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2020.11.27発売
女のあしおと
講談社文庫
小説への夢をささえに、浮き沈みの多い半生を、ひたむきに生きた、人気女流の自伝的随筆集ーー生家からの自立を願い、18歳の若さで結婚。幼な子を連れての恐怖の引揚げ体験、病苦、離婚、そして夜逃げ同然の再出発……。辛酸の中で、文学への執着を一筋の光明として生きた半生を、真率につづる「浮き沈み五十年」をはじめ、懐かしい土佐の山河や愛着ひとしおの着物の話など、人気女流の素顔の魅力が溢れる随筆集。

2020.11.27発売
好きになるヒトの生物学
森のくまの目線で、ヒト(人間)に関係するさまざまな問題を生物学的に考える一冊。
ルポライターを目指して森からやってきた熊と、先生との間に交わされる講義形式で展開。
12か月の四季折々の出来事を踏まえながら、身近なテーマで勉強できる。
文系、理系を問わず、「ヒトの生物学」をもっと楽しみたい人に。
カラー版。
【目次】
1月 年賀状 ~遺伝子は生命のレシピ
2月 バレンタインデー ~ヒトゲノム解析でわかったこと
3月 卒業式 ~男と女の違いを考える
4月 入学式 ~ヒトの発生と再生医療
5月 ハイキング ~こころは脳がつくるのか
6月 梅雨 ~脳の調子を左右するもの
7月 暑中お見舞い ~病気と健康
8月 かき氷 ~ヒトは何を食べてきたか
9月 月見だんご ~からだの調節
10月 運動会 ~なぜ老い、なぜ死ぬか
11月 紅葉 ~ヒトはどこから来たか
12月 大掃除 ~人間は地球に何をしてきたか
※姉妹編に『好きになる生物学 第2版』があります。
『好きになる人間生物学』の改題改訂版。カラー化。
新しい知見を盛り込み、一部の図も見やすく改訂。

2020.11.27発売
赤の組曲
講談社文庫
学生時代の知己・坂口秋男が、千草検事の許を訪れ、妻・美世の失跡を告げた。預金30万円が引き出され、伝言板に3つのゼロが記されてあった。一方、長野県・別所温泉の旅館に、赤いネグリジェを遺して消えた挙動不審の女は、美世らしい。失跡の謎に加え、美世の周辺の人間が、殺人者の手にかかり、事件は意外な展開をみせる。

2020.11.27発売
影の告発
講談社文庫
デパートの満員のエレベーターの中で、殺人事件が発生。被害者は、私立高の校長・城崎達也と判明。白昼、しかも衆人環視の中での大胆不敵な犯行の手がかりは、名刺と母娘の古い写真しかない。偶然、事件現場に居合わせた千草検事が、捜査の指揮をとることになった……。本格派の第一人者の代表作。日本推理作家協会賞受賞作品。

2020.11.27発売
太閤秀吉(四)
講談社文庫
九州・島津の降伏、中国・毛利の懐柔で、西の不安は、一掃した。残るは、関東の北条のみ。豊臣秀吉は、大軍による持久戦でこれを滅亡、全国制覇を達成する。一方、秀吉の愛を独占していたお茶々は、鶴松を生んで後宮での勢力を拡大するが、小田原陣に参戦した茶博士・千利休の娘ぎんの存在に気をもむ。そして、利休切腹の真相は……。<全8巻>

2020.11.27発売
太閤秀吉(三)
講談社文庫
織田第一の重臣・柴田勝家は、豊臣秀吉の北の庄攻めで滅ぶ。秀吉が密かに慕いつづけていたお市御寮人も、再婚した夫に殉じ凄絶な最期を遂げる。大坂城に移った秀吉は、最大の強敵・徳川家康打倒を策す。二者は小牧山で激突するが、家康の反撃をくらい、決着がつかず和睦。改めて家康の力を知らされ、懐柔策に転じる。関白宣下を受けた秀吉は、遠く九州へ大軍を発する。討つは、島津義久……。<全8巻>

2020.11.27発売
バカロレア幸福論 フランスの高校生に学ぶ哲学的思考のレッスン
星海社新書
哲学は、世界を生き抜くための武器である
フランス人は、幸福についてのさまざまな哲学的な立場や議論を学びます。そしてそれを哲学小論文(ディセルタシオン)という「思考の型」に当てはめて、自分なりに表現することを、高校時代に徹底的に練習しています。生きていく中で自分が遭遇した問題や困難をどのように理解すべきか、人生をどのように切り開いていくかを考えるための実践的な道具が哲学なのです。しかし、これはフランス人の専売特許ではありません。誰でも「思考の型」を身につけ、活用しながら、この世界を生き抜いていくことができるのです。われわれもまた、幸福に至る道を見つけるために、哲学すればいいのです。

2020.11.27発売
約束の国 4
星海社FICTIONS
''戦友,,の最小限度の犠牲を経て、ヒルトリア共産党を手中に収めたダーヴィドとトルバカイン。国政の抜本的改革を断行し、順調な漕ぎ出しを始めたかに見えた新政権だが、二人を待ち受けていたのはあまりにも残酷な''真実,,だった――。
未来に待ち受ける内戦(悲劇)を回避し、ヒルトリア(約束の国)を救うことができるのか――。
カルロ・ゼンが贈る''共産主義英雄譚,,完結。

2020.11.27発売
約束の国 3
星海社FICTIONS
伏魔殿と化したヒルトリア共産党で`` ボルニアの腕切り人,,と呼ばれ、汚職官吏(ノーメンクラトゥーラ)の大掃除に辣腕を振るうダーヴィド。トルバカインと共に``制御可能な革命,,の準備を着々と進めていたダードだったが、ソコルジー少将の暗殺を引き金に、政局は混迷を極めていく……。
クーデターを発動し、ヒルトリア(約束の国)を掌握するのは連邦軍か、民族主義者か、超連邦主義者か、それとも――。
カルロ・ゼンが贈る``共産主義英雄譚,, 激動の第3巻――。

2020.11.27発売
約束の国 2
星海社FICTIONS
スロニアTO叛乱の芽を撃滅した功績が認められ、連邦軍中尉任官及び共産党書記局付という異例の昇進を果たしたダーヴィドら五人は、ボルニア共和国首都ヴルフ・ボスナに赴任する。ヒルトリアの“末期的現状”を唯一正確に見抜くトルバカインと未来を知るイレギュラーであるダーヴィドは“制御可能な革命”を果たす為、約束の国に巣食う“癌”を手段を選ばず一掃していく……。
カルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚” 粛清の第2巻――。

2020.11.27発売
約束の国 1
星海社FICTIONS
ヒルトリア社会主義連邦共和国──党と国家機構が融合し、“兄弟愛と統一”のスローガンの下、五民族・五共和国が薄氷の上に共存共栄する共産主義国家に時を越えて舞い戻ったダーヴィド・エルンネスト。過去か未来か、“共産主義”か“民族自決”かの二者択一の正解を求め、ダーヴィドは仲間と共に、ヒルトリア連邦人民軍で栄達を重ねていく……。
『幼女戦記』のカルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚”開幕──。

2020.11.27発売
プラトニックチェーン(下)
星海社文庫
"世界は変わっていくものばかりだけど。今この場所今この自分今この気持ちだけは変わらない"
世界の全てを検索し、万物を保存し続けるネットの女神サマ――プラトニックチェーン。
バーチャルとリアルの狭間から、彼女は今日もあなたの望みを叶えてくれる。
5ページだからすぐ読める。色褪せることのない名作SFショートショートが書き下ろしを加えて完全復刊。

2020.11.27発売
プラトニックチェーン(上)
星海社文庫
"ネットワークではなく、人の心をサーチするんです。"
探偵で、天才ハッカーで、女子高生たちの噂話で、世界の全てを検索できるネットの女神サマ――プラトニックチェーン。
誰かと接続がらずにはいられない人々が、今日もプラトニックチェーンに奇妙な願いをかける。
5ページだからすぐ読める。色褪せることのない名作SFショートショートが書き下ろしを加えて完全復刊。これぞ決定版!

2020.11.27発売
2013年のゲーム・キッズ
星海社文庫
わたしのこと、知ってるでしょ?
新感覚の物語体験が大きな話題となり、延べ700万PVを記録したモンスターコンテンツ『謎と旅する女』の書き下ろし新バージョンを収録!
渡辺浩弐がその千里眼で“2013年のたった今どこかで始まっている未来”を描き出すショートショート集。ほとばしるアイデア、しのびよる恐怖。これが作り話だって、誰が証明できる?
ジワッと怖い傑作ショートショート、 “ゲーム・キッズシリーズ” 最新作!

2020.11.27発売
2999年のゲーム・キッズ(下)
星海社文庫
2999年、人間は機械と化し、あらゆる部位が交換可能な身体で暮らしていた。人生の選択はすべて「塔」にある中央コンピューターが管理し、街で暮らす誰もが過不足なく、完璧な幸福を実現できるようになっている。幸せの永久機関が存在するこの街は、人類の理想そのもののはずだった……。はるか未来で繰り広げられる、人であって人でないものたちの、闇と光の物語。渡辺浩弐の伝説的傑作、ここに復刻。

2020.11.27発売
2999年のゲーム・キッズ(上)
星海社文庫
この街は、「幸せの約束された完全都市」のはずだった。超未来の闇と光の群像劇、開幕!
“ヒト”が創造主と化したはるか未来。「塔」があらゆるものを管理し、完璧な幸福が実現しているはずの“街”に、“彼ら”は暮らしていた。髪、顎、鼻、唇、目、記憶、そして子供……。あらゆるものが取替え可能な閉鎖都市。嫌な記憶は消せばいい。めんどうな子供はスイッチを切ればいい。みんなそうしてる。だれも疑わない。誰にとってもいちばん大切なもの、それは“自分”だから……。はるか未来で繰り広げられる、人であって人でないものたちの、闇と光の物語。渡辺浩弐の伝説的傑作、ここに復刻。

2020.11.27発売
2000年のゲーム・キッズ(下)
星海社文庫
このちょっと怖い未来の話は、あなたが暮らす“たった今”の続きの話……。
夢を録画再生できる“夢ビデオ”、世界記録のために生まれた双子のマラソンランナー、自殺の練習ができるカプセル錠、成績上位者だけが生き残る“国民ランキング”、生後間もない息子を殺した夫婦が時効直前に自首したある“理由”、殺人者予備軍の転校生が受けた“特殊な治療”……。このちょっと怖い未来の話は、あなたが暮らす“たった今”の続きの話。感じる恐怖がリアルなのは、今もそれを感じているから。渡辺浩弐の描く、5ページ×50篇の、ショートショートSF。伝説的傑作、ここに復刊。

2020.11.27発売
2000年のゲーム・キッズ(上)
星海社文庫
5ページ×50篇!“今”の続きにある、“ちょっと怖い未来”の話
“ある方法”で強制的に介護を終わらせるロボット、メンバー全員が有名選手のクローンで作られたスーパードリームチーム、誰も死なない代わりに数年に一度大粛清のある世界、お互いの復讐を助け合う復讐互助会“リベンジネット”…。
このちょっと怖い未来の話は、あなたが暮らす“今”の続きの話。感じる恐怖がリアルなのは、どこかでそれを感じているから。渡辺浩弐の描く、5ページ×50篇の、ショートショートSF。伝説的傑作、ここに復刊。

2020.11.27発売
1999年のゲーム・キッズ(下)
星海社文庫
広告マッチングシステム、ペアレンタルコントロール、情報統制、ライフログ、はてはビデオオンデマンドまで……、世界の光と影に顕在し、潜在する、当たり前としての“現代”は、自身の作品を通じ、未来を予言し続けてきた作家/渡辺浩弐の描く、定められた“未来”だった――! あの『ファミ通』で毎週連載された伝説的傑作にして20世紀最大の“予言の書”が、星海社文庫で“決定版”としてついに復刻。この一冊があれば、未来へいける。

2020.11.27発売
1999年のゲーム・キッズ(上)
星海社文庫
それは、ノスタルジックな未来のすべて。
――ソーシャルネットワーク、スマートフォン、バーチャルアイドル、クラウドコンピューティング、そしてゲーミフィケーション……いまや当たり前のように僕らの世界を包む“現実(2010年代)”は、かつてたったひとりの男/渡辺浩弐が予言した“未来(1999年)”だった――!
あの『ファミ通』で毎週連載された伝説的傑作にして20世紀最大の“予言の書”が、星海社文庫で“決定版”としてついに復刻。おかえりなさい、ゲーム・キッズ。