食べて、ふかして、飲みほして 味わいぶかき映画たち

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食べて、ふかして、飲みほして 味わいぶかき映画たち

タベテフカシテノミホシテアジワイブカキエイガタチ

【本書の内容】
映画で輝く「嗜好品」たち!
年間1,000本以上、年間映画鑑賞数日本一の映画評論家・野村正昭氏が、煙草や酒、チョコレート、紅茶、コーヒー、サングラスまで、映画を輝かせる「嗜好品」たちを切り口に映画を語る!
映画雑学も満載。宮崎祐治さんのイラストも豊富で目にも楽しい一冊。
巻末には俳優・柄本明さんと著者・野村氏の貴重な対談を特別収録。


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目次

【目次】

まえがき 魅惑の嗜好品たちと映画の世界

1・銀幕に煙を燻らせて たばこ編
「さらば友よ」「シャーロック・ホームズ」「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」「ティファニーで朝食を」「グラン・トリノ」「ナバロンの要塞」「舞踏会の手帖」「カサブランカ」「勝手にしやがれ」「新幹線大爆破」

2・香りに酔いしれる コーヒー・お茶編
「コーヒー&シガレッツ」「日日是好日」「ムッソリーニとお茶を」「駅馬車」「相棒―劇場版―絶体絶命! 42.195km東京ビッグシティマラソン」
「動く標的」

3・食事だって嗜好品 食べ物編
「しあわせのパン」「タンポポ」「焼肉ドラゴン」「フレンチ・コネクション2」「ブレードランナー」「ダーティハリー」「遠雷」「快盗ルビィ」

4・魅力的な酔っ払いたち お酒編
「聖なる酔っぱらいの伝説」「ハングオーバー」シリーズ「お熱いのがお好き」「ナイル殺人事件」「居酒屋兆治」「ソウル・オブ・ワイン」「チーム・ジンバブエのソムリエたち」「シェルブールの雨傘」「ロング・グッドバイ」「風と共に去りぬ」「小早川家の秋」「BAD LANDS バッド・ランズ」「ドランクモンキー・酔拳」「007/ロシアより愛をこめて」

5・Sweetな映画 甘いモノ編
「チャーリーとチョコレート工場」「ノッティングヒルの洋菓子店」「クレイマー、クレイマー」「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」
「E.T.」「ドーナツキング」「マリー・アントワネット」「あん」「パルプ・フィクション」「エデンの東」

6・奥ぶかき嗜好品! その他編
「パリの調香師 しあわせの香りを探して」「灰とダイヤモンド」「見知らぬ乗客」「欲望の翼」「マダム・マロリーと魔法のスパイス」「それから」「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」

巻末特別対談
俳優 柄本明×映画評論家 野村正昭「一番の嗜好品は人間かも!?」

書誌情報

紙版

発売日

2024年04月02日

ISBN

9784065353653

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

272ページ

著者紹介

著: 野村 正昭(ノムラ マサアキ)

映画評論家。1954年、山口県出身。 東映洋画宣伝室で角川映画や、ジャッキー・チェン主演の香港映画などの宣伝に携わったのち、広告代理店勤務を経て、映画評論家に。芸術選奨、キネマ旬報ベストテン、毎日映画コンクールなどの選考委員を務め、ヨコハマ映画祭、湯布院映画祭にも関わる。『曽根中生自伝』『まわり舞台の上で 荒木一郎』(ともに文遊社)、『映画監督 佐藤純彌 映画(シネマ)よ憤怒の河を渉れ』『映画監督はサービス業です。 矢口史靖のヘンテコ映画術』(ともにDU BOOKS)のインタビュアーを務め、著書には『デビュー作の風景』(DU BOOKS)など。 年間鑑賞映画本数1,000本を超え、日本で一番映画を観ている映画評論家。

絵: 宮崎 祐治(ミヤザキ ユウジ)

1955年東京都調布市生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒。在学中から、映画のイラストレーションを『キネマ旬報』や旧・文芸坐などで描く。ディレクターとしてCMの企画・演出、『世界の車窓から』などのテレビ番組の演出をする傍ら、映画のイラストレーターを続ける。2016年日本映画ペンクラブ奨励賞受賞。2019年国立映画アーカイブで展覧会「映画イラストレーター宮崎祐治の仕事」が催された。著書に『東京映画地図』(キネマ旬報社・2016年)『鎌倉映画地図』(鎌倉市川喜多映画記念館・2017年)など。

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