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解体諸因
1997.12.12発売
解体諸因
著:西澤 保彦
講談社文庫
すべての謎は死体から始まった。6つの箱に分けられた男。7つの首が順繰りにすげ替えられた連続殺人。エレベーターで16秒間に解体されたOL。34個に切り刻まれた主婦。トリックのかぎりを尽くした9つのバラバラ殺人事件にニューヒーロー・匠千暁(たくみちあき)が挑む傑作短編集。新本格推理に大きな衝撃を与えた西澤ミステリー。(講談社文庫) すべての謎は死体から始まった。 6つの箱に分けられた男。7つの首が順繰りにすげ替えられた連続殺人。エレベーターで16秒間に解体されたOL。34個に切り刻まれた主婦。トリックのかぎりを尽くした9つのバラバラ殺人事件にニューヒーロー・匠千暁(たくみちあき)が挑む傑作短編集。新本格推理に大きな衝撃を与えた西澤ミステリー。
電子あり
情報部員
1997.12.12発売
情報部員
著:マ-ク・ア-ビング,訳:中山 善之
講談社文庫
死の海峡トンネルで始まる男たちの対決! 世界から要人が集まる英仏海峡トンネル開業式典を目前に控え、3人の男が行動を開始した。非情なテロリストとスコットランド・ヤードの警視、そして米国家安全保障局職員。邪悪と正義は交わることなく破局の時が近づく……。米、英、独、仏、そしてスイスを舞台に、男たちの息づまる対決を描く傑作サスペンス!
ベラウの生と死
1997.12.12発売
ベラウの生と死
著:澤地 久枝
講談社文庫
美しいベラウの島々で、餓えて死んでいった男たちがいた。戦争末期、孤立した南の島で、男たちの生と死をわけたのは何だったのか? ひとつの資料から取材を重ね、戦闘を描かずして「戦争」の顔を浮かび上がらせる……。もの言わぬ死せる人々を、そして、幼いいのちが担う地球の未来を、静かに見つめる必読の書。戦争は終わらない!
電子あり
寝台特急「出雲」消された婚約者
1997.12.12発売
寝台特急「出雲」消された婚約者
著:峰 隆一郎,解説:小梛 治宣
講談社文庫
山陰で出会った美女、殺人との接点は!? ーー島根・日御碕(ひのみさき)で出会った美女・真矢は、自殺せんばかりの雰囲気だった。ごろつき調査員の鏑木(かぶらぎ)一行は、声をかけ朝まで一緒に過ごすことに。だがその夜、「出雲2号」で真矢の婚約者が毒殺された。偶然、事件を調べることになった一行。同じ寝台特急では、被害者の同僚がまた毒殺された。真矢と殺人の関わりは……。傑作トラベル・ミステリー。
電子あり
クリスマス・イヴ
1997.12.12発売
クリスマス・イヴ
著:岡嶋 二人,解説:山口 雅也
講談社文庫
雪山の別荘で起きた真冬の究極ホラー 山深い別荘でのクリスマス・パーティーに向かった敦子と喬二。夜になって到着したその別荘はまっ暗で、荒らされた室内には友人の血まみれの死体が……。雪に閉ざされ孤立した別荘地でイヴの夜に起こった恐ろしき惨劇。凶悪で強靱な殺人鬼から果たして逃れることはできるのか!?恐怖と緊迫の傑作長篇サスペンス。
電子あり
死ぬには遅すぎる
1997.12.12発売
死ぬには遅すぎる
著:クリストファ-・ム-ア,訳:井坂 清
講談社文庫
「プノンペンである男を捜して、この金を渡してくれ」流れ者が集まる白人バーで依頼人は囁いた。私立探偵カルヴィノはNY(ニューヨーク)育ちの元弁護士。バンコク在住9年。タイ警察のプラット中佐が唯一の親友だ。2人はUNTAC統治下のカンボジアへ飛んだ。はびこる汚職、強盗、密輸、そして売春。哀愁の熱帯ハードボイルド!
純愛物語
1997.12.12発売
純愛物語
著:森村 誠一,解説:下里 正樹
講談社文庫
くちづけだけでいい!運命の愛を貫く2人 女をチンピラから助けたことで交際が始まった。初対面のはずなのに、2人の心の奥底に愛の記憶が蘇る。男の父と女の母は結ばれぬ恋人だった。そっと唇を重ねるだけの「純愛」を引き裂くように襲いかかる誘拐事件。確かな愛の絆を守るため戦いが始まる。運命の愛とは何かを問うミステリー・サスペンス長編。
動詞の考察
1997.12.12発売
動詞の考察
著:佐野 洋,解説:山前 譲
講談社文庫
たとえば、〈やる〉ーー「俺、あの女とやっちゃった」と言えば色っぽいけれど、「この野郎、やっちまえ」ともなれば物騒な話になる。そのほか、なにげない動詞が綾なす、極上ミステリーの数々。〈割る〉〈する〉〈眠る〉〈とる〉〈切る〉〈合う〉……。言葉から生み出される思いがけない物語。短編の名手の腕が冴え渡った、連作推理傑作集。 〈やる〉「俺、あの女とやっちゃった」と言えば色っぽいけれど、「この野郎、やっちまえ」ともなれば物騒な話。なにげない動詞が綾なす、極上ミステリーの数々。〈割る〉〈する〉〈眠る〉〈とる〉〈切る〉〈合う〉……。言葉から生み出される思いがけない物語。短編名手の腕が冴え渡った、連作推理傑作集。
電子あり
逃亡
1997.12.12発売
逃亡
著:勝目 梓
講談社文庫
俺を嵌(は)めた奴は誰だ! 真野建設工業の沢克彦は、婚約者の浮田冴子と両親が住む北海道へ渡る。原野開拓に絡む汚職を追っていたルポライター・片岡治が殺され、沢は逮捕された。片岡未亡人と冴子は何者かによって、この上ない辱めを受ける。最愛の婚約者を辱められ、殺人者の汚名を着せられた男による、許されざる者たちへの処刑が始まる! 噴き上げる怒りの焔、傑作バイオレンス長編。<「逃亡原野」改題作品>
電子あり
ジェ-ムス・ディ-ンの向こうに日本が視える
1997.12.12発売
ジェ-ムス・ディ-ンの向こうに日本が視える
著:明石 散人,解説:篠田 正浩
講談社文庫
『エデンの東』の「キャル」役で鮮烈なデビューを飾ったジェームス・ディーン。スター誕生に秘められた史上最大の「ゲーム」とは!?ジェームス・ディーン、画家エゴン・シーレ、そして写楽。3つのキーワードがひとつに結ばれたとき、新しい「真実」が明らかになる。超絶推理の醍醐味、これぞミステリー!
平安鎌倉史紀行
1997.12.12発売
平安鎌倉史紀行
著:宮脇 俊三
講談社文庫
鉄道と時刻表をこよなく愛する著者が列車を乗り継ぎ、みずからの足で、平安鎌倉540年の史跡を訪ね歩く。平安京の見はらし、将門の首塚、奥州平泉の黄金、鎌倉切通し、草戸千軒遺構、楠木正成ゆかりの千早城。時刻表と地図を手に、歴史の舞台を各駅停車でたどる人気エッセイ。「日本通史の旅」第2弾。
電子あり
接触
1997.12.12発売
接触
著:パトリシア・コーンウェル,訳:相原 真理子
講談社文庫
秋の午後の柔らかな光の中で肉は不自然なほど青白く見えた。ゴミ廃棄場で発見された胴体だけの死体。最近、バージニアで連続している猟奇殺人か。その夜、スカーペッタ宅に被害者の切断された手足が写った電子メールが届く。発信者の名は、deadoc〈死のドクター〉。犯人が試みた恐るべき殺戮の手段とは!? 〈検屍官シリーズ〉第8弾。(講談社文庫) 全米ベストセラ-!検屍官シリ-ズ第8弾。スカ-ペッタに送られてきた電子メ-ルにはむごい死体が写っていた。最近、ゴミ処理場で発見された老女の胴体と同じ死体だった!発信人の名前は“deadoc”
新トロイア物語
1997.12.12発売
新トロイア物語
著:阿刀田 高,解説:遠山 一郎
講談社文庫
現代に蘇る壮大な叙事詩 絶世の美女ヘレネと王子パリスが駆け落ちした。ヘレネを略奪した者は、求婚した者全員から報復を受ける。ユニークな「テュンダレオスの掟」が、古代ギリシアに予期せぬ大戦争を巻きおこした。名高い「トロイアの木馬」は真実だったのか。壮大な叙事詩の世界に挑んだ歴史小説。吉川英治文学賞受賞作。
電子あり
小樽地獄坂の殺人
1997.12.12発売
小樽地獄坂の殺人
著:山村 美紗,解説:郷原 宏
講談社文庫
遺言状に残された、見知らぬ3人の男女の名前。しかも父は、そのうちの一人を結婚相手に指名していた。23年前の小樽で、父に何があったのか? 3人の消息をたずねて北海道に渡った、一人娘・由紀子の周囲に起こる殺人事件。小樽と京都を結ぶ連続殺人が、せつなく哀しい愛の悲劇を浮かびあがらせてくる。本格長編推理。
電子あり
くろねこピ-ポ-
1997.12.12発売
くろねこピ-ポ-
絵:オイゲン・ソプコ,著:ドロテア・ラフナ-,訳:那須田 淳
講談社の絵本
トロイスドルフ絵本賞のソプコが描く。こねこにともだちできるかな? ウーウーウー。カンカンカン。とつぜんのおおさわぎ。びっくりして、とびだした、こねこのピーポーがしたぼうけんとは!? ドイツ・トロイスドルフ絵本賞作家の最新作。ともだちってあったかい。ともだちってうれしい。──見知らぬ街角で生きることになった子猫のピーポーが覚えたのは、ともだちの作り方。仲間を助け合う嬉しさ!
大復活
1997.12.12発売
大復活
著:永倉 万治
8年間の苦闘の叫びだからこそ、読むと勇気がわいてくる。脳溢血による半身マヒと失語症に苦しめられ、将来を絶望する作家。そこからの奇跡的な回復ぶりに、改めて人間の意思の力の大きさを知る熱血リハビリ記。NHKドラマ『父帰る』のその後の記録。感動を再び! ●思えば病院は天国だった。退院すれば、すべて自分でやらなければならない。 第1章 伝えようもない失語症の孤独を味わう 第2章 めげずに、こりずに、繰り返す 第3章 自分の力だけでどこまでも行きたい 第4章 再発の恐怖といつも隣り合わせ 第5章 書くことだけが復活の道だ ●毎日、毎日、単調なリハビリが続き、多少うんざりしていた頃、テレビドラマの中で、小泉信三の言葉、「練習は、不可能を可能にする」を知った。僕は、「これだ、これだよ」と思わず叫んだのだ。そうだ、練習すればいいんだ。その時、僕の心は一点の曇りもなくなり、晴れやかな気持ちになったのを絶対忘れない。――「あとがき」より
電子あり
ミステリの経済倫理学
1997.12.12発売
ミステリの経済倫理学
著:竹内 靖雄
名探偵の食生活はなぜ貧しい?殺人請負会社はなぜ開業できない?結婚詐欺は本当に引き合う商売か? 「こんな読み方があったのか!」──超一級ミステリから現代の謎を解き明かす、快刀乱麻の経済学。 ミステリは一見勧善懲悪的であるけれども、それは悪が悪であるゆえに滅びることを教えているのではない。悪が愚行であったために失敗に終わることを教えているのである。……どんな重刑、残酷刑を用意しても犯罪がゼロにならないのは、人間が過ちを犯す動物だからであり、自分だけは捕まらないという誤った計算をする動物だからでもある。……そのさまざまな愚行を収集して展示したミステリの世界全体は、バルサックのいう「人間喜劇」の犯罪編なのである。──「はじめに」より ●本書に登場する主なミステリ作品(登場順) 氷の微笑/シンプル・プラン/笑う警官/Yの悲劇/推定無罪/バースへの帰還/情況証拠/凍える牙/偽のデュー警部/郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす ほか。
日本人が知らない「普通の中国人」の私的事情
1997.12.11発売
日本人が知らない「普通の中国人」の私的事情
著:田中 信彦
つい覗いてみたくなる、中国人の「人にいえない話」 Hビデオのレンタル!?初体験は23.5歳!?3LDKを30万円で購入!?ポケベルは当たり前!?サラリーマンの昼食代は75円!?青年実業家から失業中のおじさんまで、見えそうで見えない中国人の真の姿をすみからすみまで紹介! 中国人を誤解なく理解するための100の事情 この本の意図は、中国に住む普通の人々の暮らしぶりを目に見えやすい数字でもって把握できないかと考えたところにある。だが数字を軸にすると、どうしても話が無味乾燥になる。今回は読み物としてのわかりやすさを優先した。 文中で何人もの人にインタビューもどきのことを試みてはいるが、彼らは日本人が中国を旅行したりビジネスででかけた折、日常的に接触する人々といえるだろう。中国社会の大きなうねりを作り出しているのは、彼ら「普通の中国人」だ。彼らの等身大の生活を浮き彫りにすることで、日々刻々と変化しつづける中国像を理解する端緒となればさいわいである。〈まえがきより〉
人と話すサル「カンジ」
1997.12.11発売
人と話すサル「カンジ」
著:ス-・サベ-ジ-ランバウ,著:ロジャ-・ル-ウィン,訳:石館 康平
サルにも人の言葉がわかる 言語は人間だけのものではない。カンジは人の言葉を聞きとり、シンボルを使って自分の意志を表現する。 天才ザル・カンジが語る動物の「心」 私はカンジに頼んだ。「タムーリ(カンジの妹)に私のカギを返してといってちょうだい。」……カンジはタムーリに向かって、いくつかの音節のある声を出した。タムーリはこれを聞くと、驚いたことに静かにカンジに歩み寄って、カギを渡したのである。――(本文より抜粋) 動物と人間のあいだに境界はあるのか? 「われわれ人間と類人猿は、なんとよく似ているのだろう。とくに驚くべき行動を見せるボノボは、人ときわめて近い関係にあるにちがいない。この知的魅力に満ちあふれた本を読むと、あらためてそう思わずにはいられない」――デズモンド・モリス
対訳サザエさん6
1997.12.10発売
対訳サザエさん6
長谷川 町子,その他:R.ジュールス ヤング
英語で笑う『サザエさん』の登場。 吹き出しに英語、そのコマ横に日本語を配した対訳形式で、自然に英語が学べます。 「アラ、こんなに楽しくてごめんあそばセ。私たちも英語にチャレンジしてみますワ。ではみなさん、海の向こうへ行ってまいリま~ス!」 ――サザエより