文芸(単行本)作品一覧

〈世界史〉の哲学 近代篇1 〈主体〉の誕生
〈世界史〉の哲学 近代篇1 〈主体〉の誕生
著:大澤 真幸
文芸(単行本)
資本主義の生育の土壌としては、イスラーム教圏や中華文明のほうが遥かに有利であったように見える。しかし実際に、無限の資本蓄積を求める「主体」が生まれ出たのは「長い16世紀」を経た西洋キリスト教圏からだった! 見えない時間を先取りし、終わってはならない経済「ゲーム」が終わることへの恐怖によって動くシステムはいかにして生まれたのか? プロテスタンティズムの倫理の特異性をあらためて腑分けし、近代が生み出した新たな「人間」存在の本質を解明する。
電子あり
人間であることをやめるな
人間であることをやめるな
著:半藤 一利
文芸(単行本)
いまの日本は「天上大風」、すなわち、ものすごい勢いで荒々しく吹きまくる嵐のまっ只中にある。解決する道はなかなかみつからない。中国がどうの北朝鮮がどうのということではなく、日本国そのものが大転換期、解体しつつある、先行きは不安ばかり、といってもいい。そうした「行き止まり」のときに、日本人は、とくに若い人たちは、どう生きたらいいのか。 そうなんです。明日に光明をもてない、「行き止まり」であればあるほど、物事をきちんと考え、真面目に、自分のなすべきことを困りつつウンウンと唸ってやりつづけながら、君たちは人間であることをやめないで生きなさい、と。 ──ことし1月12日に長逝された半藤一利さんが生涯の最後まで訴え続けたこと。それは「歴史に学べ」ということでした。本書は半藤さんがものした数多くの文章や講演から、そのエッセンスを集約したものです。 明治人のリアリズム、大正期の石橋湛山が示す理想のパワー、昭和天皇の懊悩、そして宮崎駿の投げかける問い。昭和史研究の第一人者が残した軽妙にみえて重い言葉です。
硝子戸のうちそと
硝子戸のうちそと
著:半藤 末利子
文芸(単行本)
 夜中にふと目が覚めた。そんなことはこの夜に限ったことではない。若いころなら枕に頭をつけた途端に寝入って朝まで目覚めないのが当り前のことだった。今はそうはいかない。何度寝返りを打っても睡れないときは睡れない。そういう日は手洗いに行き、睡眠薬を服用してから寝床に戻る。そうして何とか朝方まで寝入る。目覚めた時間が六時、七時だと起きてしまう日もあれば、それから九時、十時までぐっすり睡る日もある。  今夜は私一人である。隣りで寝息をたてたり寝返りを打つ音がまるで聞こえてこない。私は臆病だから私を取り巻く静寂な闇が、私を抑えつけて胸を圧し潰したりしないか、とビクビクしている。  でもその夜は一人きりのわりには、不思議なほどこわくなかった。  もう老人だものなぁ。私がお化けになって人に恐がられる日も間近いのかもしれない。そんなことを考えた。  夫は今朝入院して、今はいないのである。   (中略)  夫が救急車で入院するのもおそらく珍しいことではなくなって、その回数も増えていくであろう。私がその都度うろたえないように、あわてないように、と神様が私に練習の機会を今日は与えて下さったのであろうか。  八十七歳と八十二歳の夫婦には、やがては無に帰する日が来るのであるが、その日が来るまで長く生きていくのは、それほど容易なことではない。試練はまだこれからか。とにかく年を取るということは、避けることができないだけに、大変な大仕事なのである。                                              (「たった一人の夜」より) 年を重ねると同じものが別のように見え、かぎりなく愛しくなってくる。一族の歴史、近所のよしなしごと、仲間たち、そして夫との別れ。漱石の孫である著者によるエッセイ集。
この場所であなたの名前を呼んだ
この場所であなたの名前を呼んだ
著:加藤 千恵
文芸(単行本)
日々、命の重みを実感する場所、NICU(新生児集中治療室)。 看護師、清掃員、臨床心理士、医師……。様々な立場の人が交差するこの場所で、小さな命から、そしてともに闘う両親から教えてもらうこと。 新生児仮死の状態で生まれてきた我が子。自分がもっとしっかり気を付けていれば防げたのではないか。初めての出産で不安な中、「普通に生まれてくる」というのがどれだけ難しいことかを知って――。 「騒がしい場所」 NICUにいる赤ちゃんの中には、両親が面会に来ない子もいる。看護師の佐藤朋子は、そんな光景を自分自身の親子関係と重ねてしまう。看護師として頼られる自分は、果たして我が子にとってどんな母親になれているのか――。 「働く場所」 赤ちゃんが健康に育っていくことも、無事に生まれてくることも、すべてが奇跡。 与えられた人生は、1分1秒でも無駄にできない大切なもの。 当たり前すぎて誰もが忘れてしまいそうなことに、NICUという命の場所に身を置いたことで気付かされた7人の物語。
うかれ十郎兵衛
うかれ十郎兵衛
著:吉森 大祐
文芸(単行本)
蔦重の最高傑作「東洲斎写楽」はなぜ一瞬にして消えたのか? 喜多川歌麿、東洲斎写楽、恋川春町、山東京伝、曲亭馬琴……鋭い閃きと大胆な企てで時代を切り開いた稀代の出版プロデューサー・蔦屋重三郎が世に送り出した戯作者や絵師たち。江戸の精華として誰もが知る彼らの人生の栄光と悲哀を描いた連作短編集。 寛政六年、奢侈禁止令によって客足が遠退き、破綻の危機に瀕した芝居町。立て直しのために芝居小屋「都座」の座主・都伝内が白羽の矢を立てたのは蔦屋重三郎だった。同じく奢侈禁止令の影響でさびれていた吉原遊郭を、無名の絵師だった喜多川歌麿を起用して花魁の錦絵を描かせ、評判を高めて再興した手腕を買われたのだ。苦慮する蔦重は、都伝内が上方から迎えた人気作者・並木五瓶の話を聞き、書見台に散らばる走り書きに目をつける――。 「最後の機会を与えましょう――。もし、あなたが、本気で絵に取り組もうという覚悟と気組があるのならば」 『ぴりりと可楽!』で第三回細谷正充賞を受賞した著者の新作、早くも登場! 
スイッチ 悪意の実験
スイッチ 悪意の実験
著:潮谷 験
文芸(単行本)
夏休み、お金がなくて暇を持て余している大学生達に風変わりなアルバイトが持ちかけられた。スポンサーは売れっ子心理コンサルタント。彼は「純粋な悪」を研究課題にしており、アルバイトは実験の協力だという。集まった大学生達のスマホには、自分達とはなんの関わりもなく幸せに暮らしている家族を破滅させるスイッチのアプリがインストールされる。スイッチ押しても押さなくても1ヵ月後に100万円が手に入り、押すメリットはない。「誰も押すわけがない」皆がそう思っていた。しかし……。
スモールワールズ
スモールワールズ
著:一穂 ミチ
文芸(単行本)
【2022年 本屋大賞ノミネート】 【第165回直木賞候補作】 【第9回静岡書店大賞受賞】 【キノベス!2022 第4位】 最終話に仕掛けられた一話目への伏線。 気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!! 読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々! 「驚きの完成度!」――瀧井朝世さん(『スモールワールズ』公式HP書評より)  「BL界の鬼才恐るべし」――北上次郎さん(日本経済新聞 5月6日書評より) 夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。
掟上今日子の鑑札票
掟上今日子の鑑札票
著:西尾 維新
文芸(単行本)
推理力を奪われた今日子さんのため、相棒・厄介(やくすけ)が奔走! シリーズ最大の敵にどう挑む? タイムリミットミステリー! 「天井に書かれていた文字。あれを書いたのは私だ」 殺人未遂事件の容疑者にされた青年・隠館厄介。 いつも通り忘却探偵・掟上今日子に事件解決を依頼するも、 その最中、今日子さんが狙撃されてしまう。 一命を取り留めた彼女だったが、最速の推理力を喪失する。 犯人を追う厄介の前に現れたのは、忘却探偵の過去を知る人物だった――。
電子あり
ブックキーパー 脳男
ブックキーパー 脳男
著:首藤 瓜於
文芸(単行本)
乱歩賞史上最強のダークヒーローが帰ってきた! 驚異的な知能を持ちながら「心」のない男と、警察庁の華麗なるエリート警視が頭脳対決! 警視庁で開発中の異常犯罪データベースによって遠く離れた場所で相次いだ三件の殺人事件にはすべて拷問の痕があると判明し、続いて愛宕市でも氷室財閥当主が犠牲者に。異常犯罪のエキスパートとして現地に急行した警察庁の若き女性警視・鵜飼縣は茶屋警部を従えて捜査にあたる。一方、同市の鞍掛署は秘かに謎の老人の行方を追っていたが、発見した途端に鈴木一郎=脳男が現れて妨害する。鞍掛署にはまた署をあげての交通事故隠蔽疑惑があり、真相を探ろうとした茶屋のかつての部下が殺される……。 鍵を握る「ブックキーパー」とは何者か? 残虐な連続殺人事件の真相とは? そして神出鬼没の脳男=鈴木一郎が戻ってきた理由とは? 『指し手の顔』から十四年、乱歩賞受賞最大の問題作「脳男」シリーズがさらにパワーアップして登場。総勢六十名以上の人物を見事に描き分け、テンポよく切り替わる場面に目が離せない、エンタメの王道を行く超弩級サスペンス巨編。
クメールの瞳
クメールの瞳
著:斉藤 詠一
文芸(単行本)
クメールの遺物、持ち出してはならぬ――。 爆裂!! 乱歩賞作家、空前絶後のエンタメ力! 日本、フランス、カンボジア――。 世界を股に掛け、時を超えて繰り広げられる、「超ド級」トレジャーハント・ミステリー! ああ、すっかり忘れていた、こういうロマン。 説得力のある「嘘」を書くのが小説家の醍醐味だ。 ――今野 敏 「預けたいものがある」兼業カメラマンの平山北斗が、恩師・樫野教授からの電話を受けて数日後、教授は不審死を遂げた。友人の栗原、教授の娘・夕子と遺品整理をした北斗は、謎の数字が書かれたメッセージと、150年前にフランス人探検家のL・ドラポルトが所持していた骸骨の人形をみつける。これらは一体何を意味するのか? 真実を追う北斗たちを待ち受けていたのは、思いもよらない「秘宝」の争奪戦だった! 『到達不能極』で圧倒的スケールの才能を爆誕させた乱歩賞作家、待望の最新長編!
島田荘司選 日華ミステリーアンソロジー
島田荘司選 日華ミステリーアンソロジー
著:島田 荘司,著:知念 実希人,著:陳 浩基,著:陸 秋槎,著:林 千早,訳:稲村 文吾,著:石黒 順子,著:小野家 由佳
文芸(単行本)
島田荘司、陳浩基、知念実希人、陸秋槎、林千早、石黒順子、小野家由佳の7名の作家によるアンソロジー。翻訳は『ディオゲネス変奏曲』や『元年春之祭』などを手掛けた稲村文吾氏。 台湾の金車・島田荘司推理小説賞の出世頭、陳浩基氏と、日本の福山ミステリー文学新人賞の出世頭、知念実希人氏(略)勢いのある二人の書き下ろし作を獅子のお頭に仕立てて、上り調子の書き手たちの新作や、未発表作(略)、将来有望な才能たちの習作などを後方にしたがわせて、いわば獅子舞を目論んだというところである。(島田荘司氏 前書きより)
電子あり
依存
依存
著:文縞 絵斗,イラスト:Little Thunder
文芸(単行本)
カバーイラストはリトルサンダー氏の描きおろし!! 島田荘司選 第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作!  未婚の母として息子と二人で暮らしていた香奈枝は友人の紹介で、恭一と出会った。高校生の息子・真斗 にも気を遣ってくれる恭一とデートを重ねるたび、心が惹かれる香奈枝。やがてお腹に恭一との子が宿ったことがわかり二人はめでたく結婚する。これからは親子4人で幸せに暮らしていけると思っていた矢先、恭一が何者かに刺殺された。死の直前救急隊員に恭一は「知らない男に刺された」と言っていたが犯行声明から香奈枝は真斗が犯人ではないかと疑いを持つ……。 「達意の文体と、ミステリー畑には貴重な文芸センスの人間描写によって、上手な混乱を殺人のドラマに持ち込んだ、優れた作例である」(島田荘司氏の選評より) 【目次】 ・プロローグ ・第一章 守らなければならないもの ・第二章 早まるな! ・第三章 スクープ ・第四章 贖罪 ・エピローグ
電子あり
文芸ピープル 「好き」を仕事にする人々
文芸ピープル 「好き」を仕事にする人々
著:辛島 デイヴィッド
文芸(単行本)
著名な賞の受賞、ベストセラー……、日本の現代文学が、いま英語圏で注目されているのはなぜか? アメリカ、イギリスの翻訳家、編集者、フェス運営者、装幀のデザイナー、書店など、 本作り&文芸に関わる人々=文芸ピープルを取材し、その声と仕事を伝えるルポ・エッセイ! 日本文学が、ここ数年、次々に英訳され、読者を獲得し、そこからまた世界に広く紹介されている。村田沙耶香『コンビニ人間』などベストセラーも生まれ、昨年は柳美里『JR上野駅公園口』が全米図書賞を受賞するなど、読者が広がり、高い評価を受けている。注目されるのは、若い翻訳家や編集者による紹介、独立系の出版社からの刊行、という新しい動きだ。 いま何が起きているのか? 作品はどのように発見され、翻訳出版されているのか? なぜ女性作家が注目されているのか? 「日本」はいまどのように受け取られているのか? 〈目次〉 1章 英語圏の新世代の翻訳家たちに聞く 2章 新しい「日本文学」を編む編集者たち1ー-『コンビニ人間』が英語圏の読者に届くまで 3章 新しい「日本文学」を編む編集者たち2ー-日本語の原体験と編集の仕事 終章 変化の年
電子あり
男性性の探究
男性性の探究
著:ラファエル・リオジエ,訳:伊達 聖伸
文芸(単行本)
ひとりの男性として自分は何が語れるだろうか? #MeToo運動をきっかけに覚えた、男性としての居心地の悪さ、動揺、そして目覚め。 フランスの哲学者・宗教社会者である著者が、男性支配の構造と、その解体を語る。 リオジエが問題視するのは、女性の身体に向けられる男性の視線である。歴史的・社会的・文化的に培われてきたこの眼差しが、女性を客体化(objectiver)し、もの(objet)として所有すること、資本として蓄積することを可能にしてきた。そのようにして男性優位の構造が形作られてきた。そこに問題の核心がある。(「訳者解説」より)
電子あり
Story for you
Story for you
編:講談社
文芸(単行本)
三分間で心がおどる。物語は、夢のように自由。 ファンタジー、青春、エンタメ、児童文学、歴史・時代小説、BL、純文学、動画、ミステリ、漫画、詩、SF……豪華絢爛62人の著者が描く ワクワク、ドキドキ、ビックリの62編! (著者) 朝倉宏景 浅生鴨 阿部智里 天野純希 石崎洋司 一木けい 一穂ミチ 伊藤理佐 犬塚理人 今村翔吾 海猫沢めろん 大倉崇裕 大崎梢 大沼紀子 大山誠一郎  オカザキ・ヨシヒサ 小野寺史宜 折原みと 柏葉幸子 かすがまる 神津凛子 木下昌輝 鯨井あめ 倉橋燿子 小林深雪 小前亮 最果タヒ 澤田瞳子 支援BIS 篠原美季 白尾悠 須賀しのぶ 砂原浩太朗 高田大介 武川佑 武田綾乃 辻村深月 寺地はるな 中島京子 西尾維新 額賀澪 乗代雄介 浜口倫太郎 はやみねかおる パリュスあや子 伴名練 藤谷治 ぶんけい 前川ほまれ まさきとしか 三津田信三 緑川聖司 宮下恵茉 宮下奈都 宮西真冬 森見登美彦 矢崎存美 矢野隆 矢部嵩 山内マリコ 行成薫 令丈ヒロ子 装丁:名久井直子 装画:junaida 新型コロナウイルスの影響で、これまでのように外にでかけたり、 旅行にいったりすることが難しくなりました。 この本は、そんなコロナ禍の夏休みにwebサイト「tree」に発表された62編の短い物語を 一冊にまとめたものです。 お話の舞台は、通学路や病院の片隅、戦乱の世から異世界までさまざま。 一緒に旅をする仲間も、いつもの友達や動物から、魔女、宇宙人まで多種多様! 読書を愛するすべての方に、日々、物語を楽しんでいただけますように。 物語の力で、読むことで、少しでもみなさんの心が軽くなりますように。 そんな願いを込めて、ジャンルを超えた62名の著者による夢のような物語を、 これからの未来を生きるあなたに贈ります。 ――講談社 編集部一同
愛蔵版 Day to Day
愛蔵版 Day to Day
編:講談社
文芸(単行本)
209組の作家・漫画家が2020年4月以降の日本を記録した物語集、3冊組永久保存版! 限定ポストカード、年表、紹介記事付き! 【小説家】相沢沙呼 青柳碧人 赤川次郎 秋川滝美 秋吉理香子 朱野帰子 朝井まかて 朝井リョウ 朝倉かすみ 浅田次郎 あさのあつこ 麻見和史 芦沢央 我孫子武丸 有川ひろ 有栖川有栖 彩瀬まる 五十嵐律人 石黒正数 伊集院静 市川拓司 五木寛之 井上真偽 井上夢人 内館牧子 宇山佳佑 榎田ユウリ 榎本憲男 大崎梢 尾崎世界観 恩田陸 海堂尊 垣谷美雨 垣根涼介 川越宗一 神林長平 木内一裕 木内昇 北方謙三 京極夏彦 黒澤いづみ ごとうしのぶ 近藤史恵 今野敏 佐藤青南 澤村伊智 塩田武士 志駕晃 重松清 島田荘司 周木律 春原いずみ 瀬名秀明 高岡ミズミ 高橋克彦 竹本健治 田中芳樹 田丸雅智 知念実希人 月村了衛 辻真先 辻村深月 砥上裕將 長岡弘樹 中山七里 凪良ゆう 西尾維新 西村京太郎 似鳥鶏 貫井徳郎 法月綸太郎 原田マハ 早坂吝 林真理子 伴名練 東川篤哉 東野圭吾 東山彰良 蛭田亜紗子 深水黎一郎 椹野道流 真下みこと 真梨幸子 麻耶雄嵩 三秋縋 皆川博子 湊かなえ 宮内悠介 宮城谷昌光 宮澤伊織 森絵都 森博嗣 森村誠一 薬丸岳 友磨碧 夢枕獏 横関大 吉川トリコ 米澤穂信 輪渡颯介 【漫画家】愛内あいる 青木U平 あずまよしお 麻生みこと 雨隠ギド あやめゴン太 蟻子 安堂ミキオ 安野モヨコ 石川聖 意志強ナツ子 泉光 板垣巴留 井上とさず 今井ユウ 岩村月子 海野つなみ 絵津鼓 大瑛ユキオ 大町テラス 丘上あい 岡田淳司 小川悦司 加曽利りあら 嘉村田逸名 カメノヒロ弥 カラスヤサトシ 北道正幸 木下いたる 窪田航 熊倉隆敏 久米田康治 黒田硫黄 桑原太矩 こざき亜衣 コナリミサト さおとめあげは 坂井恵理 白梅ナズナ 白乃雪 しろまんた 慎結 すえのぶけいこ スズキスズヒロ 鈴ノ木ユウ 関口かんこ 芹沢直樹 太陽まりい 高杉桂 高橋愛 田中相 田中圭一 田中基 チッチママ ちばてつや ツジトモ 土田えり 筒井いつき 手名町紗帆 豊田徹也 永田狐子 ナタでココ なつみん ナナトエリ/亀山聡 なもり 二階堂幸 西川丸 西炯子 西園フミコ のまり 晴智 ひうらさとる 東村アキコ ひな姫 日生マユ 姫野ユウマ 弘兼憲史 藤緒あい 藤村緋二 冬川智子 町子 松本ひで吉 真夏日ずる 三ヶ嶋犬太朗 みずしな孝之 皆本形介 みもり むこうやまあつし 村田ひろゆき めごちも 茂木清香 百井一途 森川ジョージ 森もり子/トミムラコタ 櫓刃鉄火 柳内大樹 矢部太郎 山下和美 山田金鉄 山田デイジー 山田ヒツジ 大和アカ ゆうきまさみ ゆうち巳くみ ゆづか正成 柚摩サトル よしもとよしとも ろびこ 和夏弘雨
Day to Day
Day to Day
編:講談社
文芸(単行本)
コロナ禍の奇跡ーー2020年4月1日以降の日本を舞台にした連載企画Day to Day。100人の作家による物語とエッセイが一冊にまとまった、珠玉の1冊! 相沢沙呼 青柳碧人 赤川次郎 秋川滝美 秋吉理香子 朱野帰子 朝井まかて 朝井リョウ 朝倉かすみ 浅田次郎 あさのあつこ 麻見和史 芦沢央 我孫子武丸 有川ひろ 有栖川有栖 彩瀬まる 五十嵐律人 石黒正数 伊集院静 市川拓司 五木寛之 井上真偽 井上夢人 内館牧子 宇山佳佑 榎田ユウリ 榎本憲男 大崎梢 尾崎世界観 恩田陸 海堂尊 垣谷美雨 垣根涼介 川越宗一 神林長平 木内一裕 木内昇 北方謙三 京極夏彦 黒澤いづみ ごとうしのぶ 近藤史恵 今野敏 佐藤青南 澤村伊智 塩田武士 志駕晃 重松清 島田荘司 周木律 春原いずみ 瀬名秀明 高岡ミズミ 高橋克彦 竹本健治 田中芳樹 田丸雅智 知念実希人 月村了衛 辻真先 辻村深月 砥上裕將 長岡弘樹 中山七里 凪良ゆう 西尾維新 西村京太郎 似鳥鶏 貫井徳郎 法月綸太郎 原田マハ 早坂吝 林真理子 伴名練 東川篤哉 東野圭吾 東山彰良 蛭田亜紗子 深水黎一郎 椹野道流 真下みこと 真梨幸子 麻耶雄嵩 三秋縋 皆川博子 湊かなえ 宮内悠介 宮城谷昌光 宮澤伊織 森絵都 森博嗣 森村誠一 薬丸岳 横関大 吉川トリコ 米澤穂信 友麻碧 夢枕獏 輪渡颯介
危機の日本史 近代日本150年を読み解く
危機の日本史 近代日本150年を読み解く
著:佐藤 優,著:富岡 幸一郎
文芸(単行本)
「危機の時代」を生き抜くヒントは歴史に学べ。『こころ』から『ホモ・デウス』まで、ベストセラーで読み解く危機の本質とは? 日本は現在、太平洋戦争後、最大の危機に直面している。同時代に危機から脱する適切なモデルが存在しないことは明白だ。こういうときに各国は、無意識のうちに自らの過去に未来を切り開くモデルを求めるようになる。ドイツの社会哲学者ユルゲン・ハーバーマスの言葉を用いれば、「未来としての過去」だ。 ――佐藤優(「まえがき」より)
電子あり
どの口が愛を語るんだ
どの口が愛を語るんだ
著:東山 彰良
文芸(単行本)
のたうちまわって超えていけ、愛。 『流』の直木賞作家・東山彰良が新たに挑む、自由でボーダレスな短編集! 九州の温泉街、小さな街の団地、ニューヨーク、台北、東京ーー。 残酷さとやさしさが隣り合わせるパッとしない世界 それでも生きていくむきだしの人間たち。 「猿を焼く」 さえない温泉街に引っ越してきた中三のぼく。無軌道な不良とよそ者の少年は、なぜ猿に火をつけたのか? 「イッツ・プリティ・ニューヨーク」 クレイジーな同級生カメと、そのアバズレな姉。欲求に翻弄されるぼくと彼らの団地の日常。 「恋は鳩のように」 同性婚が合法化された日、歓声に沸く群衆の中、アンディは詩人の恋人・地下室に電話をかける。 「無垢と無情」 人間じゃなくなった「やつら」から身を潜めるように、おれは画面の中のミーティングルームを訪れた。
電子あり
古都妖異譚 玉手箱~シール オブ ザ ゴッデス~
古都妖異譚 玉手箱~シール オブ ザ ゴッデス~
著:篠原 美季,イラスト・絵:蓮川 愛
文芸(単行本)
ロンドンのウエストエンドに店を構える骨董店「アルカ」の雇われ店主ユウリ・フォーダムは、骨董品についての知識はド素人ながら、この店にあるいわくつきの品々のためにはなくてはならない存在だ。ある日、店に「金色に輝いた小箱」を探していると英国紳士がやってきた。それはこの店に以前あったもので、どうしても手に入れたいという……。古の街を舞台に新たな冒険がはじまる!