講談社文庫作品一覧

イントル-ダ-ズ(下)
イントル-ダ-ズ(下)
著:スティ-ブン・ク-ンツ,訳:高野 裕美子
講談社文庫
上昇、ランデブー、周波数の切り替え、そして編隊飛行。息つく暇もなく続く生死を賭けた実践訓練。グラフトン大尉の心に宿った疑問は大きく膨らんでいく。戦争は終わったというのに……、もうこんな生活はまっぴらだ。目標を失った戦士にやがて訪れる恐るべき危機。軍事サスペンスの巨匠が放つ第1級スリラー!
イントル-ダ-ズ(上)
イントル-ダ-ズ(上)
著:スティ-ブン・ク-ンツ,訳:高野 裕美子
講談社文庫
長く虚しいベトナムでの戦いは終わった。しばしの休息もつかの間、ちょっとしたトラブルがもとで海兵隊の空母に送りこまれたグラフトン大尉。再びA-6イントルーダーを操り、死と隣りあわせの苛酷な訓練の日々が始まった。やがて、心の中に巻き起こるある疑問。空を翔る戦士グラフトン・シリーズ待望の最新作。
津和野の殺人者
津和野の殺人者
著:中町 信,解説:山前 譲
講談社文庫
事件は、萩・津和野ツアーに参加した花谷有子の弟が、宿泊先のホテル火災に巻きこまれたことに始まる。そしてツアー仲間のOLが、入院中の病室で犯され、墜落死する。犯人を示す血液型は、AとBの二つ。容疑者は、ツアーの4人の男性。その中で真相に気づいた弟が、「五一五五」の謎の言葉を残して、殺された!
電子あり
ステップファザー・ステップ
ステップファザー・ステップ
著:宮部 みゆき
講談社文庫
中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)家庭生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。宮部みゆきがお贈りする、C・ライス『スイート・ホーム殺人事件』にも匹敵する大傑作!
鞆の浦殺人事件
鞆の浦殺人事件
著:内田 康夫
講談社文庫
「鞆の浦へ行きな……」という奇妙な電話をうけた軽井沢の作家・内田康夫は目下都内のホテルにカンヅメ中。囲碁サロンで知りあった間宮老人の声にも似ているが、朝から老人は行方不明だ。不審にかられた作家は旧知の浅見光彦に捜査を依頼するが……。美しい鞆の浦を舞台に、著者自ら登場の旅情ミステリ。
見た!世紀末
見た!世紀末
著:高橋 克彦
講談社文庫
来世はあるのか。魂というのは存在するのか。科学万能の時代の中で私たちの心の中に残る潜在的不安にアプローチする。目前に迫る世紀末の意味とは何か。横尾忠則、糸井重里、杉浦日向子、井沢元彦、おすぎの5人のゲストを迎え、大変な時代を生き抜くための精神のありようを鋭く解析し、深く語り合う対談集。
女王陛下のアルバイト探偵
女王陛下のアルバイト探偵
著:大沢 在昌,解説:井家上 隆幸
講談社文庫
不良中年私立探偵の親父のもとに内閣調査室副室長が持ち込んできた依頼は17歳の王女様の護衛だった。東南アジアの島国ライールの王位を巡る陰謀で命を狙われている王女が来日したのだ。王女を守るアルバイト探偵(アイ)・隆(リュウ)にショットガンが向けられた。けなげに王女をガードする隆クンのピンチ。シリーズ初長篇。
伊勢志摩殺人事件
伊勢志摩殺人事件
著:山村 美紗,解説:郷原 宏
講談社文庫
伊勢志摩に出張すると言ったまま新聞社に勤める恋人が消息を絶った。足どりを辿って志摩へ出かけたテレビレポーター路子はホテルから彼がかけた2本の電話番号を知り、彼の行方を知るらしい黒真珠の似合う謎の貴婦人に会う。消えた恋人を捜す路子に危機が迫る。愛と死が哀しい物語を織りなす本格長篇推理。
鳥取・出雲殺人ル-ト
鳥取・出雲殺人ル-ト
著:西村 京太郎
講談社文庫
鳥取砂丘に出現した神秘の蒼い湖には美女の死体が沈んでいた。発見したアマチュアカメラマンは翌日宍道湖で1人の女と出会う。彼女が名乗ったのは湖で発見された死体の女の名前だった。何故偽名を使ったのか。真相を追ってブルートレイン「出雲」で山陰に向かう十津川警部の前に事件は新たな展開をみせる。
素人庖丁記・海賊の宴会
素人庖丁記・海賊の宴会
著:嵐山 光三郎,解説:清水 義範
講談社文庫
食物へのつきせぬ妄想をめぐらせている時こそ、人生至福の時。食べる快楽、作る快楽、想像する快楽、これ以上の快楽がどこにあろうか! 食に対しての飽くことなき探究心と好奇心、想像力を際限なく駆使して入り込む味覚の迷宮で、雲の料理、キムチの迷路、キノコの誘惑など、名エッセイで繰り広げる嵐山ワールド! 食に対しての飽くことなき探究心、ここに極まれり。 食物へのつきせぬ妄想をめぐらせている時こそ人生至福の時。食べる快楽、作る快楽、想像する快楽、これ以上の快楽がどこにあろうか!食の飽くなき探究心と好奇心、想像力を際限なく駆使して入り込む味覚の迷宮で、雲の料理、キムチの迷路、キノコの誘惑などの名エッセイで繰り広げる嵐山ワールド!
電子あり
眠れぬ夜の殺人
眠れぬ夜の殺人
著:岡嶋 二人,解説:貫井 徳郎
講談社文庫
ちょっとしたイザコザに巻き込まれ、逃げようとして相手の体に触れたとたん、その人は倒れ、打ち所が悪く……。大都会・東京ならではの、そんな殺人事件が連続発生。だが逮捕されなかった加害者には、死者からの脅迫状が届く!動き出したのは、警視庁刑事部のマル秘部外組織。はたして犯人は見つかるか!?
電子あり
絆
著:ロ-レンス・シェイムズ,訳:北沢 あかね
講談社文庫
陽光降りそそぐフロリダ・キーウェストでくつろぐマフィアのドン。老い先短い父に自伝執筆を勧める愛息ジョーイ。やがて、ゴッドファーザーは重い口を開き始める。が、そこに厄介ものの兄が、愛人連れでやってきて、トラブル発生!英国推理作家協会ラスト・ラフ賞に輝く、オフビート感覚の熱血クライム・ノヴェル。
黒猫館の殺人
黒猫館の殺人
著:綾辻 行人
講談社文庫
6つめの「館」への御招待──自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相は。
クラシック名曲案内 ベスト151
クラシック名曲案内 ベスト151
著:柴田 南雄
講談社文庫
聴きつがれてきたクラシックの名曲151を厳選し、作曲の動機や曲の構成、時代背景など、蘊蓄(うんちく)を傾けて語る。高名な作曲家としての活動体験を基礎に、情緒的なガイドを避け、作曲者の意図を音楽史・音楽論の中に正しく位置づけて解明する。クラシック世界の楽しいエピソードも盛りだくさん。CDガイド付き。
電子あり
J-ROCKベスト123 1968~1996
J-ROCKベスト123 1968~1996
著:篠原 章
講談社文庫
日本のロック・ヒストリー。伝説のはっぴいえんどからミスチルまで一挙収録! これだけは聴いておきたい名盤ガイド! ーーロカビリー、GS時代を経て、日本のロックはいかに進化したのか? フォークルの誕生、伝説のバンド・はっぴいえんどからミスチルまで、これだけは聴いておきたい名盤1123アイテムを厳選収録! 細野晴臣インタビュー、サエキけんぞうの〈J-ROCKヒストリー集中講座〉など、日本のロックのすべてがわかる1冊。
電子あり
海峡の暗証
海峡の暗証
著:津村 秀介,解説:山前 譲
講談社文庫
『ぼくのことは忘れて欲しい。海峡には、一人で行く』ーー社長の女婿に決まったエリート社員が、函館への婚前旅行を破棄して失踪した。しかし、男が墜死死体で発見されたのは、九州の福岡。さらに驚くべきことに、死の前日、福島での殺人事件の容疑者に男の名が浮かんだ。錯綜する謎に挑む、ご存じ浦上伸介の活躍。
電子あり
横浜ランドマークタワーの殺人
横浜ランドマークタワーの殺人
著:斎藤 栄,解説:影山 荘一
講談社文庫
鉄道警察隊に勤務する江戸川警部の恋人・小夜香が、何者かによって誘拐された。犯人からの電話で囚われの彼女は、「グッドバイね」という謎の暗号を残す。だが、奇妙なことに突然、彼女は解放された。実はそれが、事件の始まりだったのだ。今度はその誘拐犯がランドマークタワーで殺された……。長編ミステリーの傑作。 鉄道警察隊に勤務する江戸川警部の恋人、小夜香が何者かによって誘拐された。犯人からの電話で囚われの彼女は「グッドバイね」という謎の暗号を残す。だが、奇妙なことに突然彼女は解放された。実はそれが事件の始まりだったのだ。今度はその誘拐犯がランドマークタワーで殺された……。長編ミステリーの傑作。
電子あり
色判官絶句
色判官絶句
著:藤 水名子,解説:縄田 一男
講談社文庫
舞台は中国、明の時代。港町の寧波(ニンポー)に都から色男の判官、柳禎之(りゅうていし)がやってきた。迎えうつのは海の荒くれどもを従え、港を牛耳る若き女傑、高悠環(こうゆうかん)。その美貌とはうらはらに、火竜娘(かりゅうじょう)と呼ばれるほど気性は激しい。そこへ彼女に好意を寄せる呉家の頭(かしら)、鷹訓(ようくん)もからんで……。恋と権力、冒険。痛快無比の中国ロマン。
電子あり
寄せ鍋人物図鑑
寄せ鍋人物図鑑
著:高田 文夫,その他:ナンシ- 関,解説:大川 豊
講談社文庫
天才エンターテイナー高田文夫が、ケシゴム版画名人ナンシー関との最強タッグで贈る「時代を創る36人」とのごった煮交遊録。野球、プロレス、相撲、寄席芸人からバラエティータレントまで、高田文夫だからこそ覗けたスッピンな人物像、そして差し障りのある(!?)ディープなインサイド・ストリートーがわんさか。
新・魔法物語 竜形の少年
新・魔法物語 竜形の少年
著:斎藤 肇,解説:太田 忠司
講談社文庫
世界を救う「光の子」を求めて放浪を続ける戦士リバ 魔導師との運命的決着のときが訪れる! 運命を信じることから、すべては始まった。魔導師が跳梁する遠い昔、奇怪な生き物が蠢く遥かなる地。この世界を救う4人の少年を求めて放浪を続ける戦士リバは、ついに正しき「光の子」に巡り逢うことができるのだろうか。またひとつ、魔法が動き出していた……。傑作ファンタジーノベル書き下ろし長編!