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均ちゃんの失踪
2011.09.02発売
均ちゃんの失踪
著:中島 京子
講談社文庫
愛だの恋だのって気持ちの裏側をくすぐられるささやかなドラマ ふらりと旅に出たまま帰らない内田均の家に泥棒が入り、この家に出入りしていた元妻の高校美術教師と重役秘書と雑誌編集者という年代の違う女たちが警察で鉢合わせ。均ちゃんへのそれぞれの思いを胸に、ひょんなことから3人そろって箱根の高級温泉旅館に行くことになり……。切なくも軽やかな恋愛小説。
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1/2の騎士
2011.09.02発売
1/2の騎士
著:初野 晴
講談社文庫
“幸運のさる”を見つけた中学生が次々と姿を消し、盲導犬は飼い主の前で無残に殺されていくーー。 狂気の犯罪者が街に忍び寄る中、アーチェリー部主将の女子高生・マドカが不思議な邂逅を遂げたのは、この世界で最も無力な騎士だった。 瑞々しい青春と社会派要素がブレンドされた、ファンタジックミステリー。
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特殊防諜班 組織報復
2011.09.02発売
特殊防諜班 組織報復
著:今野 敏
講談社文庫
どうする!?真田!! 空港で発生した爆破テロの被害者の中に真田たちの味方・ザミルがいた。時を同じくしてダライ・ラマの密命でチベット仏教の高僧が芳賀舎念のもとを目指していた。 成田空港で爆破テロが発生した。当初、過激派の犯行と思われたが、真相は新たなる攻撃だった。新人類委員会の行動は再開されていたのだ。恵理、舎念(しゃねん)、そしてチベット仏教の高僧の生命が危険にさらされている。ただ1人の特殊防諜班・真田の戦いが始まる。 ※この作品は1987年1月廣済堂出版より刊行された『“新人類戦線シリーズ2”聖卍(スワスチカ)コネクション』を改題したものです。
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特殊防諜班 連続誘拐
2011.09.02発売
特殊防諜班 連続誘拐
著:今野 敏
講談社文庫
宗教団体教祖の奇妙な誘拐事件が相次いで発生した。教祖たちは無事解放され、一様に何も覚えていない。だが、雷光教団・東田夢妙斎の事件は違った。真相を追う「首相の代理人」真田は、陰にある巨大な陰謀と遥か古代から受け継がれた血の伝承を探しあてる。『新人類戦線“失われた十支族”禁断の系譜』改題。
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原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて
2011.08.26発売
原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて
著:宮台 真司,著:飯田 哲也
講談社現代新書
官僚支配、電力独占から抜け出すには── 明日のエネルギー政策を、わかりやすく示す 【目次】 1章──それでも日本人は原発を選んだ 2章──変わらない社会、変わる現実 3章──80年代のニッポン「原子力ムラ」探訪 4章──欧州の自然エネルギー事情 5章──2000年と2004年と政権交代後に何が起こったか 6章──自然エネルギーと「共同体自治」 7章──すでにはじまっている「実践」
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原発報道とメディア
2011.08.26発売
原発報道とメディア
著:武田 徹
講談社現代新書
2011年3月11日、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生後、「安全・安心」の問題をジャーナリズムはどう語っていくのか? マスメディアとネットメディアの関係はどう変わりつつあるのか? 話題の書『私たちはこうして「原発大国」を選んだ―増補版「核」論』著者による、渾身のジャーナリズム論。 〈目次〉 第1章 守るべきは「基本財としての安全と安心」 第2章 ジャーナリズムの公共性を巡って 第3章 「知らせること」は正義なのか 第4章 「警鐘を鳴らすジャーナリズム」の神話 第5章 グレーゾーンの報道 第6章 原発事故とツイッター 第7章 新しいメディア地図を描く 第8章 「情報操作」の現在景 第9章 マスメディアと反検索型ジャーナリズム 第10章 それでもジャーナリストになりたいあなたへ
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「神道」の虚像と実像
2011.08.26発売
「神道」の虚像と実像
著:井上 寛司
講談社現代新書
近年、内外で神道に対する興味と関心が大きく高まっています。原理主義の伸長などを背景に一神教の行き詰まりが論じられ、多神教的宗教のありかたへの見直しが始まっていること、靖国問題などをめぐって神社や神道があらためて問題とされ、その理解をめぐって種々の議論が展開されていることが要因でしょう。 さらに地球温暖化など環境問題の深刻化とも関わって、自然との共生という観点からアニミズムへの関心が、日本の神社や宗教のありかたに目を向けさせたといえます。 しかし、日本の神社・神道や日本の宗教についてこれまで論じてきた著作は、いずれも日本の宗教の一部に触れるに止まって、その全体を論じ得ていないのみならず、事実認識という点においても多くの誤りを含んでいます。 第一に柳田国男などの見解に基づいて、「神道」は日本固有の宗教であり、原始社会以来の自然発生的な宗教だとこれまで理解されてきましたが、むしろその起源は7世紀後半の古代律令制国家成立期に求められるべきです。たしかにアニミズム的信仰がこの列島を覆ってきましたが、いわゆる「神道」や「神社」は国号「日本」や「天皇」号同様に、中国からもたらされた律令法と一体をなす寺院や仏教に対抗し、「日本」の独自性を強調するための一環として創始されたものと考えなければなりません。 第二にその独自性の発展形態、単なるシンクレティズムでない「融通無碍な多神教」として中世以降の「神仏習合」を理解する必要があります。 第三に江戸期から近代における「国体」観と明治期の国家神道の成立をきちんと捉えなおさなければなりません。一言にしていえば「国家神道」とは世俗の国家権力によるコスモロジー(古代天皇神話に基づく宇宙観・世界観・国家観)の再編成と独占、それに基づく宗教統制及びその政治的利用にあり、それを象徴する宗教施設が靖国神社であり、それはまさに「国家神道」の象徴というべきものといえる、ということになるでしょう。 本書は神道の全体像とその変遷を正確に叙述し、読者に理解していただく最良のよすがとなります。
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現代中国「解体」新書
2011.08.26発売
現代中国「解体」新書
著・編:梁過
講談社現代新書
「九〇代」「房奴」「急嫁族」「打黒」「逃離北上広」……。次々に登場する数多くのキーワードから最重要の63個を厳選して解説。目まぐるしく変わる現代中国の姿を鮮やかに斬り取る!       【目次】 第1章 「八〇後」の消費熱 第2章 「八〇後」の仕事事情 第3章 新中国人の「恋と結婚」 第4章 貧富差距 第5章 地方と都市 第6章 環境問題 第7章 事件 第8章 ネット
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一命
2011.08.26発売
一命
著:滝口 康彦
講談社文庫
人として生きるか、武士として死ぬか。 宿命に立ち向かう男たちを描く傑作時代小説 カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品 二度映画化され、二度ともカンヌ国際映画祭に出品された不朽の名作「異聞浪人記(いぶんろうにんき)」収録の傑作選 <収録作品> 「異聞浪人記」「貞女の櫛」「謀殺」「上意討ち心得」「高柳父子」「拝領妻始末(はいりょうづましまつ)」 病床の妻子を置いて家を出た浪人は、なぜ自ら命を絶ったのか?――二度映画化され、二度ともカンヌ国際映画祭に出品された不朽の名作「異聞浪人記」の他、武家における殉死の意味を問う「高柳父子」、家族愛を描く「拝領妻始末」など6編を収録。武士の悲哀を描き続けた時代小説家の傑作選。<監修・末國善己>
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四季 冬 Black Winter
2011.08.26発売
四季 冬 Black Winter
著:森 博嗣
講談社文庫
生と死そして時間。 すべてを超越し存在する、四季。 天才の成熟と到達。「四季」4部作、美しき完結編。 「それでも、人は、類型の中に夢を見ることが可能です」四季はそう言った。生も死も、時間という概念をも自らの中で解体し再構築し、新たな価値を与える彼女。超然とありつづけながら、成熟する天才の内面を、ある殺人事件を通して描く。作者の1つの到達点であり新たな作品世界の入口ともなる、4部作完結編。
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四季 秋 White Autumn
2011.08.26発売
四季 秋 White Autumn
著:森 博嗣
講談社文庫
犀川助教授と西之園萌絵。四季と再びの邂逅を試みる。 四季が残したメッセージは、何を示す? 妃真加(ひまか)島で再び起きた殺人事件。その後、姿を消した四季を人は様々に噂した。現場に居合わせた西之園萌絵は、不在の四季の存在を、意識せずにはいられなかった……。犀川助教授が読み解いたメッセージに導かれ、2人は今一度、彼女との接触を試みる。四季の知られざる一面を鮮やかに描く、感動の第3弾。
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四季 夏 Red Summer
2011.08.26発売
四季 夏 Red Summer
著:森 博嗣
講談社文庫
四季、13歳。 あの夏、あの島で何が起こったのか? 孤島の事件、その真相を描く「四季」4部作、第2弾。 13歳。四季はプリンストン大学でマスタの称号を得、MITで博士号も取得し真の天才と讃えられた。青い瞳に知性を湛えた美しい少女に成長した彼女は、叔父・新藤清二と出掛けた遊園地で何者かに誘拐される。彼女が望んだもの、望んだこととは? 孤島の研究所で起こった殺人事件の真相が明かされる第2弾。
電子あり
四季 春 Green Spring
2011.08.26発売
四季 春 Green Spring
著:森 博嗣
講談社文庫
科学者・真賀田四季。 幼くして発現する、真の天才。 圧倒的人気のカリスマ、真賀田四季の物語、第1弾。 天才科学者・真賀田四季(まがたしき)。彼女は5歳になるまでに語学を、6歳には数学と物理をマスタ、一流のエンジニアになった。すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考するその能力に人々は魅了される。あらゆる概念にとらわれぬ知性が遭遇した殺人事件は、彼女にどんな影響を与えたのか。圧倒的人気の4部作、第1弾。
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小田実小説世界を歩く 【小田実全集】
2011.08.25発売
小田実小説世界を歩く 【小田実全集】
著:小田実
電子のみ
タコを揚げる 【小田実全集】
2011.08.25発売
タコを揚げる 【小田実全集】
著:小田実
電子のみ
リアルのゆくえ──おたく/オタクはどう生きるか
2011.08.19発売
リアルのゆくえ──おたく/オタクはどう生きるか
著:大塚 英志,著:東 浩紀
講談社現代新書
知識人は、怒れる若者に希望を語れるか。サブカルチャーは人を救えるか。言葉は無力か。 僕らはどんな時代を生きているのか。 「わかりあう」つもりのない二人が、国家論、表現論まで、徹底的に論じあう。 【目次】 第1章──消費の変容 第2章──言論の変容 第3章──おたく/オタクは公的になれるか 終章──秋葉原事件のあとで
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ケータイ世界の子どもたち
2011.08.19発売
ケータイ世界の子どもたち
著:藤川 大祐
講談社現代新書
プロフいじめ、学校裏サイト、メール依存…… 子どもたちの生活がケータイによって大きく変貌している! 子どもたちにとってのケータイは、通話ツールではなく、 むしろ友人同士のメール交換や、お気に入りのサイトを覗くブラウザとして利用されています。 使い方のルール・マナーが定まらないまま、子どもたちのケータイ世界は急速に拡大しました。 学校裏サイトやプロフでは「いじめ」が多発、さらに児童売春の温床となったり、 深夜まで自室でメールに耽る子どもたちが続出し、大きな社会問題になっています。 親は、教師はどう対処すればよいか、途方に暮れています。 有害サイトを制限する「フィルタリング」も大きな問題を抱えています。 大人たちは子どものケータイ世界とどう向き合ったらいいか。 この問題の第一人者が真摯に問う一冊です。 目次 第一章 子どもたちはケータイを何に使っているか 第二章 ネットいじめの実態 第三章 子どもの生活を支配するもの 第四章 有害情報をどう規制するか──迷走するフィルタリング 第五章 子どもの健全育成に何が必要か 第六章 親、教師、社会ができること
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奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター
2011.08.19発売
奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター
著:森 美紗乃,絵:ひだか なみ
講談社X文庫ホワイトハート
「聞いている人を恥ずかしがらせるんだよ!」 BLを愛する""貴腐人""のゆりは、男前な性格の美人OL。半年前から同居する恋人の 曜(よう)は、いまいちブレイクできない声優で、ゆりに求婚するも拒まれてばかり ……。   そんな曜に十八禁の「BLノベルゲーム」の仕事が入る。が、ゆりは曜の声にダメ出 しの連続。 ゆりが惚れ込む曜の本来の声の力を発揮させるため、貴腐人の個人レッスンが始まる! ホワイトハート新人賞受賞作。
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ハプスブルクは婚礼の鐘をならす
2011.08.19発売
ハプスブルクは婚礼の鐘をならす
著:桜木 はな,絵:秋咲 りお
講談社X文庫ホワイトハート
跡継ぎプリンセスの結婚相手は!? ハプスブルク家の長女テレーゼの結婚相手は、神聖ローマ帝国皇帝の座に就く。彼女 の初恋の人、小国ロートリンゲンの公子フランツは、ある「約束」を交わしていた が、花婿探しが始まっても連絡も寄こさないまま……。愛らしく才気あふれる活発な 強国バイエルン公国のマクシミリアン王子、フルートがうまいプロイセンの美貌の 「黒の王子」フリードリッヒ、さらに謎の怪盗シュヴァルツローゼまで現れ、はたし て花婿に選ばれるのは…
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フェンネル大陸 偽王伝4 闇と光の双翼
2011.08.19発売
フェンネル大陸 偽王伝4 闇と光の双翼
著:高里 椎奈
講談社文庫
王都陥落 フェンは戦いに臨むのか!? 宣戦布告もなしに攻められたソルド王国。都の奪還に立ち上がった者達の運命は―― 王の帰りを待ちわびているソルド国民に伝えなくてはならない辛い事実とともに帰国したフェン。しかしさらなる悲劇がソルド王国を覆っていた。大国・シスタスが宣戦布告もなしに攻め入ってきていたのだ。王都陥落。親愛なるロカはどうしているのか。そして……ついにフェンは戦場に。大人気シリーズ第4巻。
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