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2021.07.16発売
徳川吉宗の人間学
講談社文庫
元禄バブルを生き抜いた男・吉宗。人気時代小説家が読み解くスーパースター吉宗の手腕と戦略ーー元禄のバブルに挑み、享保の改革を断行。大胆なリストラクチャリングを行った、八代将軍・徳川吉宗。情報網を掌握し現状分析能力にすぐれた吉宗こそ、現代に通じるリーダーシップではないだろうか。『大わらんじの男』の津本陽、『小説徳川吉宗』の童門冬二の二人が、書かれざる吉宗の成功と失敗の真実に迫る快著。

2021.07.16発売
日本とは何か
講談社文庫
日本には、「特殊戦後的基準」によって、経済的成功をはじめ、日本式経営や日本型官民協調体制を自賛する声が高い。だが、経済は、国家や国民が目指す理想を達成する手段の一つにすぎない。その上、経済そのものも、全体として見れば、世界に威張れるほどの効率と豊かさには達していない。日本及び日本人論の決定版。

2021.07.16発売
遊びと日本人 日本人の歴史第5巻
講談社文庫
遊びは自己解放であり、思考を深め、社会性を豊かにした。日本は古代から「遊び大国」だった! 面白さ抜群のテーマ別日本史ーー日本ほど遊びの種類が多く、陽気に暮らしの中に生かしてきた国はなかったし、日本人ほど遊びを大切にしてきた人種はいない。しかし、逆に日本ほど遊びを、極道者という言葉で象徴するように悪いものとして扱った国もない。ユニークな視点、該博な知識、わかりやすい表現で大評判のテーマ別日本史。<第5巻>

2021.07.16発売
自然と日本人 日本人の歴史第4巻
講談社文庫
四季の変化に敏感な日本人は、自然のルールが人生のルールを決定すると考えた! ーー日本人の自然観は、太陽と火と水が基本発想だ。古代日本人は、太陽光線が稲の成熟と密接な関係があることに気づき、春分と秋分を両極にして労働の計画が立てられ、それが生活のサイクルとなり人生をも支配した。また、火と水に対して、日本人は充分な観察を繰り返しながら、一方では、たえず変わらぬ祈りを捧げてきた。火と水の両者を、自然の性格にさからわずに管理さえすれば、人間にとって何よりも大切な命や生活を護れるという信仰をもった。日本人の自然についての考え方は、太陽と火と水とを基本に組み立てられているといっても、決していいすぎではない。好評のテーマ別日本史。<全5巻>

2021.07.16発売
お金と日本人 日本人の歴史第3巻
講談社文庫
経済大国なのに金銭感覚はなぜ貧しいのか? 金銭に対する欲望が世の中を支え、歴史を動かす力となった事実を、興味深く分析する! ーー日本の貨幣経済の発達は、為政者の失政もあって、比較的遅かった。西洋人のような、極端なほどの金への執着もなく、銀・銅を重要とした……。歴史の生き証人ともいえるお金を取り上げ、日本人の金銭感覚や経済政策、商法の移り変わりなどを、幅広いエピソードで綴る。大好評のテーマ別日本人史。<全5巻>

2021.07.16発売
偽装倒産
講談社文庫
新規株式上場前日の突然の破産申し立て。銀行と大証券の驚ろくべき陰謀を描く問題作。小説が予見する明日の経済スキャンダル! ーー時価発行増資によって手にした22億5千万円のカネを「横領」する、というオリエンタル興業社長・天野実の仕組んだ犯罪劇は、罪もない2人のミドルを自殺に追いやった。二部上場を前にした「優良企業」の突然の倒産に疑問を感じた経済記者・酒井竜也の追及の前に、銀行、証券会社絡みの「悪の筋書」が浮かび上がる!

2021.07.16発売
この人を見よ
講談社文庫
人はいかにして、自分が本来あるところのもの=超人になるのか? いかにしてニーチェが、ニーチェその人となったのか? プラトン哲学、キリスト教、近代とドイツとを相手に鉄槌で哲学する一個の運命、ディオニュソス、ニーチェ。稀有の個性のニーチェ・44歳、発狂直前、荘重と放縦、賛歌と諧謔の交錯する筆致で、自己と自己の著作について喝破した「破天荒な」自伝。

2021.07.16発売
男の子守唄 雨彦のサラリーマン講座5
講談社文庫
母の背中で聴いた子守唄。男なりゃこそ働きまする。ああ! 花のサラリーマン講座、完結編。働く男たちには、どこか哀愁が漂うな! ーー「サラリーマン講座も、おかげさまで完結である。サラリーマン生活20年である。その間、2つの会社に勤めて、出世もしたが、冷や飯も食った。組合の委員長もやったし、子会社にも出向した。女房も貰ったし、窓際にも坐らされた。イヤな奴にも会ったし、いい先輩にも恵まれた。サラリーマン社会がわたしを作ってくれたのである。」<「著者あとがき」より>

2021.07.16発売
男の家計簿 雨彦のサラリーマン講座(4)
講談社文庫
父は会社におもむかん。女房よ、おれはガンバルぞ! ああ雄々しき家長、サラリーマン。妻よ子よ、父は懸命に働いているのだよ! ーーサラリーマンと言う。男である。恥ずかしながら、中年である。亭主である。父親である。恥ずかしながら、中堅である。マイホームのローンと退職金の計算は、暗記している。定時に出勤し、帰宅時間はまちまちでも、必ず帰ってくる。一家を支えているつもりだが、テレビほどには中心的存在ではない。哀しいか、ご同輩!? サラリーマン講座・全5巻。

2021.07.16発売
教育の論理―文部省廃止論
講談社文庫
情熱をこめて説く若者独特の「教育の自由」。文部省を廃止せよ。それは教育を荒廃から救い教師や子どもたちを甦らせる。具体的なデータを提示し、教育の自由のために情熱をこめてつづる力作。ーーいま、日本の教育を荒廃と腐敗に陥れているのは、文部省である。官僚主義のはびこる文部省の関心は、管理監督取締りにあり、教育の自主性は皆無の現状なのだ。だが輝ける未来は、教育の自由なくしてはありえない。ここに文部省廃止の必然性が生じるのである。教育の自由にささげられた、羽仁五郎の文部省廃止論。

2021.07.16発売
夜間飛行 ミステリについての独断と偏見
講談社文庫
ミステリを通して人生を語る異色のエッセイ。ミステリの楽しみが数行の謎ときだけなんてモッタイない。名作の行間から垣間みえる芳醇な人生の味を洒脱に描く! ーー名探偵が登場して、「事件」は解決する。だが、「人生」という厄介なナゾは、そうスッキリ割り切れるものじゃない。ミステリの行間から垣間見えるほろ苦い人生の味、そんなプラス・アルファの魅力を、名コラムニストが軽妙に、ときにセンチメンタルに語る、大人のためのミステリ論。好評「課外授業」の姉妹編。

2021.07.16発売
課外授業 ミステリにおける男と女の研究
講談社文庫
海外のミステリにおける男と女の徹底的研究。ミステリも小説という信念から、作中の男女の関係をとおして分析する洒落たミステリ研究ーーこの世は、男と女で成り立っている。そして、男と女の間には、つねに恋愛という大問題が横たわることになる。ミステリ作品のなかの男女にもまた、さまざまな形の恋愛が生じないはずがない。海外ミステリに現われた男と女の複雑微妙なかかわりを紹介分析した、ユニークなミステリ研究。日本推理作家協会賞受賞作品。

2021.07.16発売
滅尽争のなかの戦士たち ―玉砕島パラオ・アンガウルー
講談社文庫
奇跡的生還者が証言するアンガウル島の玉砕。唯一故国防衛のため、米軍の近代戦の前に勇猛果敢に闘い、そして玉砕していった若き戦士たち。この人間の「滅尽争」を、彼ら英霊の叫びを、代って報告する。
◎三島由紀夫はこう評している。ーー近代戦のもっとも凄壮な様相が如実に描かれている点で、又、ただ僥倖としか思えない事情で生き永らえた証人によって、人間の「滅尽争」がはっきり描かれている点で、これは世界に比類のない本だということである。この本は実にありえないような偶然によって書かれたものであるから、これ以上の文学的贅沢などを求めるのは全く無意味である――と。

2021.07.16発売
自伝的戦後史 下
講談社文庫
我々に抵抗と革命の意志を伝える予見者の書。戦中は獄中、戦後は市井の学究、また参議院議員として、一貫して知識人の背骨を貫きとおした著者が語る、抵抗と闘争と革命の現代史の証言。ーー最初に一人の人権が侵されたとき、すべての悲劇が始まった。……ファシズムの嵐が世界をおおいつくした戦中。そして戦後を通じ、自由の敵に対し孤高な闘いを挑んだ著者が、なぜ戦争が起こるか、戦争を防ぐために我々がなしうる事なさねばならぬ事は何か、を興味深いエピソードも交え、切々と訴える革命と闘争の書。<上下巻>

2021.07.16発売
自伝的戦後史 上
講談社文庫
恐怖からの解放、自由と正義のための闘いの書。自由の敵・戦争の原因たるファシズムとの闘争に一生をかける著者の抵抗と革命への意志。たぎる情念が我々を闘いへと駆り立てるダイナミックな予見者の書。ーーアウシュビッツの大量虐殺が、なぜ起こったか? 本書は、この現代における人類の絶望からの解放なくして、人類の未来の希望はありえない、と偽りの平和を生きる我々に、忍び寄るファシズムの恐怖を訴え、自由と正義のための闘いに読者を駆り立てる、情念の書。また、困難な時代にこそ、繰り返しひもとかれるべき現代の聖書。<上下巻>

2021.07.16発売
株価操作
講談社文庫
証券界の腐った土壌、株式相場を闇より操る勢力とその手口、総裁選資金調達のカラクリ! ーー建前として禁止されている手張り(証券会社の社員が自分の思惑で相場を張り株を売買すること)の咎で、課長の座を追われた「一匹狼」がつかんだキナ臭い団体の存在と秘密……。闇の錬金場とカゲ口される証券業界の歪んだ土壤を背景に、株式相場を影より操る勢力とその手口、総裁選資金調達のカラクリを暴く企業小説。

2021.07.16発売
銀行壊滅
講談社文庫
銀行冬の時代の肌寒い前夜に、大蔵官僚が企む都銀水平合併の策謀を描破。書下ろし問題作ーー貸付金利・預金金利の収支逆ざや現象。そして米国の強硬な銀行自由化要求。迫り来る銀行冬の時代の肌寒い前夜に、現総理の密命を負い、地銀と相銀の吸収合併を押し進める大蔵省銀行局長の真の目的は何!? 三行同時垂直合併の巧妙な仕掛けの果てに、都銀さえも…。水平合併の策謀を描破した、書下ろし長篇企業小説。

2021.07.15発売
【無料公開版】原因において自由な物語 電子特典付き
五十嵐律人『原因において自由な物語』試し読み版です。
本編冒頭試し読みのほか、書店員さんメッセージ、弁護士作家の一日などの特集も収録されています!
※ ※ ※
謎を解かなければ。
私は作家なのだから。
人気作家・二階堂紡季には、
誰にも言えない秘密があった。
露呈すれば、すべてを失う。
しかし、その秘密と引き換えにしても、
書かねばならない物語に出会ってしまい――。
デビュー作『法廷遊戯』が、ミステリランキングを席捲! 注目の弁護士作家第3作!
装画/junaida

2021.07.15発売
新関碧 グラから見るか?エモから見るか? ヤンマガデジタル写真集
写真集・画集
ブレイク必至若手女優の等身大のグラビア&エモい写真をフレッシュにお届け!
数々のCMに出演し、活躍の場をドラマにも拡大中! 大注目の新関碧ちゃんが登場! ドキッとせずにはいられない大きな瞳に、無邪気な笑顔。碧ちゃんワールドに魅了されちゃってください!
※本作品はヤンマガWebで公開された同タイトルグラビア(無料版+有料版)のデジタル写真集です。

2021.07.15発売
大槻りこ ミスマガ2020おしゃかわグラビア5 ヤンマガデジタル写真集
写真集・画集
ミスマガジン受賞者たちの素顔と魅力に迫る企画系グラビア写真集!
ファッション誌で活躍するスタッフを迎えておしゃれで色っぽいグラビアに挑戦。
ラストを飾るりこちゃんのテーマは「ヘルシー」。運動神経抜群、いつも元気な彼女にはスポーティで健康的なムードがぴったり!
※本作品はヤンマガWebで公開された同タイトルグラビア(無料版+有料版)のデジタル写真集です。