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2025.07.16発売
なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論
講談社現代新書
社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず「変えた」人たちがいる。
デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。
気鋭の社会学者による、日本初となる社会運動論の入門書!
【目次】
第一章 社会運動とはなにか
第二章 集合行動論
人々は怒り・不平・不満から立ち上がる?
第三章 フリーライダー問題から資源動員論へ
資源と組織が運動を制する
第四章 政治過程論/動員構造論
既存のつながり、政治側の動向、「成功しそう」と思えるかどうか
第五章 政治的機会構造論
政治の側の「聞く耳」を計測する
第六章 フレーム分析
社会運動の「伝え方」と「受け取り方」
第七章 新しい社会運動論
マイノリティによる私的な領域を通じた運動
第八章 社会運動と文化論
資源でも組織でも政治的機会でもなく
第九章 2000年代の社会運動論
MTTの理論と経験運動論
第十章 社会は社会運動であふれている

2025.07.16発売
生命の起源を問う 地球生命の始まり
ブルーバックス
地 本書は、科学に興味をもつ者にとって、永遠の問いの一つである、「生命とは何か」「生命の起源はどこにあるのか」の本質に迫る企画である。著者は、東京科学大学の教授であり、地球生命研究所の所長である、関根康人氏。土星の衛星タイタンの大気の起源、エンセラダスの地下海に生命が存在しうる環境があることを明らかにするなど、アストロバイオロジーの世界的な第一人者である。
46億年前の地球で何が起きたのか? 生命の本質的な定義とは何か? 生命が誕生する二つの可能性などを検証していきながら、著者の考える、生命誕生のシナリオを一つの「解」として提示する。
我々とは何か、生命とは何か、を考えさせられる一冊。
主な内容
◆世界最古の生命化石
◆生命の定義と細胞の基本図
◆生命を育む惑星の循環
◆スノーボールアース
◆大量絶滅
◆ミラーの実験 生命の起源をさぐる
◆原始の地球はどのような環境だったのか
◆オパーリンの化学進化説
◆月の探査が原始の地球を教えてくれる
◆ジャイアント・インパクトの二つの可能性
◆原始の生命とはどのようなものか
◆共通祖先LUCA
◆LUCA以前の原始生命たち
◆RNAワールド
◆さまざまな条件が交わる場所で生命は生まれた

2025.07.16発売
零戦搭乗員と私の「戦後80年」
太平洋戦争中、国のため、家族のため、そして何よりも愛する人のために命懸けで戦った零戦搭乗員たち。しかし、敗戦後は労われることもなく、石つぶてをもって追われた者もいた……。戦中・戦後の過酷な体験に、傷つき、貝のごとく口を閉ざしていた彼らだったが、戦後50年をきっかけに彼らの元を訪ねるようになった著者が、ときに門前払いに遭いながらも、彼らの心を解きほぐし、これまで一度も語られることがなかった貴重な証言を集めてきた。
本書は著者がどのようにして元零戦搭乗員たちを見つけ、つながり、また貴重な証言を引き出してきたのか、またその取材過程で垣間見えた元隊員たちの苦悩も描く。戦中そして戦後の80年も含めた戦争を見つめなおす証言集。
序 章 一九九五年。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、そして戦後五十年
第一章 出逢い。幼稚園の園長を務める歴戦の零戦搭乗員
第二章 零戦搭乗員会へ「何しに来たの? 俺は忙しいんだ」
第三章 新鋭機紫電改を育て上げ、実業界で成功した名パイロット
第四章 戦後、レコード会社で活躍した無敵の飛行隊長
第五章 伝説の零戦隊指揮官が語った戦後日本への失望
第六章 支那事変から終戦までを見届け、戦後は土とともに生きた元特攻隊員
第七章 「ゼロファイターゴッド」と呼ばれた男の矜持
第八章 「空戦が恐ろしくなった」と率直に語ったベテラン搭乗員
第九章 負け戦の経験がない名手にとって戦争とはなんだったのか
第十章 初の著書『零戦の20世紀』。そして「生きた証人」たちそれぞれの戦後

2025.07.16発売
戦争特派員は見た 知られざる日本軍の現実
講談社現代新書
「状況芳しくなく、腹は決まっています」
「これが最後の通信になるかもしれません」
「足の悪い者や病人は濁流の中に呑まれて行く」
最前線、爆弾投下、連絡員の死、検閲……
何が写され、何が写されなかったのか?
兵士からは見えなかった〈もうひとつの戦場〉
「太平洋戦争勃発の際、ハワイでの奇襲攻撃は知っていても、その数時間前に日本軍の銀輪部隊(自転車部隊)がマレー半島を南下し、戦争勃発の引き金となった事実は、少なくとも日本では風化された記憶になっている。
一方で、戦争の被害を被ったマレーシアやシンガポールでは、こうした戦争の記憶は、学校や博物館だけでなく、家庭内でも継承され続けている。戦争に関する記憶のギャップは著しい。
世界で戦争や紛争が続く中、私たちにとって「戦後」とは何なのだろうか。
果たして、戦争の記憶を継承することはできるのか。
特派員たちは現場で何を見たのか。
ひとりひとりの仕事と人生を追うことで、知られざる「戦争の実態」が見えてくる」――「プロローグ」より
【目次】
第一章 戦争は報道を変えたか
第二章 特派員の叫びは新聞社首脳の耳に届いたか
第三章 戦時下中国で記者が取材したこととは?
第四章 帝国日本の周縁で何が起きていたか
第五章 南方で軍と新聞社は何をしていたのか
第六章 「不許可」写真は何を写していたか/写していなかったか

2025.07.16発売
宇宙線のひみつ 「宇宙最強のエネルギー」の謎を追って
ブルーバックス
村山斉さん(東京大学Kavli IPMU初代機構長)絶賛!
「宇宙から来るメッセンジャー。
ブラックホールの内部や星の爆発を探る、
宇宙線研究者の壮絶な戦い」
素粒子、ビッグバン、生命進化――
すべてのカギは宇宙線が握っていた!
1912年の気球実験で存在が明らかになって以来、はるか宇宙の彼方から届く「謎の手紙」として、宇宙物理学者たちの好奇心を刺激し続けてきた「宇宙線」。その研究からは、「反物質」や「素粒子」の発見、46億年におよぶ太陽活動の歴史、巨大な物質を透視する「ミュオグラフィ」など、さまざま科学的叡智が生み出されてきた。本書では、世界的な話題を呼んだ“最強クラスの宇宙線”「アマテラス粒子」を発見した宇宙物理学者が、宇宙線研究100年の軌跡とその最前線を伝える。
【目次】
序章 アマテラス粒子の衝撃
第1章 宇宙から送られた「謎の手紙」
第2章 こんなにすごい宇宙線
第3章 「最強の宇宙線」を追え
第4章 極高エネルギー宇宙線の正体
第5章 天文学のパラダイムシフト
終章 2040年代の宇宙線天文学
「244エクサ電子ボルト」の衝撃/「アインシュタインの正しさ」を裏づけた宇宙線/「宇宙最強の粒子」と「宇宙最古の光」の衝突/生命は宇宙線が進化させた?/ピラミッドや火山を透視する「ミュオグラフィ」/「宇宙線の化石」からわかる太陽の歴史/天文学のパラダイムシフト……etc.

2025.07.16発売
原子爆弾〈新装改訂版〉 核分裂の発見から、マンハッタン計画、投下まで
ブルーバックス
凄まじい破壊力はどこから生まれるのか?
終戦80年、ロングセラーの最新決定版。
核分裂の発見から原爆投下まで、わずか6年8ヵ月──。
物理学の探究はなぜ、核兵器の開発へと変質したのか?
「永遠不変」と信じられていた原子核が、実は分裂する。
しかも、莫大なエネルギーを放出しながら──。
1938年にこの事実がわかった瞬間から、おぞましい兵器の誕生は運命づけられていたのだろうか。
物質の根源を探究し、原子と原子核をめぐる謎を解き明かすため、切磋琢磨しながら奔走する日・米・欧の科学者たち。
多数のノーベル賞受賞者を含む人類の叡智はなぜ、究極の「一瞬無差別大量殺戮」兵器を生み出してしまったのか。
近代物理学の輝かしい発展と表裏をなす原爆の開発・製造過程を、予備知識なしでも理解できるよう詳しく解説する。
〈原子爆弾はなぜ、同じ国の二つの都市に投下されなければならなかったのか?
世界唯一の被爆国である日本は、たとえ明快な答えが得られなくとも、これらの疑問を永遠に問い続け、世界に訴え続ける責務を負っている。原爆投下の事実は、決して歴史上の過去の出来事として片付けるわけにはいかないからである──。(「はじめに」より)〉

2025.07.16発売
物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために
講談社現代新書
物語はなぜ苦しいのか?「物語」が過剰に要求される現代社会で、「人生とはかくあるべきだ」という押しつけに抗う。
新進気鋭の美学者による「次世代の哲学」。
【推薦の声、続々!】
〇永井玲衣氏(哲学者・『水中の哲学者たち』『世界の適切な保存』)
わたしたちは何のために哲学するのか。
それは、もっと世界に出会うため、もっと広々とした場所に行くため、もっと可能性にめまいをおぼえるためなのかもしれない。難波さんは、考えれば考えるほど、自由になっていくみたいだ。
〇田村正資氏(哲学者・『問いが世界をつくりだす』「あいまいな世界の愛し方」『群像』)
ずっと、アイデンティンティを見つけなければと思っていた。
でも、アイデンティティという名の物語に囚われていただけだったのかもしれない。難波さんの本はそんな僕に「世界を見くびるな。そこから出てこい!」と語りかけてくれる。
【抜粋】
清涼飲料水の広告の少女はいつもドラマティックな青春を謳歌しているし、「推し」はファンの期待した筋書きどおりに振る舞うし、就活面接では挫折経験を「美談」として語らねばならない。
私は端的にこう思う。何かがおかしい、と。
人々はあまりにも強い物語の引力に引き寄せられて、もはや物語に支配されつつあるのではないか、と私は危惧し始めた。
だから、私はこれから、物語に対抗したいと思う。何かしらの物語が私たちの幸福を奪うのだとしたら、もはやそんな物語は廃棄されるべきだろう。私はよき物語を愛している。それゆえ、物語を批判したいと思う。愛するということは、支配されるわけでもなく、支配するわけでもなく、独特のバランスのなかで惹かれ合い、反発し合うことなのだと考えている。
第一部の「物語篇」では、物語化の持つ魔力と危うさを論じていく。第二部の「探究篇」では、物語の危険を避け、物語を相対化できるような思考を「遊び」を手がかりに探索していこう。その中で、改めて物語との向き合い方がみえてくるはずだ。
物語化批判、そして、遊びの哲学を始めよう。
【内容紹介】
〇 誤解を生む「自分語り」(第1章 物語批判の哲学)
〇「感情的だ!」という批判をする人こそ、実はもっとも「感情的」(同上)
〇 アイデンティティは服のように「着替えられる」(同上)
〇 人生を「攻略」しようとする人が陥る「視野狭窄」(第2章 ゲーム批判の哲学)
〇 なぜ人は「考察」と「陰謀論」にハマってしまうのか(第3章 パズル批判の哲学)
〇 真のギャンブラーが欲しいのは「お金」ではない(第4章 ギャンブル批判の哲学)
〇 残酷だけど創造的な「おもちゃ的生き方」(第5章 おもちゃ批判の哲学)

2025.07.16発売
アンゴラ村長1st写真集 「標準体型」
写真集・画集
待望の意欲作!にゃんこスター・アンゴラ村長が「“ふつう”の30歳が魅せる本格グラビア」に挑戦した、最初で最後の写真集です。
広島県尾道の情緒あふれるロケーションの中で、30歳の彼女が見せるのは、“今”だからこそ映し出せる自然体の魅力。尾道のグルメを味わい、ロープウェイに乗り、坂道で猫と触れ合い、ランジェリーで旅館やホテルでごろごろしたり、旅の雰囲気をより感じられるような入浴シーンも盛り込まれています。
等身大で飾らないからこそ、多くの人の共感を呼ぶアンゴラ村長。良い意味での”ふつう”をとことん追求した、普遍的でエイジレスな一冊は現在予約受付中です。
〇本人コメント
前回から1年で「152センチ、51キロ」になり、今回より標準体型に近づきました。なんか身長も1センチ伸びていました。
前回の反響を受けて撮影ではそのままの私でいることを頑張り、尾道を散策し、ラーメンを食べ、猫を撫で、お好み焼きを食べ、ビールと焼酎と日本酒を飲みました。
入浴の撮影やなにか受賞する人用みたいな美しいドレスなど『これは本当にアンゴラ村長の写真集ですか…?』と疑うほどのシチュエーションや衣装など、30才の今をとてつもなく綺麗に撮っていただきました。皆さんにも尾道で過ごした楽しい時間が伝わるよう気持ちを込めて作りました。

2025.07.16発売
てまりのナゾほどき帳 出島と秘密の紅い石
\第65回 講談社児童文学新人賞受賞作/
舞台は鎖国が続く江戸時代の長崎。
異国にあこがれる少女てまりの、ひと夏の青春ミステリ冒険譚!
<あらすじ>
13歳の少女てまりと父が営む古手屋(古着屋)に、ある夏の日、はんてんが持ち込まれる。
季節外れの商品なのに、持ち込まれた翌日、はんてんは高値で売れてしまう。
それからしばらくして、また同じようにはんてんが持ち込まれた。
気になったてまりが、裏側のあて布をほどいてみると、なかから出てきたのは紅玉(ルビー)だった――。

2025.07.16発売
いちばんやさしい性教育 恋愛する前に知っておきたい心と体のすべて
◆恋愛をする前に必ず知っておきたい「性」のこと
近年、「性」にまつわる事件があとを絶ちません。著者が理事をつとめるデートDV防止全国ネットワークの調査では、10代のカップルの3組に1組、交際経験のある人 の4割がデートDVを経験しているという驚きの結果が出ています。本書では、恋愛をする前に、知っておけば必ず役に立つ知識を、特に大事なことを厳選してお届けします。
◆体のことだけなく、心のこと、社会のことを知って初めて性教育
ユネスコが提唱する「包括的性教育」とは、文字通り「包括的」な学びで、その根底には「人権」があります。「性」について学ぶことは、自分らしい人生を歩んでいくための助けになります。本書では、心のこと、人間関係、コミュニケーション術、社会とのつながり方などを家族で学べる構成になっています。
◆著者だからこそ語れるいちばん「やさしい」性教育
「まきちゃんと呼んでね」と呼びかけ、全国の学校で年間数百回のワークショップを開催してきた著者。米国で生まれた子どものための暴力防止プログラム(CAP)の理念をもとにNPO法人を立ち上げ、暴力をなくすため、20年にわたって精力的に草の根活動を続けています。電話とチャットの相談は毎月400件以上。若者たちの多くの性の悩みに寄り添ってきた著者だからこそ語れる「あなたは大切な人なんだよ」という、深い愛のメッセージを受け取ってください。

2025.07.16発売
塔乃花鈴 花ざかりな彼女 vol.3 120ページ超豪華版 FRIDAYデジタル写真集
2024年7月にセクシー女優として活動を始め、人気急上昇中の塔乃花鈴さんを撮り下ろし!
現役女子大生だからできる清純セクシーと、百花繚乱のコスプレ姿……「vol.1」「vol.2」には入りきらなかったカットを特別収録。
セクシー女優デビュー1周年を祝して発売!
超充実120ページ超の豪華版デジタル写真集です。

2025.07.16発売
「ばぶ」と「こあら」と塔乃花鈴 FRIDAYデジタル写真集
2024年7月にデビューし、圧倒的な人気を誇る塔乃花鈴さん。
そんな彼女が愛してやまないワンちゃんを撮りおろし!?
ばぶ&こあらの可愛い姿に癒されちゃってください。
愛犬たちと一緒にいる時に見せる、自然体な表情にも注目。塔乃さんの熱烈な希望で実現した、前代未聞のデジタル写真集です!

2025.07.16発売
さがしえほん こわい浮世絵 おばけやしき
講談社の絵本
<日本初の「浮世絵」から生まれたあそびえほん!>
浮世絵の名作たちが、子どもから大人まで楽しめる「さがしえほん」になりました。
ちょっぴりこわい。でも、笑っちゃう。
子どもの集中力が、すーっと絵のなかに吸い込まれていく。
そんな時間をくれる、人気美術館と出版社が本格タッグで制作した、これまでにない【アート×教養絵本】が誕生。
監修は、SNSフォロワー20万人超を誇る人気の浮世絵専門美術館【太田記念美術館】。
大河ドラマ「べらぼう」でも注目を集める江戸時代の文化を、おうちで気軽に楽しんでみませんか。
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<「アート鑑賞力」をあそびながら育む!>
この本には、妖怪、幽霊、鬼など、昔から日本で恐れられてきた「おばけ」たちが続々と登場します。
でも浮世絵に描かれた彼らは、どこかユーモラスでチャーミング。そしてちょっぴり人間くさい。
お子さんも、最初は「どこにいるの?」とさがしていたのに、
そのうち「このおばけ、なんでこんな顔してるの?」なんて言い出して、
それはまるで、美術館でおしゃべりOKになったような、ものすごく豊かな鑑賞体験。
「見る力」と「想像する力」を、あそびながら育むことができます。
しかも素材は、葛飾北斎や歌川国芳など、世界的にも評価の高い浮世絵師たちの名作ばかり。
本物のアートに触れながら、ただの「読み聞かせ」ではない
「いっしょに読み解く体験」をぜひお楽しみください。
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<-9つのさがしあそびに加え、コラムも充実!>
浮世絵の作り方をはじめ、蔦屋重三郎の仕事や、江戸時代のおもしろ文化などもわかりやすく解説。
大人も思わず「へぇー!」と唸る、ゆかいなコラムがたっぷり。
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<担当編集より>
太田記念美術館の「浮世絵お化け屋敷」展で出会った、ひとりの男の子。
親御さんから出された「お題」をさがし、200年前に描かれた浮世絵を夢中で見つめていました。
その目は、まるで江戸の世界に入り込んでいるかのように、わくわくと輝いていて――
この絵本は、そんな光景から生まれました。
浮世絵を、子どもも大人ももっと気軽に楽しんでほしい。
そんな思いを胸に、太田記念美術館と共に、「あそび」を通じて浮世絵の魅力に親しめる絵本を企画しました。
絵を見つめ、見つけて、気づいて、驚いて、笑い合う――
ページをめくるたびに生まれる対話が、日本の文化と出会うあたたかな入口になりますように。
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対象年齢:5歳ごろから
A4サイズ・上製32ページ

2025.07.15発売
大谷マーケティング 大谷翔平はなぜ世界的現象になったのか?
星海社新書
野球界と広告界、2つの世界を制覇した大谷翔平の秘密に迫る
大谷翔平のメジャーリーグでの活躍は毎日のようにニュースになり、多くの史上初記録を生み出しています。しかし、大谷の本当のすごさは野球界のみならず、広告界も制覇したことにあります。大谷は年俸を超える年間100億円もの広告を獲得し、今や日本では彼の広告を見ない日はなくなりました。そしてアメリカでも大谷翔平は社会現象となりつつあります。一体なぜ大谷は前代未聞の世界的熱狂を巻き起こしたのか、その背景にはいかなるマーケティング戦略があったのか――アメリカでマーケティングに携わる著者が、実体験を交えながら考察します。
*以下、本書目次より抜粋
まえがき ロサンゼルス在住マーケターから見た大谷翔平
第1章 誰が大谷翔平に熱狂しているのか
第2章 大谷はエンゼルスに何をもたらしたのか
第3章 エンゼル・スタジアムを彩った広告たち
第4章 ドジャース移籍で大谷のバリューはどれだけ上がった?
第5章 大谷翔平広告の批判
第6章 大谷翔平から見るアメリカ経済
第7章 大谷翔平をマーケティングで活かす方法
あとがき

2025.07.15発売
広重殺人事件 新装版
講談社文庫
風景画を得意とした作品5千点以上。「東海道五十三次」「名所江戸百景」などで知られる安藤広重は暗殺された?
新たに発見された絵日記から、定火消同心だった広重が東北を旅したことが判明するが、なぜ当地の絵は少ないのか。
これらの謎を追う浮世絵研究者が死を遂げ、哀しき真相が明らかに。
『写楽殺人事件』『北斎殺人事件』に続く歴史絵画ミステリー三部作完結!

2025.07.15発売
鳥の夢の場合
文芸(単行本)
デビュー作にして、第173回芥川賞候補作! 第68回群像新人文学賞受賞作! 「おれ、死んでもうた。やから殺してくれへん?」彼の胸に耳を当てた。するとたしかに心臓が止まっていた――。シェアハウスに住まう二人と一羽の文鳥。一つ屋根の下、同居人の蓮見から初瀬にもたらされた、気軽で不穏な頼み事。夢と現、過去と現在、生と死。あちらとこちらを隔てる川を見つめながら、「わたし」が決断するまでの五十五日。

2025.07.15発売
音響監督の仕事
星海社新書
レジェンドが語る「音響監督」の黎明期から現代まで!
『鉄腕アトム』でアニメーションの世界に入り、1967年に『リボンの騎士』で音響監督デビュー。「音響監督」という言葉がなかった時代からアニメとともに歩み、音づくりの現場に立ち続ける著者が、いま音響監督の仕事を語る。本書を織りなす三つの〈音物語〉では「オーディション」や「アフレコ」、「声の芝居」といった役者たちが集う現場での考え方や、著者が関わった数々の名作の舞台裏、そして『鉄腕アトム』の頃の虫プロにまで遡る歴史が語られている。本書は、アニメを創り上げる数多くの人のつながりを記録する貴重なオーラルヒストリーであると同時に、アニメの音響の素晴らしさを次代に伝える一冊である。
*以下、本書目次より抜粋
まえがき アニメハック編集部
音物語1 音響監督が考えていること
音物語2 音響監督クロニクル
音物語3 音響監督はどう生まれたか
あとがき 明田川進
明田川進フィルモグラフィー 原口正宏(リスト制作委員会)

2025.07.15発売
『ちはやふる』と学ぶ かるた名人の集中力
星海社新書
かるた名人に学ぶ、勉強にも仕事にも使える集中力の極意
「かるたは集中力を身につける上で最高の教材である」
競技かるたで名人戦3連覇を果たし、かるたで養った集中力を駆使して京都大学首席合格を果たした粂原圭太郎名人はこう語ります。一枚の札への短期的な集中、試合前に札の配置を暗記する中期的な集中、一日がかりの試合で最後まで本気を出す長期的な集中――この3つの集中力があれば、勉強や運動などあらゆることに本気で向き合い、結果を出すことが可能です。本書では、かるた選手のみならず誰でも応用できる集中力のエッセンスを、かるた漫画の金字塔『ちはやふる』の名シーンを実際に見ながらわかりやすく深く解説します。
*本書目次
はじめに かるたと集中力の深い関係
勉強にも応用できる集中の力
集中力に人生を救われた経験
なぜ集中力を鍛えるのにかるたが最高なのか
集中力とは何か──学術的視点からの定義
集中力は誰でも鍛えられる
かるた名人たちの「異次元の集中力」
本書の構成について
第1章 集中力を高めるために大事なこと
集中力を高めるのに最も大事なのは「気持ち」である
気持ちは技術でコントロールできる
自分なりの理想像を作る
瞑想をする
常に成長を意識する ──「成長マインドセット」で集中力を高める──
逆境こそ楽しむ
「才能なんてない」と言う
第2章 集中力を最大限に活かす方法
姿勢を保つ
結果を集める
自分を追い込む
負けを原動力にする
どんな時でも本気を出す
数値目標を設定する
第3章 集中力を支える生活習慣のつくりかた
集中力は「その日、その瞬間」の積み重ね
集中力を持続させるには体力が大事
集中するための運動のコツ
集中するための食事のコツ
集中するための睡眠のコツ
ストレスと向き合うコツ
第4章 かるた名人&クイーンと語り合う「競技かるた最高峰の集中力」
川瀬将義・第68~70期名人に聞く集中力の極意
自見壮二朗・現名人、第71期名人に聞く集中力の極意
矢島聖蘭・現クイーン、第69期クイーンに聞く集中力の極意
おわりに

2025.07.15発売
現代ホラー小説を知るための100冊
星海社新書
日本の現代ホラー小説の歴史を100の名作で辿る!
貞子を生み出しホラー界に激震を走らせた鈴木光司『リング』が刊行、日本ホラー小説大賞が創設、角川ホラー文庫が創刊――日本のホラー小説史上の重大事件が続々と発生した1990年代。出版界を覆ったこのホラー小説の高波は、令和のいま巻き起こるホラーブームまで繋がっています。その潮流を辿るため、本書では『リング』が刊行された1991年から2024年までに刊行された日本のホラー小説より、100冊を厳選しご案内。ホラー小説の世界へ深く誘う〈併読のススメ〉も加え、総計200作品以上のホラー小説をご紹介します。怪異と恐怖の文学――ホラー小説の世界に、この本とともに呑み込まれましょう!
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第1章 現代ホラー勃興
第2章 ベストセラーホラーの時代
第3章 世紀末ホラー黄金時代
第4章 多様化の時代
第5章 怪談文芸ムーブメント
第6章 混沌の一〇年代前半
第7章 現代ホラーの新しい波
第8章 令和のホラーブーム
評論 現代ホラーの新しい波
おわりに
現代ホラー年表

2025.07.15発売
異形に涙は流せない
星海社FICTIONS
『なまづま』『夜波の鳴く夏』で脚光を浴びたホラー小説界の傑物・堀井拓馬が、圧倒的な怪奇(グロテスク)の世界を織り上げて放つ、感涙の物語!
瘴気に侵され、丸ごと生きている器官は眼球と舌と性器だけとなった老人・灰汁食。
より卑しく醜いものへ生まれ変わる呪いをかけられた男・枯れ脚。
亡霊たちが跋扈する森の深奥で捨てられた子どもと潜み暮らす巨獣。
他人の瘴気を引き受けるため身体を激しく傷つけられる巫呪女の少女。
瘴気に満ちた世界を生きる異形たちに、救いはあるのかーー。