新刊書籍

レーベルで絞り込む

ふふふ
2013.02.08発売
ふふふ
著:井上 ひさし
講談社文庫
苦笑、失笑、嘲笑、哄笑――。世の中、笑い事ではないけれど、ぐるっと見回せばあちこちにつつきどころがあふれんばかり。言葉のもつ面白さ、政治と社会への溜め息、文化が受け継いで来たぬくもり……。シニカルながら温かい、著者ならではの視点が光る! 日々の思いを綴った現代版『徒然草』的エッセイ集。(講談社文庫) 世の中を、嘲いに嗤って笑い倒す当世の『徒然草』 苦笑、失笑、嘲笑、哄笑――。世の中、笑い事ではないけれど、ぐるっと見回せばあちこちにつつきどころがあふれんばかり。言葉のもつ面白さ、政治と社会への溜め息、文化が受け継いで来たぬくもり……。シニカルながら温かい、著者ならではの視点が光る! 日々の思いを綴った現代版『徒然草』的エッセイ集。
電子あり
江戸時代はエコ時代
2013.02.08発売
江戸時代はエコ時代
著:石川 英輔
講談社文庫
世界最大の都市・江戸を擁しながら、ほぼ完全な循環型社会を実現していた、かつての日本。驚異的なエネルギー効率を誇る農工業、民間人がボランティア的に行政参加するスリムな社会システム、季節に応じた知恵溢れる庶民の暮らし……。豊富な図版とともに「究極のエコ社会」江戸を読み解く。(講談社文庫) 江戸の粋に学ぶ、地球と自分に優しい暮らしお金のため方・使い方にみるエコ思想、反贅沢の豊かな生活様式、暑さと寒さをしのぐ知恵…循環型省エネ社会を実現していた江戸時代に今こそ学べ!文庫オリジナル
電子あり
渾沌王 人工憑霊蠱猫
2013.02.08発売
渾沌王 人工憑霊蠱猫
著:化野 燐
講談社文庫
死闘の詳細が克明に語られる 妖怪を巡る学園都市の戦いのすべて。正体不明の龍造寺とは、敵か味方か!? 美袋学園と千文字薬科大学を巻きこんだ妖怪にまつわる戦いは趣を大きく変えて正体不明の男、龍造寺を語り手、そして主人公として綴られてゆく。小夜子たち無鬼派の味方か、未緒たち有鬼派に与する者なのか? また“渾沌王”とはいかなる鬼神か? 怪しすぎる、いい加減男が妖怪伝奇世界を激しくゆさぶる。(講談社文庫) 死闘の詳細が克明に語られる 妖怪を巡る学園都市の戦いのすべて。正体不明の龍造寺とは、敵か味方か!? 巻頭・妄想記述言語新作は「野津霊」 清書・京極夏彦 版画・天野行雄(&カバーイラスト) 美袋学園と千文字薬科大学を巻きこんだ妖怪にまつわる戦いは趣を大きく変えて正体不明の男、龍造寺を語り手、そして主人公として綴られてゆく。小夜子たち無鬼派の味方か、未緒たち有鬼派に与する者なのか? また“渾沌王”とはいかなる鬼神か? 怪しすぎる、いい加減男が妖怪伝奇世界を激しくゆさぶる。
電子あり
白澤 人工憑霊蠱猫
2013.02.08発売
白澤 人工憑霊蠱猫
著:化野 燐
講談社文庫
有鬼派の暴走により始まった、妖怪にまつわる戦いは、穏やかだった美袋学園都市を凄惨な場に変貌させていく。物語は美袋小夜子と白石優の二人から、時実理一と石和百代をめぐるものとして、あらたに語られ、より激しくなっていく。「陰」「陽」のユニークな2部構成で、叙述されていく化野燐の世にも妖しい妖怪奇譚。(講談社文庫) 妖怪と学園は嵐のように…… 化野燐の本格伝奇シリーズ文庫化! 解説・東 雅夫/著者による全面加筆! 巻末番外編「Extra Track.02」 新作妖怪版画&妄想記述言語「奴延(ぬえ)」収録 有鬼派の暴走により始まった、妖怪にまつわる戦いは、穏やかだった美袋学園都市を凄惨な場に変貌させていく。物語は美袋小夜子と白石優の二人から、時実理一と石和百代をめぐるものとして、あらたに語られ、より激しくなっていく。「陰」「陽」のユニークな2部構成で、叙述されていく化野燐の世にも妖しい妖怪奇譚。
電子あり
蠱猫 人工憑霊蠱猫
2013.02.08発売
蠱猫 人工憑霊蠱猫
著:化野 燐
講談社文庫
妖怪を具現化する力を持つ禁断の書、『本草霊恠図譜』。図書館の片隅の古びた土蔵から、美袋小夜子(みなぎさよこ)がこの書を発見したことで、学園都市は戦いの舞台へと変貌する。“蠱猫とは? “有鬼派”とはいかなる者たちか? 穏やかで近代的な学園都市が激しく凄惨で果てない対決の嵐の中に。妖怪伝奇小説登場!! (講談社文庫) 妖怪を具現化する力を持つ禁断の書、『本草霊恠図譜』。図書館の片隅の古びた土蔵から、美袋小夜子(みなぎさよこ)がこの書を発見したことで、学園都市は戦いの舞台へと変貌する。“蠱猫とは?“有鬼派”とはいかなる者たちか?穏やかで近代的な学園都市が激しく凄惨で果てない対決の嵐の中に。妖怪伝奇小説登場!!
電子あり
新装版 猿丸幻視行
2013.02.08発売
新装版 猿丸幻視行
著:井沢 元彦
講談社文庫
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき――百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸大夫が詠んだ歌に秘められた謎。そして“いろは歌”に隠された1000年の暗号とは? 友人の不可解な死に遭遇した、後の民俗学の巨人・折口信夫の若き日の推理が、歴史の深い闇をあぶりだす。江戸川乱歩賞受賞の永遠の傑作! (講談社文庫) ”いろは歌”に隠された千年の秘密とは? 猿丸大夫、百人一首にも登場するこの伝説の歌人の正体は? 友人の死の謎を解き明かす若き日の折口信夫の前に意外な事実が姿を現す。長編伝奇ミステリーの傑作。
電子あり
新装版 ぼくらの時代
2013.02.08発売
新装版 ぼくらの時代
著:栗本 薫
講談社文庫
栗本薫は22歳、某マンモス私大の3年生。アルバイト先のTV局内で発生した女子高生連続殺人事件を、ロック・バンド仲間の信とヤスヒコと解決しようと挑む――。当時の若者たちの感覚や思考を背景に、凝った構成と若々しい文体によって、シラケ世代とミーハー族の心の断面をえぐった江戸川乱歩賞受賞作。(講談社文庫) 1978年第24回江戸川乱歩賞受賞作品!栗本薫は某マンモス私大の3年生。バイト先のKTV局内で発生した女子高生連続殺人事件を、ロック・バンド仲間の信とヤスヒコとで解決しようとするのだが……
電子あり
大江戸開府四百年事情
2013.02.08発売
大江戸開府四百年事情
著:石川 英輔
講談社文庫
265年間――日本史上最長の単一政権を誇る江戸時代に、いかに庶民は暮らしたのか。なぜ江戸は当時の世界最大規模の都市でありえたのか。知られざる豊かな生活と文化、簡潔なる役人組織を、著者が収集した膨大な資料と図版から解説する。開府から400年たった現代だからこそ、江戸に学ぶべきことがある。(講談社文庫) 江戸時代に学び、いまの暮らし再生しよう。江戸幕府開府より四百年――。高速で変化する時代に学ぶべきことこそ、江戸にある。二百六十五年も続いた文化、世界に類を見ない巨大都市の謎に図解付きで迫る。
電子あり
クラインの壺
2013.02.08発売
クラインの壺
著:岡嶋 二人,解説:菅 浩江
講談社文庫
現実も真実も崩れ去る最後で最恐の大傑作! 200万円でゲームブックの原作を、謎の企業イプシロン・プロジェクトに売却した上杉彰彦。その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることに。美少女・梨紗と、ゲーマーとして仮想現実の世界に入り込む。不世出のミステリー作家・岡嶋二人の最終作かつ超名作。
電子あり
大江戸庶民いろいろ事情
2013.02.08発売
大江戸庶民いろいろ事情
著:石川 英輔
講談社文庫
雑学だから知りえる、目から鱗のリアルな江戸文化。江戸府内の半分は農地で、木戸には戸がなく、子どもの99%は手習いに通い、大人たちは酒場で燗徳利を使わずに呑んでいた……。江戸庶民事情の第一人者が、豊富な資料をもとにあなたの常識を覆す。庶民の表情まで浮かびあがる大江戸事情シリーズ! (講談社文庫) あなたが知っている「江戸」は間違いだらけ庶民の表情まで伝える大江戸ガイド。子どもの99%は手習いに行っていた、酒場では燗徳利は使わない、などなど。雑学で学ぶ、目から鱗のリアルな江戸文化。
電子あり
99%の誘拐
2013.02.08発売
99%の誘拐
著:岡嶋 二人,解説:西澤 保彦
講談社文庫
緊迫度MAXIMUM(マキシマム)!空前絶後の完全犯罪 末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作!
電子あり
大江戸えころじー事情
2013.02.08発売
大江戸えころじー事情
著:石川 英輔
講談社文庫
江戸時代に生きてきた先祖は、未舗装の道路を空調機代わりにしていたり、着古したゆかたを、おむつまで使い尽くしたりと、身の回りのものを有効利用していた。石油や自動車を使う現代人は、楽な生活を手にした。が、果たしてこのまま科学が発達しさえすればいいのか。物質社会のいまだからこそ、必読の書。(講談社文庫) エネルギー危機21世紀こそ江戸時代に学べ化学エネルギーの導入によって科学は急激に進歩し、生活の便利さが追求され続ける現代。が、江戸時代を支えていたのは、太陽エネルギーだった。未来を考える好著。
電子あり
火怨 下 北の燿星アテルイ
2013.02.08発売
火怨 下 北の燿星アテルイ
著:高橋 克彦
講談社文庫
朝廷の大軍を退けた蝦夷たちの前に、智将・坂上田村麻呂が立ちはだかる。威信を懸けた朝廷の逆襲がはじまった。信に足る武人・田村麻呂の出現で、阿弖流為は、民のため命を捨てる覚悟を決めた。北の大地に将たちが1人、また1人と果てていく。蝦夷の心を守り戦い抜いた古代の英雄を、圧倒的迫力で描く歴史巨編。(講談社文庫) 蝦夷を救った古の勇者阿弖流為の壮絶な生涯朝延の大軍を退けた蝦夷たちの前に、宿敵・坂上田村麻呂が立ちふさがる。「都と対等の国家」建設の夢のため阿弖流為は命を捨てる覚悟をする。著者渾身の長編小説
電子あり
火怨 上 北の燿星アテルイ
2013.02.08発売
火怨 上 北の燿星アテルイ
著:高橋 克彦
講談社文庫
辺境と蔑まれ、それゆえに朝廷の興味から遠ざけられ、平和に暮らしていた陸奥の民。8世紀、黄金を求めて支配せんとする朝廷の大軍に、蝦夷の若きリーダー・阿弖流為は遊撃戦を開始した。北の将たちの熱い思いと民の希望を担って。古代東北の英雄の生涯を空前のスケールで描く、吉川英治文学賞受賞の傑作。(講談社文庫) 吉川英治文学賞を受賞した、傑作歴史長編!8世紀、黄金を求めて押し寄せる朝廷の大軍を相手に、蝦夷の若きリーダー・阿弖流為は遊撃戦を展開した。古代の英雄の生涯を空前のスケールで描く歴史冒険巨編。
電子あり
殺人!ザ・東京ドーム
2013.02.08発売
殺人!ザ・東京ドーム
著:岡嶋 二人
講談社文庫
巨人×阪神戦で繰り返される惨劇! 密かに日本に持ち込まれた南米産の猛毒クラーレ。巨人対阪神戦に沸く東京ドームで、この毒を塗った矢による殺人事件が発生した。大観衆5万6000人の面前にもかかわらず、犯行現場の目撃者は皆無。さらに、翌日の同一カードでも凶行は繰り返され、スタジアムはパニックに陥った。傑作長編サスペンス。
電子あり
浮舟の剣
2013.02.08発売
浮舟の剣
著:鳥羽 亮,解説:郷原 宏
講談社文庫
大店を警護する蓮見宗二郎ら始末人が次々と襲われた。下手人を追う宗二郎が行きついたのは、殺人剣士塚本浅次郎。自らの母親を斬り会得した、清巌流“浮舟の剣”の達人だった。玄武流“岩燕”、有馬一刀流“波月の剣”、そして宗二郎の“鱗返し”。最強の男達による、前代未聞の決戦の幕が開く! (講談社文庫) 30周年記念特別書下ろし痛快長編時代活劇冷酷な盗賊団を成敗するため立ち上がった渋沢念流の達人、蓮見宗二郎だが、彼を待つのは百戦錬磨の秘剣“浮舟”と槍術“岩燕”。始末人宗二郎が霊界の使者を討つ。
電子あり
秘剣 鬼の骨
2013.02.08発売
秘剣 鬼の骨
著:鳥羽 亮
講談社文庫
凶作が続き、米価が高騰する深川の町で回船問屋が次々と襲われた。その斬り口から、江戸の安寧を陰で支える始末人の1人が嫌疑をうけ捕えられる。仲間の無実を晴らそうと下手人を探す蓮見宗二郎らを待ち受けていたのは、一太刀で頭骨を砕く戦慄の秘剣だった。渋沢念流・宗二郎に最大の危機! (講談社文庫) “闇の処刑人”の活躍描く書下ろし時代小説江戸の安寧を陰で支える仕末人たちだが今度の敵はひと味違う。はたして彼らの前に現れた“とんでもない奴ら”の正体とは?渋沢念流蓮見宗二郎の剣が唸る傑作長編
電子あり
コンピュータの熱い罠
2013.02.08発売
コンピュータの熱い罠
著:岡嶋 二人
講談社文庫
結婚するには命が足りない!? 幸せを求めて得られたものは殺人だった。そして恐怖は増殖する。 相性診断によって男女を引き合わせるコンピュータ結婚相談所。オペレータの夏村絵里子は、恋人の名前を登録者リストに見つけて愕然とする。「何かがおかしい」彼のデータを見直し、不審を抱いた絵里子を、正体不明の悪意が捕らえる。相次いで身辺で起きる殺人事件は、増殖する恐怖の始まりでしかなかった!
電子あり
地名に隠された「東京津波」
2013.02.08発売
地名に隠された「東京津波」
著:谷川 彰英
講談社+α新書
東京の高低図に照らして地名を探りながら、東京の地形と地名の安全度、危険度、震災への心構えを、読者に「立体的に」また「蘊蓄をもとに」気づかせようというのが、本書のねらいである。 ◇東日本大震災により、東京湾でも船橋に2.4mの津波が襲い、浦安は大規模に液状化した。東京にもっと大規模な地震や津波がおそったらという想定は、ありえないものではない。この機に地名研究家である著者は、東京の高低を記した古地図を入手。そこで改めて、東京が起伏の多い地形であり、いまそれが高層ビルの乱立や地下鉄による移動などで見えづらくなっていること、また、山の手と下町で「山」「丘」「台」、「川」「橋」「江」など地形や水に関する地名が多いことなどを確認した。 ◇そこで本書では、東京の古地図をじっくり見て、著者の地名についての蘊蓄も傾け、各地域の高低差や土地利用などから、もし地震や津波がおそったときに危険な場所、安全な場所を指摘しようとする。 ◇たとえば「水に関わる地名の場所は、危険度が高い」。渋谷、千駄ケ谷や日比谷は谷、深川も品川も小石川も川。浅草は浅い草が生えた湿地で、早稲田は田んぼ。飯田橋、水道橋みな低地。池袋はいま高地にあるが、もとは低地の地名。代官山や戸山は高地で、より安全。また古地図からみると、もともと海、砂地、河川敷、新田だったところで液状化が起こっている。 ◇さらに、本書は、江戸・東京の立地や過去の震災の歴史から、東京が震災に耐えてきたものの、「砂上の楼閣」であることも改めて指摘する。 ◇東京の高低図に照らして地名を探りながら、東京の地形と地名の安全度、危険度、震災への心構えを、読者に「立体的に」また「蘊蓄をもとに」気づかせようというのが、本書のねらいである。
電子あり
最後に残るのは、身体だけ――自分を見つめなおす「整体の智恵」
2013.02.08発売
最後に残るのは、身体だけ――自分を見つめなおす「整体の智恵」
著:三枝 龍生
講談社+α新書
身体が、今まで言えなかった本音。そこからの再出発こそが、これからの日本に必要なんだという思いである。そのためには、人の潜在的な本音を追求した「野口晴哉」のような人間の言葉を解きほぐすことが急務なんだと考え、本書をまとめ上げた。
電子あり