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七日間の身代金
1998.07.15発売
七日間の身代金
著:岡嶋 二人
講談社文庫
プロデビューを目指す若き音楽家カップルの千秋と要之介。ある日、富豪の後添いとなった友人から、弟と先妻の息子が一緒に誘拐されたと相談を受ける。身代金の受け渡しは、どこにも逃げ場のない湘南の小島。にわか探偵と化した2人は犯人を追うが……。誘拐と密室の二重の謎に挑む、傑作青春ミステリー。
電子あり
バッドガール・ブルース
1998.07.15発売
バッドガール・ブルース
著:レックス・ダンサー,訳:中川 聖
講談社文庫
南部の裏街に咲き競う悪女を愛した代償は? タフで愛すべきアンディを事件に巻き込む悪の華。フレンチ・クォーターでは恋も遊びも命がけ! 故郷に戻った売れっ子ファッション・カメラマンに近づく魅力的な女たちが殺しを呼ぶ。全篇に流れるのは、サックス奏者が死の直前に悪女に捧げた「バッドガールズ・ブルース」。タフで愛すべき主人公の周りで次々に起こる殺人事件の犯人、ディープサウス1の悪の華は誰?ニューオリンズ・ミステリー傑作誕生。
逃げる女
1998.07.15発売
逃げる女
著:リザ・スコットライン,訳:山 祥子
講談社文庫
やり手の女弁護士にかけられた殺人容疑! 別れた恋人が殺された!捜査の目を逃れて真相を探るベニー前で次々と起こる殺人事件! やり手の女弁護士として少しは知られたベニーは、いまや追われる身。元恋人で法律事務所のパートナーを殺したと目されているのだ。真犯人を探すべく必死の逃亡を続ける彼女の行く手には、新しい死体がまたひとつ!アッと驚く逃亡生活を続けながら次第に真犯人に近づくが……。実力派の傑作ミステリー!
バリの魂、バリの夢
1998.07.15発売
バリの魂、バリの夢
著:大竹 昭子,解説:鏡味 治也
講談社文庫
バリが失ったもの、守り続けているもの。この島は、何故かくも旅人のこころをからめとるのか!? 究極のバリ島読本。バリの迷宮をさまようーー目も醒めるような青い水田、耳に優しいガムランの音。小さな遺跡を訪ね、ウブドのアートや市場の喧騒に酔いしれる日々。バリは、何故かくも旅人の心をからめとるのか? 暮らし、食べ物、祭り、舞踊、言葉、暦……。バリ島の魅力に深くふれた名著『バリ島 不思議の王国を行く』に書き下ろしを加えた、究極のバリ島読本。
電子あり
孤島
1998.07.15発売
孤島
著:津村 秀介,解説:清原 康正
講談社文庫
男は、名前を持たなかった。あらゆる過去を消し去り、汚れたレインコートをまとって、深い闇の中を、夜汽車に揺られていた。他人になりすまし、母の死んだ孤島を、ひたすらめざした。自分は、いったいどこにいるのか? 私とは何か? 自己存在の謎に挑む、壮大なミステリーの実験。埴谷雄高、鮎川哲也氏絶賛の『裏街』に続く第2弾!
電子あり
スズメバチの巣
1998.07.15発売
スズメバチの巣
著:パトリシア・コーンウェル,訳:相原 真理子
講談社文庫
野望と変化の街――アメリカの“スズメバチの巣”と呼ばれるシャーロット市。一刻も休むことのない警察署では、1600人の警察官が働いている。他州から来たビジネスマンが次々殺される。股間には、オレンジ色のスプレーで奇妙な落書きが。P(パトリシア)・コーンウェルが新境地に挑む白熱の本格警察小説。全米ベストセラー!
テロリストのパラソル
1998.07.15発売
テロリストのパラソル
著:藤原 伊織
講談社文庫
アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し20年以上もひっそりと暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。ヤクザの浅井、爆発で死んだ昔の恋人の娘・塔子らが次々と店を訪れた。知らぬ間に巻き込まれ犯人を捜すことになった男が見た事実とは……。史上初の乱歩賞&直木賞W受賞作。
ソウルは今日も快晴
1998.07.15発売
ソウルは今日も快晴
著:戸田 郁子,解説:関川 夏央
講談社文庫
チョッパリを嫁に迎えて柳家は大変 結婚、出産そしてハルビン留学へ愉快痛快豪快の異文化エッセイ 柳(リュ)家の末っ子・銀珪(ウンギュ)とすっかり意気投合、どういうわけか結婚することに。チョッパリを嫁にした柳家もたいへんだけど私だってびっくりすることばかり。留学生活や仕事ではわからなかった韓国大家族主義の冠婚葬祭やら出産、子育てなど、時には悲憤慷慨しつつ愛をこめて痛快に描くありのままのソウルの日常!!『ソウル・サランへ』を改題
まだらの蛇の殺人
1998.07.15発売
まだらの蛇の殺人
著:阿井 渉介,解説:郷原 宏
講談社文庫
「まだらの蛇が」という言葉を残して1人また1人……。天井裏から蛇の吐息、死体の首筋には2つの牙跡! 能面の怪人は炎とともに宙に消え、エリート&アウトロー刑事コンビをあざわらう。大蛇(おろち)伝説に怯える素封家(そほうか)を包囲する毒牙は何を狙うのか。捜査一課の若き刑事、堀進が主人公のシリーズ第1作。 「まだらの蛇が」という言葉を残して1人また1人……。天井裏から蛇の吐息、死体の首筋には2つの牙跡! 能面の怪人は炎とともに宙に消え、エリート&アウトロー刑事コンビをあざわらう。大蛇(おろち)伝説に怯える素封家(そほうか)を包囲する毒牙は何を狙うのか。捜査一課の若き刑事、堀進が主人公の新シリーズ第1作。
電子あり
折々の憎悪
1998.07.15発売
折々の憎悪
著:佐野 洋,解説:結城 信孝
講談社文庫
動物病院からの年賀状が誤配されてきた。隣家の愛犬アンナ宛で、「五日まではお休みですが、緊急の場合はご遠慮なく」と女文字で添書きされていた。だがアンナは、すでにその病院で安楽死させてもらっていた……。不思議なハガキと看護師の死の謎を解きあかす「隣家の愛犬」ほか、名手の技が冴え渡る、珠玉の推理短編集。 動物病院からの年賀状が誤配されてきた。隣家の愛犬アンナ宛で「5日まではお休みですが、緊急の場合はご遠慮なく」と女文字で添書きされていた。アンナはすでにその病院で安楽死させてもらっていた……。不思議なハガキと看護婦の死の謎を説きあかす「隣家の愛犬」他、名手の技が冴え渡る、珠玉の推理短編集。
電子あり
男波 女波 放浪一本釣り(上)
1998.07.15発売
男波 女波 放浪一本釣り(上)
著:髙橋 治
講談社文庫
放浪(さすらい)の漁師・波太郎対決の海へ……。海をイジメるインチキ釣り師たちよ、俺が本物の名人技を見せてやる! ーー鯛釣り名人「四本竿の波太郎」は、海をコマセで荒らし回る自称「釣り文化人」に、投げ釣り勝負を挑む。そこに、暁子・久乃の美女2人もからんで、大波乱。海洋環境への思いやりにあふれた痛快作! <上下巻・『さすらい波太郎――伊勢湾彷徨/紀州沖急追/熊野灘対決(全3巻)』改題作品>
電子あり
ザ・対決
1998.07.15発売
ザ・対決
著:清水 義範
文芸(単行本)
同時代の東西2大哲人・ソクラテスと釈迦、どっちが偉い!?パロディ、パステイシュ、諷刺、諧謔、文章(もんじょう)の大家が縦横無尽に描く抱腹絶倒、仮想好敵手(ヴァーチャルライバル)10の短篇集。
司法戦争
1998.07.15発売
司法戦争
著:中嶋 博行
文芸(単行本)
日本を震撼させるリーガル・サスペンスの到達点!自動車PL巨額訴訟でアメリカに敗退する日本企業。その裏で最高裁の陰謀が潜行していた──。 圧倒的なスケールと驚愕の結末。3年の沈黙を破る問題作! 沖縄で最高裁判事が殺され、調査官・真樹加奈子にスパイの密命が下った。判事は最高裁の内紛の犠牲者なのか。東京地検、法務省、内閣情報調査室、警視庁……あらゆる権力を巻きこみながら最高裁の陰謀は潜行していく。法曹生命を賭して真相をさぐる真樹は、思いもよらない巨大なたくらみに直面する。そしてさらなる驚愕の結末とは……!?
描かれた風景への旅
1998.07.15発売
描かれた風景への旅
著:内海 一郎
文芸(単行本)
北の大地のどこかに失踪した友がいる──。 10枚の絵葉書に導かれて北海道を旅する男と女。著者の新境地を示す長編ロード・ミステリー。 家族も友人も棄てて、親友が突然消息を絶った。 彼から届いた10枚の葉書には、風景画のほか何も記されていない。 この風景をたどれば、あいつの居場所がわかるかもしれない── そんな思いに駆られ北海道へ来た男の、風景を探す旅が始まった。 著者が初めて挑む、吹きわたる風のような長編ミステリー。
フラボノイドの医学
1998.07.15発売
フラボノイドの医学
編:吉川 敏一
慢性病に効くと話題のフラボノイドを満載。 活性酸素や過酸化脂質などの有害な物質の発生を抑えるため、これらが発病に深く関わる癌、動脈硬化、糖尿病や痴呆などの治療薬になるフラボノイドを集大成した。 ■フラボノイドが、慢性病の改善に燭光をみいだすのか? 植物中に広く存在しているフラボノイドは、植物が自然環境の中で存在するための重要な戦略の一端を担っている。移動することができない植物は、昆虫や鳥の食害から身を守るため、あるいは容赦のない紫外線や熱線の照射に耐えるため、あるいは微生物の侵入を防ぐため、多種多彩な成分を生産して防衛に努めている。その重要な成分の1つがフラボノイドである。フラボノイドの秘めたる力が、現在つぎつぎに解明されている。 ●イチョウは古来、中国の漢方で喘息や気管支炎の治療に、利用されていたが、その葉の抽出物が近年ドイツやフランスで医薬品として臨床応用され、脳血管障害をはじめ微小循環の改善に多くの報告がある。 ●赤ワインのフレンチパラドックスは最近つとに有名で、動脈硬化の予防が疫学的に証明されて一種のブームとさえ言えよう。 ●緑茶のがん予防効果も静岡県の大規模調査で解明されつつある。発がん制御実験は多くの野菜で検討されているが、緑茶では成分抽出が容易なこともあって、発がん以外の有益な作用の実験も進められている。 ●最近ブームの薬膳やハーブも、漢方や欧米で民間薬として使われているものから、定評のあるものが再確認されている。 ■これらの有効成分の解明はまだ緒についたばかりであるが、いずれも共通のフラボン骨格を有するフラボノイドが多数含まれている。フラボノイドには多くの水酸基があり、抗酸化能が多彩な作用に関与しているとみられる。本書はフラボノイドにスポットをあて、科学面、医学面から現在の知見を集大成した。
あじさい寮物語(2)
1998.07.15発売
あじさい寮物語(2)
著:遠藤 みえ子,絵:狩野 富貴子,解説:堀内 純子
青い鳥文庫
あじさい寮での寮生活も半年たち、ルームメイトも秀才の上田さんから甘えん坊のキョンにかわりました。学園生活は、「黄色いリボン事件」やストームに、「モジリアニ事件」など、よくもわるくもドラマチックそのものです。こ~んなわたしにだって、ボーイフレンドが……。お年ごろですからね。友情と学園生活の楽しさがギッシリつまった第2弾。必読です! この本は、おチャメで元気な由紀がまわりの人びとの心に灯をともし、幸せをつかんでいく愛の物語です。わくわくする事件がつぎつぎに起こり、いろんなことを考えさせてくれる、すてきな本です。──(解説より)
ホ-ムズ少年探偵団(3) ニュ-ヨ-クの怪事件
1998.07.15発売
ホ-ムズ少年探偵団(3) ニュ-ヨ-クの怪事件
著:ロバ-ト・ニュ-マン,訳・解説:神鳥 統夫,絵:篠崎 三朗
青い鳥文庫
大人気「ホームズ少年探偵団」の第3弾! シリーズの第1弾では、第2のシャーロック・ホームズをめざすアンドリュー少年と、ロンドンの“下町っ子”たちがが、ぶきみな巨大地下組織に挑戦。第2弾では、アンドリューと名コンビを組む少女セーラが誘拐され、国際的謀略に巻きこまれます。さて、今回。名女優の母バーナのアメリカ公演について、アンドリューとセーラはニューヨークをおとずれます。同じころ、スコットランドヤード(ロンドン警視庁)のワイアット警部もニューヨークに……。到着まもなく、おどしのような事故がおこります。同市の汚職事件の捜査にワイアットがやってきたとうたがわれているらしいのですが、彼のほんとうの任務は?アンドリューとセーラの身に危機が! 大都市ニューヨークをゆるがす汚職事件がおき、証拠書類がはいったキャビネットがぬすまれた。一方、“アフリカの星”という3個のダイヤモンドも行方不明に……。大物政治家キャディの暗躍、ワイアット警部のなぞの行動、画商モーブリーのかくされたねらい。アンドリューとセーラは誘拐され、城のある島へ。
「大恐慌型」不況
1998.07.14発売
「大恐慌型」不況
著:侘見 光彦
今、日本は大恐慌への第1段階を越えた 平成不況は単なる不況ではない。1929年ニューヨーク発「世界大恐慌」と同じ道を進んでいる。恐慌研究の世界的権威が、この異常現象と恐慌になったら何が起こるかを明らかにした。 [主な内容] ●大恐慌の原因と引き起こされる異常現象 ●3年間で株価は90パーセント下落 ●所得は半分に、失業率は25パーセント ●大恐慌では銀行の40パーセントが破綻 ●ゆるやかに始まり、しだいに加速する ●経済の累積的縮小と銀行恐慌の複合的産物 ●戦後の大恐慌回避の仕組みが崩れた ●不況が大恐慌化する道が日本で開かれた
旅人たちのピ-コ-ト
1998.07.13発売
旅人たちのピ-コ-ト
著:蔵前 仁一
初めてのアメリカ旅行から最新のイエメン紀行まで。紀行文のトップランナー、18年間の旅の集大成。 次はどこへ行こうか いつからか“旅人”になった。 ニューヨークで最新のアートシーンを見てやろうと勇躍旅立ってから18年、中国で恐怖のバスに揺られ、タヒチの秘密基地に潜入し、ラダックのテントの中で震え、南インドの定食に立ち向かい、アテネで譲られたピーコートにくるまり、そしてシバームの沙漠の摩天楼に息を呑んだ。
ゴジラとは何か
1998.07.13発売
ゴジラとは何か
著:ピ-タ-・ミュソッフ,訳:小野 耕世
日米革新的文化論 日本人のトラウマからアメリカ人の願望までゴジラを知れば、隠れていた真実が見えてくる ゴジラはなぜ、日本人ばかりか、世界中の人々を興奮させ、夢中にさせるのか?ゴジラ・ファンのアメリカ人異文化研究家が、アメリカと日本の数十年にわたるゴジラ人気の歴史や秘密などを探りながら、現代人の深層に潜む“ゴジラ願望”を抉り出していく。ゴジラ、それはあなたなのかもしれない。