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検察捜査
1997.07.14発売
検察捜査
著:中嶋 博行
講談社文庫
横浜の閑静な高級住宅街で、大物弁護士・西垣文雄が惨殺された。横浜地検の美人検察官・岩崎紀美子は、捜査を進めるほど、事件の裏に大きな闇を感じる。日弁連と検察庁、警察庁、そして県警の確執……。 現役弁護士作家が法曹界のタブーを鋭くえぐった、第40回江戸川乱歩賞受賞の傑作リーガル・サスペンス! 1984年週刊文春ミステリーベスト10 第1位。(講談社文庫) 江戸川乱歩賞受賞、本格リ-ガルサスペンス大物弁護士の殺害事件をテ-マに、現役の弁護士が法曹界のタブ-を鋭くえぐった本格法廷推理。週刊文春「ミステリ-ベスト10」第一位の話題作待望の文庫化!
虹を操る少年
1997.07.14発売
虹を操る少年
著:東野 圭吾
講談社文庫
「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠(みつる)。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。
蒼い牙
1997.07.14発売
蒼い牙
著:勝目 梓,解説:家田 荘子
講談社文庫
一発の銃弾が、眠っていた男の牙を目覚めさせた。一人バーでグラスを傾けていた八木は、店を出た直後に銃撃される。「違う、こいつじゃない!」叫ぶヤクザ。しかし、その眼窩には、八木の傘の石突きが刺さっていた。抗争に巻き込まれた一匹狼の胸にきざす理由なき皆殺しの衝動。衝撃のバイオレンス長編。
電子あり
拷問遊園地
1997.07.14発売
拷問遊園地
著:大沢 在昌
講談社文庫
死んだ取引相手の男が渡したのは籠に入った赤ん坊だった!?依頼人も行方不明となり事件の謎を調べ始めたアルバイト探偵(アイ)隆クンは2人組の男にら致されてしまう。不良中年私立探偵冴木涼介の息子と知れた隆クンは死ぬより恐い拷問が待ち受ける遊園地行きを命じられた。秘密組織と戦う父子探偵に迫る危機。
倉敷殺人案内
1997.07.14発売
倉敷殺人案内
著:和久 峻三
講談社文庫
京都府下の町立美術館に収蔵された、国際的にも著名な画家である遠山三彩(とおやまさんさい)の「向日葵(ひまわり)」が贋作(がんさく)と鑑定された。疑惑の目は、売った倉敷の芦原画廊に向く。画廊で展示中の三彩の絵画を、贋作だとメッタ切りにした謎の男。オークション会場で消えた三彩の絵──。倉敷─京都を結んで真雁問題は、凄惨な殺人事件へ。
トイレのない旅
1997.07.14発売
トイレのない旅
著:星野 知子,解説:一杉 丈夫
講談社文庫
砂漠のデコボコ道をゆくロケバスの中でも、隙間だらけの安宿でだって、ぐっすり眠れる。それに食べることが大好きな私は、どこへ行っても現地のもので大丈夫! でもトイレは……。ブータンのお寺で見た巨大トイレ、中国の奥地で体験した草原トイレ、哀愁のペルー・アンデス、シベリアの大湿原など、世界の辺境をかけめぐる女優がつづる、笑いと涙がいっぱいの、ときめきの旅本。
電子あり
警視の愛人
1997.07.14発売
警視の愛人
著:デボラ・クロンビ-,訳:西田 佳子
講談社文庫
幸せな一夜を過ごしたキンケイド警視とジェマ─事件はその一週間後に起きた。警察学校の先輩で上司にあたる警視長が何者かによって殺害されたのだ。調査に乗り出した二人の耳に、被害者の悪評、夫人の浮気、署内の汚職疑惑などの情報が入ってきたが、事件の捜査は行きづまる。そこへ第二の殺人事件が……。
終幕のない殺人
1997.07.14発売
終幕のない殺人
著:内田 康夫
講談社文庫
芸能界の大御所・加堂孝次郎の箱根の別荘で14人の賓客を迎え、華麗な晩餐会が開かれようとしていた。その中に浅見光彦と幼なじみ野沢光子の当惑した顔があった。実は2年連続して不審な死亡事故が起きているのだ。果たして男優の永井智宏が何者かに毒殺された。いよいよ連続殺人劇の序曲(オーバチュア)が始まる!!
永田町大乱(3)甦る自民党政治
1997.07.14発売
永田町大乱(3)甦る自民党政治
著:鈴木 棟一
政党の信念なき離合集散!! 政権欲にまみれ、裏舞台で駆引きに走る政治家たち!! 瞠目(どうもく)の深層ドキュメント! 自民党は政権から放り出された悲惨な経験をバネにして、利権への警戒と自社さ連立政権内のボトムアップ方式による丁寧な政局運営への配慮を見せた。 政策的に自民党は長年培ったノウハウを生かし、地道な得点を重ねた。たとえば1995年(平成7年)6月のジュネーブでの日米自動車協議。橋本通産省(当時)はカンター米通商代表を相手によくねばり、日本的談合の知恵まで持ち出して、制裁発動のタイムリミットぎりぎりで合意に持ち込んだ。96年2月、首相就任直後のサンタモニカでの日米首脳会談で普天間基地の返還を取りつけたときも同様の工夫と努力がうかがえた。こうして96年10月20日の総選挙を迎えた。3年前に自民党が分裂し、政治改革のムードに乗って新進党が生まれ、その決着をつけるきわめて重要な選挙だった。――「まえがき」より抜粋
悪魔の予言
1997.07.14発売
悪魔の予言
著:日下 公人
日本人の生き方に衝撃を与える近未来図!! 「悪魔の予言」の一部 ●日本の国内総生産は含み益を食いつぶして5年後は半分になる ●保護されてきた銀行はつぶれノンバンクが生き残る ●基幹産業は消滅し、日本は枝葉産業だけになる ●頭脳労働者が大量流出し、先端産業は日本を見捨てる ●日本人は外国嫌いになって再び鎖国する ●役に立たない政治家と役人は半減する ●日本は防衛力を高めて日米安保を破棄する ●企業の定年は40歳になる ●国営の姥捨山がいたるところに出現する ●日本人の半数は年収400万円以下になる 日本人の8割以上が自分を中流だと思っている。しかし、最近はその中流精神が崩れてきた。今後は、下流が大量発生する。中流精神は、上の人に卑屈にならない。納得できないときは意見をいう。下流は、自分が社会の中心とは思わない。社会に対して無責任である。だから、寄こせ寄こせと騒ぐのである。下流の特徴は、その日暮らしである。そして、悪いことはみんな他人のせいにする。自分が矢面に立つことはさける。昔は、ボロは着てても心は錦、と歌っていたが、今は、錦を着てても心はボロである。日本人全体が下層民化している。このままゆくと自ら手を汚して働く人がいなくなるので、やがては心だけでなく、着物もボロになる。──〈あとがき〉より抜粋
新装版のばらの村のものがたり(8)ポピ-のあかちゃん
1997.07.14発売
新装版のばらの村のものがたり(8)ポピ-のあかちゃん
著:ジル・バ-クレム,訳:岸田 衿子
講談社の絵本
のばらの村ではだれもが幸せになれる……愛しい命の物語。 のばらの村に夏がやってきました。外では、何もかも静かで平和でしたが、水車小屋の中は大さわぎでした。生まれたばかりのポピーの赤んぼうたちが泣きさけび、ダスティの水車はガタガタとまわり、小麦粉のほこりがもうもうとたちこめていました。とても子どもを育てるような場所ではありません。でも、どうしたらいいのでしょう。 のばらの村のねずみたちは、すぐにいいことを考えてくれました。そして、赤んぼうたちの命名式の日の、ポピーへのびっくりプレゼントのためには、ウィルフレッドはとても役に立ったのでした。
新装版のばらの村のものがたり(7)海へいった話
1997.07.14発売
新装版のばらの村のものがたり(7)海へいった話
著:ジル・バ-クレム,訳:岸田 衿子
講談社の絵本
のばらの村ではだれもが幸せになれる……新しい世界を知る物語。 ある夏の朝、プリムローズは、目がさめると、今日はとくべつな日なんだと、気がついていました。日ざしはもうあたたかく、のばらの村の木々の枝や葉は、そよ風にゆれていました。冒険旅行にはぴったりの日です。 村を出て、ダスティとポピーとプリムローズとウィルフレッドは、ダスティのペリウィンクル号にのって川を下り、海へ行く航海に出発したのでした。けれども船旅は、楽ではありませんでしたし、ねずみたちには、のばらの村に帰るまでにしておかなければならない、たいせつな仕事がありました。
新装版のばらの村のものがたり(6)ウィルフレッドの山登り
1997.07.14発売
新装版のばらの村のものがたり(6)ウィルフレッドの山登り
著:ジル・バ-クレム,訳:岸田 衿子
講談社の絵本
のばらの村ではだれもが幸せになれる……勇気と冒険の物語。 秋もすっかりおわりのころでした。フラックスとリリィは、山のねずみたちの毛布を織るのでいそがしくしていました。アップルおじさんは寒くなるまえに、山のねずみたちに毛布をとどけなければならず、ウィルフレッドは、ついていきたくて、しかたありません。ウィルフレッドは、のばらの村のむこうの山には金(きん)があって、ついていけば発見できるかもしれないと考えたのです。 ウィルフレッドが岩かべをよじ登って、おりられなくなるまでは、なにもかも計画どおりに進みました。もやがたちのぼりはじめ、まもなくアップルおじさんとウィルフレッドは、こい白い霧につつまれ、帰る道がわからなくなってしまいました。
新装版のばらの村のものがたり(5)ひみつのかいだん
1997.07.14発売
新装版のばらの村のものがたり(5)ひみつのかいだん
著:ジル・バ-クレム,訳:岸田 衿子
講談社の絵本
のばらの村ではだれもが幸せになれる……心があたたかくなる物語。 冬至まつりの前の日でした。のばらの村のねずみたちは、とてもいそがしくしていました。今夜、暗くなってから、ねずみたちはみんなで、まっかにもえる火のまわりに集まり、昔ながらの冬至まつりを祝うのです。大がかりな余興もあり、プリムローズとウィルフレッドは、詩の暗唱をすることにきめていました。 プリムローズとウィルフレッドは、だれにもじゃまされず、静かに練習したいので、屋根うら部屋にいきましたが、いろんなものが目について、あちこち探検したくなり、なかなか練習にうちこめません。ぐうぜんほこりだらけの階段をみつけたとき、ふたりは練習のことなどすっかりわすれてしまいました。
決定版 ウルトラマンティガ図解超百科
1997.07.11発売
決定版 ウルトラマンティガ図解超百科
編:講談社
講談社の絵本
全40体の怪獣を大図解した1冊だ。この本をよめば、大怪獣たちのせんとう力やとくしゅ能力、弱点などのひみつが、ぜんぶわかるぞ。
中国で儲けた人が絶対に話したくない話
1997.07.11発売
中国で儲けた人が絶対に話したくない話
著:沼田 憲男
中国人の「理不尽」「いい加減」「金にセコイ」に驚くなかれ!それは彼らの本当の姿ではない!成功した人が黙って明かさない、中国人の懐に飛び込み、彼らが「身内扱い」してくれるノウハウを教えます。 儲けたヤツほど黙っている 「調査結果に驚きました」--日本企業の投資実体調査をした日中投資促進機構の担当者がこうもらした。 その調査は1997年1月、中国進出日系企業約2000社のうち回答のあった453社を分析、まとめたものだ。製造業が8割、非製造業が2割だが、担当者が注目したのは、1994年以前に操業を開始した223社のうち、27パーセントに当たる60社が売上高経常利益率で9パーセント以上という驚くべき成績をあげている回答を寄せたからだ。 日本では企業全体の平均が3パーセント程度なので、驚くのは当然だ。 中国でのビジネスはむずかしい、大変だと喧伝され、経営実態がズタズタだというイメージが広がっていたのに、現実には、結構いい成績をあげているところがあるという事実が浮かび上がったのだ。 カネを儲け、もっと儲けたいと思っている人間は「儲かった」などとは言わない。まして、その秘訣は他言したがらない。――本文序章より抜粋
誤解される日本人
1997.07.10発売
誤解される日本人
賀川 洋
外国人と話をしているとき、あなたのちょっとした仕草や表情が、どれだけ大きな誤解を与えているかご存知ですか? 本書では、外国人が不思議がり、怪訝に思い、時には怒りさえ覚える日本人の行動様式を具体的に列挙し、日本人が誤解されてしまうときのメカニズムを解説します。さらに、その誤解をとくために、日本人の行動様式や文化背景をどのように外国人に説明すればよいかというノウハウを提供します。 日本が「世界の孤島」となってしまわぬよう、本音の国際交流をすべき時代です! まず、この1冊から始めて下さい。
花の道草立ち話
1997.07.10発売
花の道草立ち話
著:浅山 英一
講談社の実用書
園芸家の知恵袋 花とともに生きた80余年の人生を通して、世界中でめぐり会った珍しい草花のこと、私の庭の動植物に教えられたこと、きれいな花を咲かせるコツをお話しします。 人生を愉しむための植物とのつきあい方、育て方のコツ! 第1章 花との出会い 第2章 花の名前と花遊び 第3章 心ひかれる花の色 第4章 雑草・毒虫・花と虫 第5章 きれいに花を咲かせたい
「隔離」という病い
1997.07.10発売
「隔離」という病い
著:武田 徹
講談社選書メチエ
強制収容、恐怖の宣伝、終身隔離。 なぜ、ハンセン病患者への過酷な差別は、現代まで続いたのか? なぜ、近代の医療空間は、これほど歪められたのか? O-157、エイズを含め、日本社会の「病い」観を問いなおす。 〔本書の内容〕 ●文明国という盛装 ●見えない病棟 ●フーコーの図式 ●「死と再生」のドラマ ●「かい」と「生きがい」のあいだに ●最小国家 ●冷たい義理
戦国城下町の考古学 一乗谷からのメッセージ
1997.07.10発売
戦国城下町の考古学 一乗谷からのメッセージ
著:小野 正敏
講談社選書メチエ
政治の中心「朝倉館」、庶民の生活の跡をとどめる「町並」、人の盛衰を記す石仏、「かわらけ」の山……。まるごと発掘された越前一乗谷は、中世考古学の絶好の素材となった。 発掘資料と歴史史料を駆使し、中世の空間を立体的に再現する力作。 〔本書の内容〕 ●一乗谷からのメッセージ ●一乗谷と戦国城下町の景観 ●中世人の空間意識 ●町屋と人びとの生活 ●都市を支えた商品──生産と流通 ●越前の中の一乗谷 【目次】 序章 第一章 一乗谷と戦国城下町の景観 1 一乗谷のイメージ 2 城戸の内と外 ふたつの町 3 城下町と権力のモデル 4 町割 一乗谷の都市計画 5 城戸の外はもうひとつの町 6 一乗谷はいつでき、いつ滅んだか 第二章 中世人の空間意識 1 朝倉館の空間構成 2 館の系譜と規範 3 富と権力を映す陶磁器 第三章 町屋の人びとのの生活 1 一乗谷の町屋 2 町屋の構造 第四章 都市を支えた商品 生産と流通 1 一乗谷アセンブレッジ 2 消費をどんぶり勘定する 3 生産地の対応 4 町と村の陶磁器消費 5 中国陶磁の果たした役割 6 消費財の考古学 7 日本列島、東と西・表と裏 第五章 越前の中の一乗谷 1 領国支配と経済ブロック 2 一乗谷の位置づけ 注・引用文献 年表 あとがき 索引