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もっと、エロスを!
1998.07.17発売
もっと、エロスを!
著:王 敏
女性たちよ、美味しい所だけを食べようとしてはいませんか? 「子殺しのパチンコ母」「幼すぎるお受験ママ」「ワーッしか言えないテレビ・ギャル」「援助交際(売春)中高生」などなど、「元始、女性は太陽であった」はずの国の未熟女性に中国人女性学者が直言! 結婚しても子どもをもちたくないと考える若い男女が増えつつある。愛し合う第1の通過点が結婚、第2通過点が出産と子育てだと私は思う。愛するということは、自分の人格を相手に与え、相手の人格を敬い相手から学ぶ行為といえる。ところが、愛し方を知らない世代が生まれつつあるのではないか。……愛とはいったい何なのか。エロスは人格とどう関係しているのか。今の日本人に、愛の原点を見つめ直してほしいと思う。──(本文から) 日本女性は勤勉である。その理想に良妻賢母を求めてきた伝統習慣がある。包容力、忍耐力、協調性を受け継いできた。そして何よりも今、自己錬磨をする時間のゆとりがある。自己を磨く目標こそ大切にしたい。みずから輝きを出す太陽こそ、目標であってほしいのである。平塚らいてうの「元始、女性は太陽であった」を改めて、「元始も今も、女性は太陽である」と言い換えようではないか。
くまのプーさん クリストファー=ロビンをさがせ!
1998.07.17発売
くまのプーさん クリストファー=ロビンをさがせ!
文:とき ありえ
講談社の絵本
人気者・くまのプーさんの最新作の絵本化! プーさんの大のなかよし、クリストファーがとつぜん行方不明?に……。クリストファーをさがすためにプーさんと仲間たちは冒険の旅に出ます。再会できるかな? (C)Disney Based on the Pooh stories by A.A.Milne(copyright the Pooh Properties Trust)
室内化学汚染
1998.07.17発売
室内化学汚染
著:田辺 新一
講談社現代新書
急増するシックハウス症候群、あなたの家は大丈夫か? 知らないうちに住まいに蔓延し、私たちのからだを蝕む危険な化学物質。ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンはどこから発生しているのか。どうすれば、身を守れるのか。最新データで答える緊急対策! 空気を入れ換える――壁、床、畳、日用生活品、そして住まい手自身……と、化学物質は、室内のありとあらゆるところから発生しうる。……しかし焦って壁紙や畳をはがしたりすれば、室内の化学物質濃度がかえって上昇してしまいかねない。私たちが当座取り組むべき対策は、まず「小まめな換気」。……「小まめな換気」を怠れば、室内はたちまちシックハウスと化してしまうかもしれないのだ。それでは、スカスカの住宅を設計をすればよいのだろうか。スカスカの住宅は換気がよいというより、漏気が多いと解釈した方がよい。漏気が多いと暖房効率は格段に悪くなるし、快適性も下がる。要は、自然換気や機械換気を必要なときにうまく行う仕組みを作っておくことである。そのために、住宅の気密性を高める工夫が行われている。もちろん、気密性の高い住宅というのは、潜水艦のような住宅ではない。窓や給気口を開放することによって自然換気が充分できるような住宅だ。――本書より
黒い聖母と悪魔の謎
1998.07.17発売
黒い聖母と悪魔の謎
著:馬杉 宗夫
講談社現代新書
「光の国」大聖堂のうちに隠された異教・異貌の神々 目隠しされた女性像、黒い聖母、悪魔、葉人間――大聖堂の奇怪な図像はなぜ生まれたのか。もう一つのキリスト教美術を鮮やかに解読する。 ロカマドールの謎の聖母像――聖母マリアには不吉な黒色は似つかわしくない、と思いながらも、その異教的な謎にみちた姿は、われわれをとらえてはなさない。逆に黒色だからこそ神秘的な力を持って迫ってくるのかもしれない。遠くからしか見えない意外に小さな聖母像(0.76メートル)に迫力を与えているのは、確かに全身を被う黒色である。黒は不思議な力を持っているのである。(中略)ロカマドールの《黒い聖母像》については、かつて銀箔で被われていたためにその酸化作用によって黒くなったのだ、と言う人もいる。しかし、実際は、それは黒く塗られたロマネスク時代の代表的木造彫刻の1つであり、黒い聖母として崇拝されてきたことを忘れてはならない。では、なぜ黒く塗られたのであろうか。この《黒い聖母》の謎を解くためには、それが崇拝された場所について調べる必要を感じるのである。なぜなら、それらの地はケルトの伝統を残す選ばれた地だったからである。――本文より
「在日」としてのコリアン
1998.07.17発売
「在日」としてのコリアン
著:原尻 英樹
講談社現代新書
民族とは?国籍とは?「日本人」とは何なのか?! 民族とは?国籍とは?差別の本質とは何か。基礎知識を踏まえて「在日」の戦後を直視し、タブーを超えて日本社会を問い直す。 祖国志向と「在日」志向――総連から北朝鮮への資金援助は、以前新聞紙上をにぎわせていたが、ソウル・オリンピックの時は民団系の「在日」を中心に約53億円の援助金が送られた。これをみると「在日」とその祖国との関係は今でも密接であることを感じさせる。……アメリカとの対比で考えればわかりやすいが、日本では帰化手続きをしない限り、あるいは日本国籍者と結婚して子どもが日本国籍にならない限り、何世代経とうとも「在日」はあくまで外国人であり、日本社会の成員とみなされてこなかった。日本社会の成員とは、「血統上」日本人であるのと同時に、日本国民でなければならないのである。「在日」のニュアンスには一時滞在の意味もあるように、ソトの人間としての外国人はほぼ一時滞在者に近い存在だと一般的にはうけとられている。このような排除の論理は、国家レヴェルから地域社会、近隣、学校など隅々まで行き渡っており、「在日」は日本国中ほとんどどこに行っても外国人、ソトの人として扱われる。――本書より
為替市場の読み方
1998.07.17発売
為替市場の読み方
著:佐中 明雄
講談社現代新書
円安、ドル高、アジアの危機。通貨がわかる!経済がわかる! アジアの通貨危機、強いドル、そして日本経済の命運をも決する外国為替。その仕組みから金融新技術まで詳細に解説。 外国為替の仕組み――いちばん広く受け入れられており、そしてもっとも妥当な外国為替の定義は、「異種通貨の交換」である。この定義に従えば、われわれが外国に行く前に銀行にいって、円とドルなど外国の通貨と交換する、あるいはドルのトラベラーズチェックを買い、海外で外国の通貨、例えばフランスのフランと交換するのももちろんこの範疇に属する。それだけではない。米国に留学している子供のために、親が銀行にいって円を振込みドルを送金することも、また石油精製メーカーなど輸入業者が輸入品の代金として円でドルなど外国通貨を買って支払うことも、そして自動車メーカーなど輸出業者が輸出代金としてドルなど外国通貨を受け取り、これを円に換えることも「異種通貨の交換」である。さらに証券会社や生命保険会社などの機関投資家が米国債など外国証券を購入するため、銀行で円を払い込んでドルなど外国通貨を購入する際にももちろん外国為替が発生している――本書より
のばらの村のものがたり ポストカ-ドブック
1998.07.16発売
のばらの村のものがたり ポストカ-ドブック
その他:ジル・バ-クレム
講談社の絵本
12枚の絵はがきに、のばらの村のガイド付 ジル・バークレムの雰囲気あふれるイラストがおしゃれな絵はがきに!巻末にはキャラクター紹介など、のばらの村のすべてがわかるガイドもついています!
才能
1998.07.16発売
才能
著:マキノ 正幸
どんな子供でも必ず持っている素晴らしい「才能」。本人も親も気づかない「才能」を見つけだすには!? 安室奈美恵、SPEEDからB.B.WAVESまで。 沖縄アクターズスクールの秘話満載で描いた、マキノ校長の型破り教育マニュアル。 安室奈美恵に続いて、MAX、SPEED、知念里奈……、多くの才能たちが巣立っていった。けれど、沖縄アクターズスクールの生徒たちにとって、デビューだけが目標ではない。「インストラクターになりたい」「演出をやってみたい」「とにかく、見ている人に元気をあげたい」自分自身の人生を、ブレイクスルーさせる方法には、無限の選択肢があることを知っているのだ。──本文より
勇のこと
1998.07.16発売
勇のこと
著:津本 陽
いま、私たちに1番必要なものは勇気である! 改革も闘争も創造も、最後は勇気があるかないか、この1点が勝負を決める。幕末の志士、坂本龍馬、西郷隆盛は変革の時代をこう切り開いた。 幕末期に、維新回天の大業に貢献した坂本龍馬は、時代の変遷を見通していた、商業界の代表ともいうべき人物である。西郷隆盛は、戦国期以来の日本精神を伝える武士の典型であろう。いま、彼の遺訓をふりかえれば、日本精神がいかに衰えているかを歎かざるをえない。 ……日本人は功利主義に徹するようになり、保身を第1とこころえるようになった。そのため、事なかれ主義がはびこり、バブル崩壊の後始末をする勇気さえ、あらわすことができない。国運は消長するものである。停滞のあとには、また発展がはじまる。あらたな発展の成果を享受できるのは、前途の闇にむかい、いちはやく歩みだす勇気の持主であろう。(「あとがき」より)
エドワ-ド・エリスの日記
1998.07.16発売
エドワ-ド・エリスの日記
著:ロブ.エドワ-ド・エリス,訳:川生 枝実
ピート・ハミル絶賛! ──アンドレ・ジットや永井荷風など今世紀もっとも偉大なダイアリストの日記にならぶ偉業── 1927年から現在まで書きつがれたアメリカン・グラフティ 大恐慌時代、第2次世界大戦、マッカーシー旋風など世界を揺るがした大事件を体験したジャーナリストの日録・アメリカの20世紀。 まだ生まれていない人間たちが、私たちのこの時代を理解するヒントをエドワード・エリスの日記に見つけることだろう。それが彼の達成した偉業、それが彼の勝利なのだ。──ピート・ハミル ●日記に登場する人たち ・ルイ・アームストロング ・エレノア・ローズヴェルト ・ハリー・トルーマン ・シンクレア・ルイス ・トーマス・マン ・ドワイト・アイゼンハワー ・ジョン・デューイ ・マッカーサー元帥 ・アルトゥール・トスカニーニ ・ジョセフ・マッカーシー ・ヘンリー・フォード ・グレース・ケリー ほか
男波 女波 放浪一本釣り(下)
1998.07.15発売
男波 女波 放浪一本釣り(下)
著:髙橋 治
講談社文庫
女も海も、釣るなら本気(マジ)で惚れてみろ! 4名人の熊野灘決戦! 出るか秘技・四本竿……そして恋の行方は? ーー宿敵「沖泊り源平」を那智勝浦に追いつめた波太郎。インテリ漁師や山林王、そのジャジャ馬孫娘まで巻き込んで、組んずほぐれつの名人対決を展開する。海と魚を真に愛する男たち・女たちの競演! <上下巻・『さすらい波太郎――伊勢湾彷徨/紀州沖急追/熊野灘対決(全3巻)』改題作品>
電子あり
黒衣の女
1998.07.15発売
黒衣の女
著:折原 一,解説:竹山 淳
講談社文庫
「わたしを探してほしいのです」と、女は探偵社の男に言った。記憶を失った彼女のアドレス帳には、見知らぬ3人の男の名前が記されていた。一見、無関係なこの男たちが次々と殺される。いずれも殺害の手口が似ており、現場付近では喪服姿の女が目撃されていた。いったい真犯人は誰か!? めくるめく折原ワールドの真骨頂。連続通り魔殺人を結ぶのは喪服の女!
電子あり
ミステリ-の書き方
1998.07.15発売
ミステリ-の書き方
著:アメリカ探偵作家クラブ,編:L・トリ-ト,訳:大出 健
講談社文庫
アメリカの売れっ子ミステリー作家たち、ジョン・D・マクドナルド、レックス・スタウト、スタンリー・エリン、ロス・マクドナルドらが、自分たちの企業秘密を公開。作家志望者には座右の書。読者には、作り手の手の内がよく分かって謎解きが一段と鋭くなり、ミステリーが10倍面白く、楽しくなる、必読の書。
閉ざされた夏
1998.07.15発売
閉ざされた夏
著:若竹 七海
講談社文庫
夭逝した天才作家の文学記念館で次々と起こる放火騒ぎ。それは惨劇への序曲だった。謎を追い始めた若い学芸員とミステリ作家兄妹の前に突然、旅行に出たはずの同僚が死体となってあらわれる。天才作家の過去と記念館設立の背後にはどんな秘密が隠されているのか。若者の感情と葛藤を、生き生きと描く。
俳句の達人30人が語る「私の極意」
1998.07.15発売
俳句の達人30人が語る「私の極意」
編:村上 護
講談社文庫
カンタンにわかる誰でも作れる奥義 季語や切れ字、文法のコツがわかりやすい言葉で語られた対談集 季語の選び方は?切れ字はどう使うの?文法はまちがっていない?だれもが、いつでも、どこでも楽しめる五七五の素朴で基本的な疑問を解くカギがここに。山口誓子をはじめ30人の達人が、句作のすべてをわかりやすい言葉で生き生きと語った対談集。俳句を愛するすべての人に贈る「句作のヒント」大全。
「好色五人女」「堀川波鼓」を旅しよう
1998.07.15発売
「好色五人女」「堀川波鼓」を旅しよう
著:岩橋 邦枝,解説:檜谷 昭彦
講談社文庫
元禄文芸の二大作家西鶴と近松の人気作品の舞台を各地に訪ね、女と男の命がけの恋を実感する旅。姫路のお夏、大坂のおせん、京のおさん、江戸のお七、薩摩のおまん、因幡(いなば)のお種──実際の事件をもとに生れた名作の、恋人たちの哀切な息づかいが胸をうつ名著。古典の旅シリーズ『好色五人女/堀川波鼓』改題作品。愛を守り切った心中死、激しく胸をうつ命がけの恋!
電子あり
梟の拳
1998.07.15発売
梟の拳
著:香納 諒一,解説:北上 次郎
講談社文庫
試合中、視力とともにチャンピオンの栄光は失われた。生きる目的を見失いあてどもなく時を過ごしていたボクサー、桐山拓郎。友人の不審な死をきっかけに、彼は出演していたチャリティー・ショーの背後にある黒い霧を感じ取る。見えない敵に徒手空拳で立ち向かう男の、人生の再起を賭けた戦いを描く冒険小説。
ミステリーズ《完全版》
1998.07.15発売
ミステリーズ《完全版》
著:山口 雅也
講談社文庫
謎とトリックと推理の鮮やかなパズル! ーー密室殺人にとりつかれた男の心の闇、一場面に盛り込まれた連続どんでん返し、不思議な公開捜査番組、姿を見せない最後の客……。人気の本格推理作家が、明確な意図を持って、みずからの手で精密に組み上げた短編集。謎とトリックと推理の巧みな組み合わせが、人間の深奥にひそむ「ミステリー」を鮮やかに描き出す。
電子あり
殺人プロムナ-ド
1998.07.15発売
殺人プロムナ-ド
著:森村 誠一
講談社文庫
竹井和夫は大型ベッドを売る営業マン。毎日過酷なノルマに追いまくられていた。ある日終札で支社長に成績の悪さを罵倒される。その2時間後、竹井はナイフで支社長を刺殺した──。普通の人人がふとした瞬間に抱く殺意!鬱屈した会社員を描く「サラリーマン皿屋敷」他、現代人の心の闇を鋭く抉る傑作9篇。
沈黙の裁き 告発弁護士シリーズ
1998.07.15発売
沈黙の裁き 告発弁護士シリーズ
著:和久 峻三
講談社文庫
マンションの屋上で遊んでいた幼女が、忽然と姿を消した。母親は誘拐されたと言い張るが、何の連絡もなく日は過ぎていった。事件後10日を経て、ようやく身代金要求の電話が鳴ったが……。歯はすっかり抜け落ち、渋紙色の皺深い顔に臆病そうな小さな眼が2つーーご存知、法廷荒しの猪狩文助が、次に打つ手は……。幼女誘拐の容疑者を救えるのか?
電子あり