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笑顔がごちそう
1997.12.10発売
笑顔がごちそう
著:平野 レミ
講談社の絵本
料理で遊んで、笑って食事。 みんなが喜んで食べてくれると“シュフ”は幸せ。 “シュフ”が笑顔でいれば、うちじゅう明るい。 レミさんがあなたに贈る、とびきりおいしいお料理とエッセイ!
はたらくじどうしゃシールあそびずかん
1997.12.10発売
はたらくじどうしゃシールあそびずかん
編:講談社
講談社の絵本
シールをはって、おもしろかんさつ!
さよならダーウィニズム
1997.12.10発売
さよならダーウィニズム
著:池田 清彦
講談社選書メチエ
「DNA=生物」ではない!構造(システム)という概念の導入が、進化論を一新する。 生物の多様性の説明原理として誕生した進化論。なぜ哺乳類の目は2つなのか?遺伝子操作で新種ができないのはなぜか?分子生物学の発展が20世紀進化論(ネオダーウィニズム)の矛盾を暴く。生物を支配する「構造」の視点から、もう1つ(オルターナティブ)の進化論を提示する知的冒険の書。
永楽帝
1997.12.10発売
永楽帝
著:檀上 寛
講談社選書メチエ
明朝第3代、永楽帝。甥、建文帝を倒した簒奪者。その負い目(トラウマ)は彼を史上屈指の「天子」たるべく駆り立てる。鄭和に命じた南海大遠征、5度にわたるモンゴル親征、北京遷都……。華夷秩序を建てなおし、中華の「世界システム」を構想した男の見果てぬ夢を描きだす。
フクロウ症候群を克服する
1997.12.10発売
フクロウ症候群を克服する
著:三池 輝久
健康ライブラリー
脳が疲れた子どもたち!「過労死」させますか? 朝起きができず、非常に疲れやすい。記憶力が落ち、頭がうまく働かない。怠けものといわれながら、さまざまな不調に苦しんでいる「フクロウ」たち。脳が偏って酷使されつづけた結果、脳機能障害が起こり、睡眠リズムやホルモン分泌リズム、深部体温リズムなどの生体リズムが乱れていることがわかった。どうすれば生き生きとしたこころとからだを取り戻せるか。
新しい森―2050年西新宿物語―
1997.12.10発売
新しい森―2050年西新宿物語―
著:小川 みなみ,絵:矢吹 申彦
クジラは滅びた、サイも滅びた。 <新しい森>を観察し、レポートせよ。憂鬱な宿題は、とてつもない冒険のはじまりだった! ヒトだけが例外なんてこと、ある? 2050年、西新宿の超高層ビル街に出現した不気味な森。落葉もしないまま、超スピードで生長しつづける<新しい森>の上空を、いつの頃からか、数千万匹のゴキブリの大群が、わがもの顔に飛びまわりはじめていた。おとなたちが身勝手に壊してしまったこの地球(ほし)を、ボクら、子どもが救えるか? ──デビュー作「やわらかな記号」につづいて、生物としての人間の未来をクールに見つめる理科系の文学、登場!
珍妃の井戸
1997.12.10発売
珍妃の井戸
著:浅田 次郎
文芸(単行本)
『蒼穹の昴』に続く清朝宮廷ミステリー・ロマン! 誰が珍妃(ちんぴ)を殺したか?愛が大地を被い、慟哭が天を揺るがす──荒れ果てた東洋の都で、王権の未来を賭けた謎ときが始まる。 列強の軍隊に制圧され、荒廃した北京。ひとりの美しい妃が紫禁城内で命を落とした。4年前の戊戌(ぼじゅつ)の政変に破れ、幽閉された皇帝・光緒帝の愛妃、珍妃。事件の調査に乗り出した英・独・日・露の4人の貴族たちを待っていた「美しい罠」とは?降りしきる黄砂のなかで明らかになる、強く、悲しい愛の結末。
とんでもないブラウン一家
1997.12.10発売
とんでもないブラウン一家
作:アラン・アルバ-グ,絵:フリッツ・ウェグナ-,訳:井辻 朱美
このお話は、海べの町に住むふつうの家族、ブラウン家の物語……のはずでした。ところがある日、お話の中の人々が作者の家におしかけて、ストーリーに注文をつけたとたん、おかしなことがつぎつぎにおこりはじめたのです。恐怖の牛乳屋、巨大な犬、謎の怪人……。いったい物語の結末はどうなるのでしょう?どこからどこまでがお話で、どこからが現実か。登場人物が2つの世界を行き来する、おかしなおかしな物語。 わたしたちは自分の人生をなかなか、すてきな<お話>として見ることができません。だから、ただの男の子じゃなくて勇敢な少年探偵物語の主人公だったらいいな、古くさい名前の女の子じゃなくて、キュートな名前で、わくわくするような冒険で活躍するロマンス小説の主人公だったらいいな、と思うのです。そういうお話の主人公になれたら……。作者は、みんなが考えていることを、このお話ではっきり見せてくれます。――(作者あとがきより)
サタ-ン版 ウルトラマン図鑑(2)
1997.12.10発売
サタ-ン版 ウルトラマン図鑑(2)
監:円谷プロ
サタ-ン版ウルトラマン図鑑の続編登場! 帰ってきたウルトラマン、A、タロウの3作品を収録!3戦士の能力、登場人物&怪獣、エピソ-ド完全網羅!歴史に残る名場面は、前作同様美麗なム-ビ-で再現!
新約聖書外典
1997.12.10発売
新約聖書外典
編・訳:荒井 献,訳:八木 誠一,訳:田川 建三,訳:大貫 隆,訳:小河 陽,訳:青野 太潮,訳:藤村 和義,訳:佐竹 明
講談社文芸文庫
「新約聖書外典」とは、現行の新約聖書の27の文書が正典として成立する過程において、「アポクリファ」として排除され、正典として採用されなかった諸文書をいう。古代におけるキリスト教大衆文学とグノーシス的異端文学の間に位置するこれらの文書は、当時の大衆によって、正典よりもむしろ好んで読まれ、しばしば古代・中世から近代に至る西欧の芸術作品のモチーフともなってきた。
蘭を焼く
1997.12.10発売
蘭を焼く
著:瀬戸内 寂聴,解説:紺野 馨
講談社文芸文庫
著者の50年に及ぶ文業のうちでも、第一の傑作短篇集ーー男女の関係性の善悪は、つねに社会の規範の中にあるが、ここに登場するヒロインたちは、もっとも女性的に生きることで、社会への反逆者となり、そこには満ちあふるるエロティシズムと頽廃とが生と死を越えて、抽象にまで至る愛のリアリティをもって存在する。表題作のほか「公園にて」「予兆」など、8篇を収録。
電子あり
平凡・私は懐疑派だ
1997.12.10発売
平凡・私は懐疑派だ
著:二葉亭 四迷,解説:高橋 英夫
講談社文芸文庫
明治文学の黎明を告げる名作「浮雲」を執筆しながらも人生への懐疑より一時筆を断ち、晩年はロシヤに渡って、病に倒れ、帰途ベンガル湾洋上にて、45歳で客死。終生、、人間いかに生くべきかを自問し、明治の激動期を生き急いだ先覚者四迷の小説、翻訳、評論を1冊に集成。自伝体小説「平凡」、翻訳「あいびき」、「狂人日記」他、評論「私は懐疑派だ」「予が半生の懺悔」「遺言書」等収録。
電子あり
日本文壇史19 白樺派の若人たち
1997.12.10発売
日本文壇史19 白樺派の若人たち
著:瀬沼 茂樹,解説:紅野 敏郎
講談社文芸文庫
明治43年4月、武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎、生馬、里見とんら若い作家、美術家たちの個性溢れた「白樺」創刊。明治44年、堺利彦、為子夫妻の“売文社”は大逆事件関係者の救援本部の体をなした。3月、帝国劇場開場。6月、白秋抒情小曲集「思い出」刊。9月、平塚らいてう等「青鞜」創刊。旧友からの遺託“伊藤文壇史”の理念と方法論を尊重しつつ、独自の識見のもと“瀬沼文壇史”を構築。読売文学賞受賞。
進歩の思想 成熟の思想
1997.12.10発売
進歩の思想 成熟の思想
著:加藤 尚武
講談社学術文庫
急速な科学技術の発展によって進歩と成長を続けてきた現代の社会。環境破壊や遺伝子操作、脳死問題など、今、われわれは既成の理論や哲学では解決できない多くの課題に直面している。科学と人間、さらには文化と政治のかかわりを、環境倫理学や歴史哲学を視点に据えなおし、成熟の社会を目ざすべき21世紀に求められる哲学・思想のあり方を探る卓抜の論考。注目の丸山真男論もあわせ収める。
アウトサイダ-
1997.12.10発売
アウトサイダ-
著:ハンス・マイヤ-,訳:宇京 早苗
講談社学術文庫
ユダヤ系ドイツ人として生まれ、20世紀のさまざまな歴史的事件を直接体験し、ブレヒトやマンなど多くの作家・思想家・政治家とも交流した人文主義者ハンス・マイヤー。本書は、19世紀以降のヨーロッパ社会が抑圧し、アウトサイドへと排除してきた歴史の日陰の存在である女性や同性愛者、ユダヤ人などの悲劇の歴史を描出。ヨーロッパとは何かを問いなおすマイヤーの必読の主著、待望の翻訳なる。
幕末日本探訪記
1997.12.10発売
幕末日本探訪記
著:ロバ-ト・フォ-チュン,訳:三宅 馨
講談社学術文庫
英国生まれの世界的プラントハンターが、植物採集のため幕末の長崎、江戸、北京などを歴訪。団子坂や染井村の植木市など各地で珍しい園芸植物を手に入れるだけでなく、茶店や農家の庭先、宿泊先の寺院で庶民の暮らしぶりを自ら体験。日本の文化や社会を暖かな目で観察する一方、桜田門外の変、英国公使館襲撃事件や生麦事件など生々しい見聞をも記述。幕末日本の実情をつぶさに伝える貴重な探訪記。
中世の文藝
1997.12.10発売
中世の文藝
著:小西 甚一,解説:向井 敏
講談社学術文庫
幽玄・優艶・有心など、日本的美意識の多くは、変転つねなき動乱のさなかに和歌・能・笛・琴などの「道」に精進を重ねた中世人によって生み出された。風流の極地に我が身を解放することにより、有限の生のなかで永遠を求めんとした「道」の理念を説き、宗祗の連歌と世阿弥の能を楕円の両焦点とした中世文藝の深遠豊饒な世界を明確に論述する。全5巻の大著「日本文藝史」に先行して執筆された珠玉作。
生命体システムの修復
1997.12.10発売
生命体システムの修復
編:香川 靖雄,編:埜中 征哉
医療において重要な修復過程である「再生」について、斯界の第一人者たちが研究の成果と夢を語る ●脳虚血、心筋虚血や創傷治療の際に生体で大量につくられるストレスタンパク質HSP70やHSP47の機能について解説。 ●再生の開始信号となる活性酸素やNOは、生体内でエネルギー代謝や循環動態をも制御し、生命機構を維持している。 ●筋細胞の再生では、発生のときと同じような現象が起こってくる。MyoDファミリーを中心に筋肉の形成と再生の遺伝子制御に迫る。 ●“ゆりかごから墓場まで”生命体システムに奉仕する肝細胞増殖因子(HGF)、その発見者が難治性の肝疾患、腎臓病の治療に挑戦する。 ●血管再生の因子である内皮細胞増殖因子(VEGF)の発見者が、血管の再生や網膜病などの病態について最新の知見をわかりやすく解説。
クレヨン王国新十二か月の旅
1997.12.10発売
クレヨン王国新十二か月の旅
著:福永 令三,絵:三木 由記子
シルバー王妃は、飲む人の口からわがままをすいとる野菜の絵のついたティーカップ12個を使って、短所をすいとらせ、かんぜんな王妃を演じていました。でも、それは、つまらなくてつかれる生活でした。 ひさしぶりに、ふるさとにかえり、シラカバの木にのぼった王妃は、1年牢というおそろしいブラックホールにおちてしまいました。そして、カップからぬけだした野菜たちと、12か月の旅をすることになったのです。
クレヨン王国シルバー王妃花の旅
1997.12.10発売
クレヨン王国シルバー王妃花の旅
著:福永 令三,絵:三木 由記子
シルバー王妃は、新しく制定される「王国花札」のモデル地をさがす“花めぐりの旅”に出かけることになりました。いっしょに旅をするのは、ニワトリのアラエッサとブタのストンストン。 ところが、33代王妃に負けた「死に神」が、3人の珍道中のさきざきに出没し、なぞの文字を一文字ずつのこします。王妃たちは、なぞを解き、せまりくる王国の危機をすくえるのでしょうか。