近代日本の中国観 石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで

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近代日本の中国観 石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで

キンダイニホンノチュウゴクカンイシバシタンザンナイトウコナンカラタニガワミチオマデ

講談社選書メチエ

日本は、つねに中国を意識してきた。とくに、明治維新以後、中国研究はきわめて深く、幅広いものとなり、東洋史という歴史分野を生み出した。、「日本人の中国観」の形成と変遷を跡づけると同時に、日中関係を考え直す契機となるのが本書である。石橋湛山の「小日本主義」とはなんだったのか。巨人・内藤湖南の「唐宋変革論」とは? 宮崎市定や谷川道雄など、数多くの論者の中国論にふれ、その歴史を読み直す。


日本は、つねに中国を意識しながら歴史を歩んできたが、とくに、明治維新以後、近代日本となって以来、中国研究はきわめて深く、幅広いものとなり、東洋史という歴史分野を生み出した。
では、明治以降、戦後に至るまでに、日本人はどのように中国を研究し、考えてきたのか。
歴史に名を残す学者たちの研究をあらためて読み直し、「日本人の中国観」の形成と変遷を跡づける。
それはまた、日中関係を考え直す契機にもなるだろう。
石橋湛山の「小日本主義」とはなんだったのか。巨人・内藤湖南の「唐宋変革論」とは? 
宮崎市定や谷川道雄など、数多くの論者の中国論にふれ、その歴史を読み直す。


ⒸTakashi Okamoto

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書誌情報

紙版

発売日

2018年07月12日

ISBN

9784065123522

判型

四六

価格

定価:1,815円(本体1,650円)

通巻番号

679

ページ数

232ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

電子版

発売日

2018年07月10日

JDCN

06A0000000000037343C

著者紹介

著: 岡本 隆司(オカモト タカシ)

1965年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、京都府立大学教授。専攻は、近代アジア史。主な著書に、『近代中国と海関』(名古屋大学出版会、大平正芳記念賞)、『属国と自主のあいだ』(名古屋大学出版会、サントリー学芸賞)、『中国の誕生』(名古屋大学出版会、アジア・太平洋賞特別賞・樫山純三賞)、『世界のなかの日清韓関係史』『中国「反日」の源流』(いずれも講談社選書メチエ)、『李鴻章』『袁世凱』(いずれも岩波新書)、叢書「東アジアの近現代史」第1巻『清朝の興亡と中華のゆくえ』(講談社)など多数。

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