美しき恐怖の儀式が執り行われる。悠久の時空を超えて今生きる高貴な牡牛(トロ・ブラーボ)に、対峙する光の衣装の闘牛士(マタドール)……。牛の恐れを勇猛さに、闘牛士の恐れを勇気に変えることが、感動(エモシオン)を湧きおこす。民衆が磨き上げ、あらゆる芸術の源泉となった太陽と死の祝祭の魅力を語りつくす。

【目次】
はじめに
第一章 闘牛への誘い
1 コリーダ・デ・トロス
2 レホネーオとフェスティバル
第二章 美しきものの誕生
1 トロ・ブラボーの起源
2 神話の入江
第三章 聖壇と王座と民衆と
1 騎馬と徒歩の闘牛
2 牛の背にのった啓蒙主義
第四章 ゴヤの世界から世紀末へ
1 〈闘牛の人〉列伝
2 タンクレード主義
第五章 栄光と憂愁のマタドール
1 ホセリートとベルモンテ
2 内戦の下で
3 新時代の幕開け
第六章 巨匠の眼
1 危険な夏
2 サンチェス・メヒーアスを悼む詩
3 ゲルニカ
第七章 金と絹と太陽
1 『血と砂』の周辺
2 女と牡牛
3 砂場に立つ
第八章 闘牛・不可思議なるもの
1 パシオンとエモシオン
2 牛祭りは今、そしてスペイン人

参考文献
あとがき
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに
第一章 闘牛への誘い
1 コリーダ・デ・トロス
2 レホネーオとフェスティバル
第二章 美しきものの誕生
1 トロ・ブラボーの起源
2 神話の入江
第三章 聖壇と王座と民衆と
1 騎馬と徒歩の闘牛
2 牛の背にのった啓蒙主義
第四章 ゴヤの世界から世紀末へ
1 〈闘牛の人〉列伝
2 タンクレード主義
第五章 栄光と憂愁のマタドール
1 ホセリートとベルモンテ
2 内戦の下で
3 新時代の幕開け
第六章 巨匠の眼
1 危険な夏
2 サンチェス・メヒーアスを悼む詩
3 ゲルニカ
第七章 金と絹と太陽
1 『血と砂』の周辺
2 女と牡牛
3 砂場に立つ
第八章 闘牛・不可思議なるもの
1 パシオンとエモシオン
2 牛祭りは今、そしてスペイン人

参考文献
あとがき
索引

書誌情報

紙版

発売日

1996年08月09日

ISBN

9784062580830

判型

四六

価格

定価:1,708円(本体1,553円)

通巻番号

83

ページ数

318ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 有本 紀明(アリモト トシアキ)

1940年生まれ。ナバーラ大学文学部ロマンス語学科博士課程修了(文学博士)。中京大学教養部教授。専攻はスペイン文学。 著書に『スベイン・聖と俗』(NHKブックス)、訳書に『スペイン文学史』(共訳・白水社)、『パスクアル・ドゥアルテの家族』『ラ・アルカリアへの旅』『ラサリーリョ・デ・トルメス』(講談社)などがある。

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