佐治敬三と開高健 最強のふたり〈上〉

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佐治敬三と開高健 最強のふたり〈上〉

サジケイゾウトカイコウタケシサイキョウノフタリジョウ

講談社+α文庫

ひとりは勝算なき「ビール事業」に挑み、もう一人はベトナム戦争の最前線に身を投じる。生産量世界一のウイスキーをつくったサントリー佐治と無頼派作家開高の不思議な友情がかなえた、巨大な夢


真の経営者とはなにか。真の小説家とはなにか。そしてほんとうの友情とはなにか――300万人の命が失われ、焦土と化した日本が奇跡の復興へとむかう、高度成長期、やんちゃな経営者と作家が友情で結ばれ、たぐいまれなタッグを組んで、次々とヒットを飛ばす。サントリーがまだ寿屋と呼ばれていた時代、貧困のどん底から開高健を拾い上げ、活躍の場を与えたのが、世界一のウイスキーをつくった男・佐治敬三であった。
開高は佐治を必要としたが、佐治もまた開高を必要とした。やがて二人は経営者と社員という枠を超えた友情で結ばれていく。


目次

序 章
第一章 ふたつの戦争
第二章 佐治家 養子の謎
佐治敬三家系図
第三章 寿屋宣伝部とトリスバーの時代

書誌情報

紙版

発売日

2017年10月20日

ISBN

9784062817301

判型

A6

価格

定価:869円(本体790円)

通巻番号

ページ数

328ページ

シリーズ

講談社+α文庫

電子版

発売日

2017年10月27日

JDCN

06A0000000000008486S

初出

本書は『マグナカルタ』(ヴィレッジブックス)に連載された「最後の大旦那 佐治敬三 “ごっつおもろい生き方”してみんかい!」を加筆修正し、小社から2015年に刊行された作品を文庫化したものです。

著者紹介

著: 北 康利(キタ ヤストシ)

昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ、東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家としてみずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞・累計47万部)、『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』、『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』(以上講談社) 、『陰徳を積む 銀行王・安田善次郎伝』(新潮社)、『西郷隆盛 命もいらず 名もいらず』(WAC)、『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』(PHP研究所)などがある。

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