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鎖国前夜ラプソディ 惺窩と家康の「日本の大航海時代」
サコクゼンヤラプソディセイカトイエヤスノニホンノダイコウカイジダイ
- 著: 上垣外 憲一

朝鮮出兵を経て成し遂げられた徳川の天下統一。そんな、日本をはじめとする諸国が平和を希求し、新たな国家形成と国際関係をさぐる時代に現出した「日本の大航海時代」。東アジアのみならず東南アジアをも舞台に交錯する人びとの理想、理念、思想、そして政治と欲望。戦乱と「鎖国」のはざまに二つの精神の邂逅がもたらした、自由と寛容さを追求する時代の実像を大胆に描き出す。
【目次】
はじめに
第一章 定家の末裔
第二章 海外留学の夢
第三章 文禄・慶長の役
第四章 薩摩、明国、ルソン
第五章 惺窩の理想、家康の権謀
おわりに
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目次
はじめに
第一章 定家の末裔
第二章 海外留学の夢
第三章 文禄・慶長の役
第四章 薩摩、明国、ルソン
第五章 惺窩の理想、家康の権謀
おわりに
書誌情報
紙版
発売日
2018年02月11日
ISBN
9784062586726
判型
四六
価格
定価:1,815円(本体1,650円)
通巻番号
669
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2018年02月23日
JDCN
06A0000000000014275B
著者紹介
1948年生まれ。東京大学教養学科ドイツ分科卒業、同大学院人文科学比較文学比較文化課程修了。東京大学学術博士。国際日本文化研究センター教授、帝塚山学院大学文学部教授、同副学長、大手前大学教授等を経て、現在は大妻女子大学比較文化学部教授。専攻は比較文学・比較文化。著書に『倭人と韓人』『雨森芳洲』『文禄・慶長の役』、『日本文化交流小史』『勝海舟と幕末外交』『花と山水の文化誌』『聖徳太子と鉄の王朝』『空海と霊界めぐり伝説』『古代日本 謎の四世紀』『ハイブリッド日本』などのほか、共編著多数。
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