
マイページに作品情報をお届け!
安倍晴明の一千年 「晴明現象」を読む
アベノセイメイノイッセンネン
- 著: 田中 貴子

老人? 狐の子? 美貌の貴公子?
1000年にわたる変貌の軌跡
わずかな史実から、いかにしてスーパーヒーローは生まれたか。
『今昔物語集』の説話から説経節の「狐の子伝説」まで、また歌舞伎から現代の伝奇小説・マンガの美貌の貴公子まで、刻々と変貌する「晴明現象」に託された人々の心性を探る。
【目次】
少し長いプロローグ 「せーめーさん」詣
第1章 それは『帝都物語』から始まった
第2章 院政期における「晴明現象」
第3章 近世初期の晴明――狐の母の物語
第4章 平安京は「四神相応の地」か
第5章 時代のなかの晴明
第6章 晴明の「敵役」たち
第7章 近代・現代文学における晴明イメージの変転
エピローグ
あとがき
参考文献
索引
- 前巻
- 次巻
目次
少し長いプロローグ 「せーめーさん」詣
第1章 それは『帝都物語』から始まった
第2章 院政期における「晴明現象」
第3章 近世初期の晴明――狐の母の物語
第4章 平安京は「四神相応の地」か
第5章 時代のなかの晴明
第6章 晴明の「敵役」たち
第7章 近代・現代文学における晴明イメージの変転
エピローグ
あとがき
参考文献
索引
書誌情報
紙版
発売日
2003年11月12日
ISBN
9784062582841
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
284
ページ数
210ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1960年京都生まれ。広島大学大学院博士課程修了。甲南大学教授。専門は中世国文学、仏教説話。 主な著書に『中世幻妖―近代人が憧れた時代』『あやかし考─不思議の中世へ』『日本〈聖女〉論序説』がある。
関連シリーズ
-
論語と将軍 徳川将軍15人と江戸時代を創った帝王学
-
江戸の情報力
-
「白村江」以後
-
唐から見た遣唐使
-
江戸の市場経済
-
江戸が東京になった日
-
江戸武士の日常生活
-
京都の闇 本当は怖い「平安京」観光案内
-
明徳の乱 将軍・足利義満と山名一族の最終戦争
-
頼朝の精神史
-
徳川海上権力論
-
大仏再建
-
戦国城下町の考古学
-
「鎖国」の比較文明論
-
戦国史の新論点 平成・令和の新研究から何がわかったか?
-
戦国大名の家中抗争 父子・兄弟・一族・家臣はなぜ争うのか?
-
楠木正成・正行・正儀 南北朝三代の戦い
-
仇討ちはいかに禁止されたか? 「日本最後の仇討ち」の実像
-
世界史の中の戦国大名
-
戦国日本の生態系
-
室町社会の騒擾と秩序
-
ペリー日本遠征随行記
-
北条時宗と安達泰盛
-
南北朝の動乱 主要合戦全録
-
戦国期の室町幕府
-
異端戦国史の最高傑作・完全復刻! 信長殺し、光秀ではない
-
源氏の血脈 武家の棟梁への道
-
平安京の下級官人
-
倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史
-
平安王朝
-
恋する平安京 コミック&小説を楽しむビジュアルガイド
-
『篤姫』と島津・徳川の五百年 日本でいちばん長く成功した二つの家の物語
-
下剋上
-
徳政令 中世の法と慣習
-
日本の修史と史学 歴史書の歴史
-
病が語る日本史
-
武士の町 大坂
-
危ない日本史
-
南朝全史 大覚寺統から後南朝へ
-
英雄伝説の日本史
-
タテ割り日本史
-
戦国時代
-
院政 天皇と上皇の日本史
-
喧嘩両成敗の誕生
-
近代日本の中国観
-
戦乱と民衆
-
島原の乱
-
日露近代史
-
鎖国前夜ラプソディ
-
享徳の乱
-
「日本」国号の由来と歴史
-
大東亜共栄圏
-
ベルギー大使の見た戦前日本
-
戦国大名論
-
満蒙 日露中の「最前線」
-
ある豪農一家の近代
-
相良総三とその同志
-
最暗黒の東京
-
平泉 北方王国の夢
-
原敬 外交と政治の理想
-
万葉びとの宴
-
城を攻める 城を守る
-
室町幕府論
-
名門大学入試問題で知る「反」日本史
-
物語日本史
-
藩史物語
-
日本史の考え方
-
忠臣蔵まで 「喧嘩」から見た日本人
-
時代考証家に学ぶ時代劇の裏側
-
子供に自慢できる 日本史話のネタ帳
-
近江から日本史を読み直す