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唐から見た遣唐使 混血児たちの大唐帝国
トウカラミタケントウシコンケツジタチノダイトウテイコク
- 著: 王 勇

世界帝都・長安。この100万都市をめざした遣唐使5000人は、唐朝から礼節と容姿を称賛される。科挙に合格、唐高官となった阿倍仲麻呂、周囲に才能を嫉妬された吉備真備ほかのエリート。唐との架け橋となった彼らとその子たちを通し、古代300年にわたる日中交流の実態を描き出す。
【目次】
序章 遣唐使の時代
第一章 長安を闊歩した若者たち
1 異国のロマンス
2 阿倍仲麻呂の青春
3 還俗の僧たち
第二章 時代の幸運児
1 玄宗の寵を受けた弁正親子
2 万葉の歌人・羽栗吉麻呂
3 天翔ける翼
4 黒い瞳の喜娘
第三章 混血児哀話
1 吉備真備の落胤
2 古代名匠異聞
結びに 文化施設への憧れ
注
あとがき
索引
- 前巻
- 次巻
目次
序章 遣唐使の時代
第一章 長安を闊歩した若者たち
1 異国のロマンス
2 阿倍仲麻呂の青春
3 還俗の僧たち
第二章 時代の幸運児
1 玄宗の寵を受けた弁正親子
2 万葉の歌人・羽栗吉麻呂
3 天翔ける翼
4 黒い瞳の喜娘
第三章 混血児哀話
1 吉備真備の落胤
2 古代名匠異聞
結びに 文化施設への憧れ
注
あとがき
索引
書誌情報
紙版
発売日
1998年03月10日
ISBN
9784062581257
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
125
ページ数
268ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
著: 王 勇(オウ ユウ)
1956年、中国浙江省生まれ。北京日本学研究センター大学院卒業後、国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、浙江大学文化研究所所長。 専門は、古代中日文化交渉史。 日本語の著書として『聖徳太子時空超越』、『天台の流伝』(共著)などがある。
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