爆弾になったひいじいちゃん

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爆弾になったひいじいちゃん

バクダンニナッタヒイジイチャン

第二次世界大戦末期の沖縄戦で、「特攻」という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員たち。特攻隊員が二度と帰ることのない決死の出撃に臨んだのは、日本の平和と繁栄が再び甦ることを心から望んだからであったはずです。
戦争を知らない世代となった今の子どもたちへ。知覧飛行場から飛び立ち、平和な日本を願い、自分の時代を命がけで生きた若き隊員たちの思いを胸に、特攻隊の出撃基地で出会った「戦争」と「平和」、そして「人が生きる」という意味を、今こそ考えてみたい。そして、忘れてはならない。熱い著者の思いが溢れる、感動の一冊。


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書誌情報

紙版

発売日

2023年08月02日

ISBN

9784065331026

判型

B5変型

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

36ページ

著者紹介

作: のぶみ(斎藤 信実)(ノブミ(サイトウ ノブミ))

絵本作家。1978年、東京都生まれ。累計61万部を超える『ママがおばけになっちゃった!』シリーズ(講談社)をはじめ、『ぼく、仮面ライダーになる! 』シリーズ(講談社)や、『しんかんくん』シリーズ(あかね書房)、『うんこちゃん』シリーズ(ひかりのくに)など、多数の著書を手掛ける。NHK Eテレ『みいつけた!』では、「おててえほん」コーナーのイラストを担当。フォロワー10万人のInstagramでも作品を日々投稿し、幅広く活動中。近著に『3ぷんでねむくなるえほん』(竹内エリカ 監修)、『きみはすばらしい いまのアリとキリギリス』(武田双雲 共著)、『胎内記憶図鑑』(池川明 共著、監修)、『ぼくのトリセツ』(竹内エリカ 監修)、『神さまのおなら』(武田双雲 共著)、『ご先祖さまからきみへ』『猫、おすしやさんになる』(すべて発行:東京ニュース通信社 発売:講談社)がある。

その他: ホタル館富屋食堂 鳥濱拳大(ホタルカン トミヤショクドウ トリハマケンタ)

ホタル館富屋食堂館長。大東亜戦争末期、軍の指定食堂だったホタル館富屋食堂の女将であった鳥濱トメは「特攻の母」と 呼ばれ、明日飛立つ若者に私財を投じて、食べたいものを提 供し、届かないはずの手紙(遺書)を彼らから直接預かり、家 族のもとへ届け、特攻隊員の最期の思いを叶えていた。これまで、映画や舞台、ドラマや小説など、多くのメディアに取り上げられている。数々の特攻隊員を支えてきたホタル館富屋食堂。ひ孫の拳大はトメの生涯と特攻隊員達の遺品や写真を 織り交ぜ、特攻隊員達の真実を展示している資料館を引き継 ぎ、三代にわたり後世へと思いをつないでいる。

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