
マイページに作品情報をお届け!
異端戦国史の最高傑作・完全復刻! 信長殺し、光秀ではない
イタンセンゴクシノサイコウケッサクカンゼンフッコクノブナガゴロシミツヒデデハナイ
- 著: 八切 止夫

信長の死をめぐる陰謀説の古典
「天下統一を目前に、家臣である明智光秀に裏切られ、本能寺で非業の最期を遂げる織田信長」。ところが、本能寺が炎に包まれたとき、光秀は本能寺はおろか京都にさえ居なかった。著者は当時の公家の日記「言経卿記」を引いて、光秀が京都にあらわれる前に本能寺は灰塵に帰しており、光秀にはアリバイがあったと断言する。では、信長殺しの真犯人は誰か? 光秀の重臣・斎藤利三の暴走説から、信長の正室・奇蝶の黒幕説、イエズス会による爆破説まで。稀代の歴史作家が本能寺の変の「正史」に真っ向から斬り込んだ、異端の王道「八切史観」を知るための代表的著作。
Tomeo Yagiri
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2022年01月26日
ISBN
9784065267745
判型
新書
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
通巻番号
209
ページ数
496ページ
シリーズ
星海社新書
電子版
発売日
2022年01月25日
JDCN
06A0000000000428185D
初出
本書は『信長殺し光秀ではない』(日本シェル出版、1981年・新装版)を底本として、再編集して出版したものです。
著者紹介
歴史小説家。1914‐1987年。名古屋市生まれ。1939年頃から「新青年」などに冒険小説や推理小説を書き始める。1964年「寸法武者」が第3回小説現代新人賞を受賞。1960年代後半から、歴史小説家として本格的な文筆生活に入る。以後、「八切史観」とよばれる独自の歴史観に基づく膨大な作品を発表。本書の「織田信長を殺したのは光秀ではない」をはじめ、「上杉謙信は女だった」「徳川家康は二人いた」など、従来の「歴史学」では考え得ない大胆な異説の数々は多くの読者を驚かせた。
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
安倍晴明の一千年
-
京都の闇 本当は怖い「平安京」観光案内
-
明徳の乱 将軍・足利義満と山名一族の最終戦争
-
頼朝の精神史
-
徳川海上権力論
-
大仏再建
-
戦国城下町の考古学
-
「鎖国」の比較文明論
-
戦国史の新論点 平成・令和の新研究から何がわかったか?
-
戦国大名の家中抗争 父子・兄弟・一族・家臣はなぜ争うのか?
-
楠木正成・正行・正儀 南北朝三代の戦い
-
仇討ちはいかに禁止されたか? 「日本最後の仇討ち」の実像
-
世界史の中の戦国大名
-
戦国日本の生態系
-
室町社会の騒擾と秩序
-
ペリー日本遠征随行記
-
北条時宗と安達泰盛
-
南北朝の動乱 主要合戦全録
-
戦国期の室町幕府
-
源氏の血脈 武家の棟梁への道
-
平安京の下級官人
-
倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史
-
平安王朝
-
恋する平安京 コミック&小説を楽しむビジュアルガイド
-
『篤姫』と島津・徳川の五百年 日本でいちばん長く成功した二つの家の物語
-
下剋上
-
徳政令 中世の法と慣習
-
日本の修史と史学 歴史書の歴史
-
病が語る日本史
-
武士の町 大坂
-
危ない日本史
-
南朝全史 大覚寺統から後南朝へ
-
英雄伝説の日本史
-
タテ割り日本史
-
戦国時代
-
院政 天皇と上皇の日本史
-
喧嘩両成敗の誕生
-
近代日本の中国観
-
戦乱と民衆
-
島原の乱
-
日露近代史
-
鎖国前夜ラプソディ
-
享徳の乱
-
「日本」国号の由来と歴史
-
大東亜共栄圏
-
ベルギー大使の見た戦前日本
-
戦国大名論
-
満蒙 日露中の「最前線」
-
ある豪農一家の近代
-
相良総三とその同志
-
最暗黒の東京
-
平泉 北方王国の夢
-
原敬 外交と政治の理想
-
万葉びとの宴
-
城を攻める 城を守る
-
室町幕府論
-
名門大学入試問題で知る「反」日本史
-
物語日本史
-
藩史物語
-
日本史の考え方
-
忠臣蔵まで 「喧嘩」から見た日本人
-
時代考証家に学ぶ時代劇の裏側
-
子供に自慢できる 日本史話のネタ帳
-
近江から日本史を読み直す