もし ぼくのかみが あおいろ だったら

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もし ぼくのかみが あおいろ だったら

モシボクノカミガアオイロダッタラ

講談社の絵本

日本語・英語の両表記、温かな親子の会話が繰り広げられる絵本。

「ねぇママ、僕の髪が青色だったら、ママ、僕のこと好きだった?」
「それじゃあ、もし僕が半分猫で生まれていたらどうだった? ママって僕のこと好きになった?」
「じゃあね、いつか僕がパパになって、生まれてきた赤ちゃんに障害があったら、僕はどうしたらいい?」

長男、長女、ダウン症のある次女の3人の子育てをする母が
長男との実際のやりとりをもとに制作。
子の真っすぐな問いに、大人は思わず答えに窮してしまう。

病気や障害のある子、そのきょうだい児だけでなく、
子供が自信をなくしたとき、
親は「どんなあなたでもだいすき」と言ってあげたい。

子供の自己肯定感を育むきっかけに。
親子の絆、理解を深めるために。

本書をきっかけに
あなたの大切な人と、愛あふれる交流をされてください。


▼本書「あとがき」より

【絵本が生まれるきっかけとなった長男との出来事のこと】

「~(中略)~だからお母さんは、学校がなんと言おうと、周りがなんと言おうとエイデンくんの最後の砦、いつまでも味方でいてあげてください」。
 そう言ってもらえて、私は初めて自分の立ち位置が明確に理解できたのを覚えています。この先ずっと、私は子供たちの最後の砦でい続けようと思いました。

【絵本に英語訳を付けたガードナー瑞穂の夫ブルースのコメント】

「このお話が好きな理由はunconditional love(無条件の愛)がメッセージであるから、それは世界共通の目には見えないけれどessential(必要不可欠)な一番大切なことだから」


▼報道番組『ウェークアップ』で「動画絵本」が紹介されました

2023年9月30日放送「ウェークアップ」(読売テレビ、日本テレビ系で全国放送)にて
作者家族が特集され、その中で、本書の元となるイラストと文が
番組制作の「動画絵本」として紹介されました。
子育て中の親をはじめ、多くの人々から「感動しました」「涙が止まりません」といった
反響を呼びました。
(※作者が次女まりいちゃんとの日々を綴ったエッセイも2024年3月23日発売)


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書誌情報

紙版

発売日

2024年03月15日

ISBN

9784065353585

判型

A5

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

32ページ

著者紹介

作・絵: ガードナー瑞穂(ガードナーミズホ)

大阪府生まれ。アメリカ人の夫と長男・長女・次女の3児を子育て中の母。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内のフェイスペイントを行う会社にて、夫ブルースと出会う。結婚後、米フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで勤務し、在米中は野良猫の絵の個展を開くなど絵の表現活動を続ける。日本へ帰国後、長男を出産。キャニオンスパイスの人気商品「こどものためのカレールウ。」のパッケージイラストを担当するなど、イラストレーターとして活動する傍ら、英会話講師のエージェントも行っている。2023年9月、自身と長男との会話をもとに描き留めた「もし僕の髪が青色だったら」のイラストと文が、読売テレビの報道番組「ウェークアップ」で動画絵本として紹介される。次女にダウン症があることから、子育てを中心に、障害と向き合う発信をSNS等でしている(※ダウン症がテーマのエッセイが、2024年3月23日発売)。

訳・その他: H.B.Gardner(エイチ ビー ガードナー)

米ウィスコンシン州生まれ。ガードナー瑞穂の夫で、フロリダ州、日本に移り住む。現在は大阪府にある私立小学校で教員として英語と美術を教えている。タロットカード、世界の神話、宗教学、オリエンタルミスティシズムを長年勉強しており、目下日本の密教哲学を勉強中。

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