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絶版車バイブル
1995.05.08発売
絶版車バイブル
編:ベストカ-出版部
今や新車よりも面白いと言われているのが、10年前、20年前に作られて消えていった絶版車。箱スカ、ベレット、117クーペ、コンテッサ……その奥深い面白さを詳細に紹介。流通量、相場からパーツ、歴史まで、気になる1台の情報はこれ1冊で完璧!
再びの生きがい
1995.04.28発売
再びの生きがい
著:堀田 力
講談社文庫
日本中の注目を集めたロッキード事件を担当し、カミソリと恐れられたエリート検事が、法務大臣官房長の地位をなげうってまで、福祉の世界に転じた理由とは!? 検事時代の思い出から、再びの生きがいを求めて、180度異なる世界に身を投じるまでの心境、福祉に懸ける情熱を、あますところなく綴った話題の書。仕事と生きがいのあり方を問い直す!
電子あり
中世都市鎌倉
1995.04.28発売
中世都市鎌倉
著:河野 眞知郎
講談社選書メチエ
壮大な武家屋敷の跡が、小学校の敷地の下から現れた!軒を連ねる浜辺の倉、華やかな寺院、町屋の庶民生活……。「中世考古学」は古都のイメージをつぎつぎと塗りかえる。盛んな交易で中国にまでつながり、あらゆる物資を食欲に呑みこんだ東国最大の都市。発掘の最前線に立つ学者が「もののふの栄華」を明らにする。
「声」の資本主義
1995.04.28発売
「声」の資本主義
著:吉見 俊哉
講談社選書メチエ
「声」がブルジョア的記号として、流通しはじめる19世紀。電気的テクノロジーが、つぎつぎに新たなネットワークを生み出した。大衆の想像力……。資本の欲望……。国家の戦略……。混沌たる草創期のメディア状況と消費社会のダイナミクスを解明する。
乞食王子
1995.04.28発売
乞食王子
著:吉田 健一,その他:鈴村 和成
講談社文芸文庫
“その積りでいれば”世の中随分おもしろく眺められる“結構な御身分”のその時々を自由自在に生きる“乞食王子”。ロンドン、パリ、上海、カルカッタ、世界各地を歩き、古今東西の文明・文化の何たるかを知り尽した著者の、感性豊かな視線とウイットに溢れた独創の世界。「銀座界隈」「東京」「人の親切」「宮廷」「文士」「海坊主」等々、虚実入り混った79篇収録の限りなく優雅なエッセイ集。
雉子日記
1995.04.28発売
雉子日記
著:堀 辰雄,その他:池内 輝雄
講談社文芸文庫
『風たちぬ』の最終章「死のかげの谷」完結までの数年、軽井沢滞在等の中で祈り祈りに綴られたエッセイ集。浅間の高原の四季への想い。読書の日々。生涯にわたって最も深く影響をうけたリルケをめぐる「リルケ雑記」。療養しつつ清冽なリリシズム漂う作品を残した堀辰雄の死に立ち向う健康的で強靱な精神の持続が生んだ名品。
新編 文学の責任
1995.04.28発売
新編 文学の責任
著:高橋 和巳,解説:川西 政明
講談社文芸文庫
碩学・吉川幸次郎の中国文学の高弟であり、戦後日本文学の思想を根源的に、果敢に継承しようとして早逝した著者。『悲の器』で圧倒的な出発を果たし、『邪宗門』『散華』等々、70年代までの現代日本を代表する文学・思想者、高橋和巳の文壇的出発前を含めた初期の思想を凝集した「志」エッセイ。
電子あり
普賢・佳人
1995.04.28発売
普賢・佳人
著:石川 淳,解説:立石 伯
講談社文芸文庫
中世フランスの女流詩人の伝記を書く主人公〈わたし〉。友人庵文蔵、非合法の運動をする文蔵の妹ユカリ――日常の様々な事件に捲込まれ、その只中に身を置く〈わたし〉の現実を、饒舌自在に描く芥川賞受賞作「普賢」のほか処女作「佳人」、「貧窮問答」など。和漢洋の比類ない学識と絶妙の文体、鋭い批評眼で知られた石川淳の文学原理を鮮明に表出する初期作品群4篇。
電子あり
文庫ギャラリー モネ・揺れる光
1995.04.28発売
文庫ギャラリー モネ・揺れる光
編:ラミュ-ズ編集部
写真集・画集
移ろいゆく光と色彩を執拗(しつよう)に追い続け、「見ること」と「描くこと」を業とした画家、クロード・モネの生涯と代表作。非難と中傷のなかでの印象派の旗揚げ、晩年を襲った失明の危機、そして失望の淵で描かれた大作「睡蓮」……。「太陽の画家」とたたえられたモネが、キャンバスに描きとめた光と影の軌跡をたどる。
夢使い
1995.04.28発売
夢使い
著:島田 雅彦,解説:丹生谷 貴志
講談社文庫
私的な愛のカタチを見せる島田ワールド! 新しい人間の感触を求めて著者はニューヨークを歩き回った。そこで得たものは? 新しい人間の感触を求め、著者はニューヨークを歩き回った。体でリアリティを感じたものを中心に、町というテキストからこの作品は構成されたのだ。著者は言う。「90年代は下半身を鍛えねばなりません。脚と性器で世界を知るべし」夢使いって何者?レンタルチャイルドとは?私的な愛を見せる島田ワールド!
明日泣く
1995.04.28発売
明日泣く
著:色川 武大,その他:黒鉄 ヒロシ
講談社文庫
ジャズの小曲のタイトルそのままに泣きを見る人生なんて、自分はイヤと言い放つ女。男も音楽も好きなように、好きなだけ渡り歩く人生を貫いて見せた女を描く表題作ほか、10年にわたって書き綴った味わい深い短編集。男を、女を、柔和な眼差しで包みながら人生の混沌を描く作家が遺してくれた最後の贈りもの。
殺人の祭壇
1995.04.28発売
殺人の祭壇
著:森村 誠一,解説:板垣 亮平
講談社文庫
愛とロマンのミステリー。青春の幻影を追う 初恋の女神に再会した男は奇怪な殺人事件に遭遇した。謎が解けたとき夢は無残に! 学生時代、アイドル視していた女神のような女・今日子と共に、作家・北村直樹が訪れたことのある厚木の古沼で、北村が会社をやめる原因となった秋本道夫の遺体が発見される。さらに北村のサイン入り時計を持つ男の死体が発見され、北村はいくつもの因縁のからまる事件の真相を解こうと、かつての女神を探し回る。
至高権力(下)
1995.04.28発売
至高権力(下)
著:ジョゼフ・ファインダ-,訳:高野 裕美子
講談社文庫
手に汗握る陰謀と冒険。亡命した元KGB議員に恐怖の罠。 憎むべき「スパイ」に仕立てられた主人公の行く手になにが? CIA長官ハリソン・シンクレアが交通事故をよそおって殺された。元CIAのベン・エリソンはその1人娘モリーと結婚、いまは辣腕の弁護士となっているが、ある日上司から見知らぬ男を紹介され、数々の試練の後極秘の任務を言い渡される。それは世界を震撼させた大陰謀に係わる、危険極まる作戦だった。
至高権力(上)
1995.04.28発売
至高権力(上)
著:ジョゼフ・ファインダ-,訳:高野 裕美子
講談社文庫
賢者の黒い野望とは?超能力が情報戦争をこう変えた! 破滅に向かう世界の中で噛み合う男達の壮絶なる最後の闘い。 他人の心を読む超能力を植え込まれたベン。彼は義父のシンクレアが大金を横領し、前KGB議員オルロフと極秘に接触していたこと、そして地球を救うため「賢者たち」が企んでいるある計画を知らされる。だがその裏には恐るべき野望が隠されていた──。最終戦争へ向かう人類の危機を克明に描く大ドラマ!
ミステリ-傑作選(28) 完全犯罪はお静かに
1995.04.28発売
ミステリ-傑作選(28) 完全犯罪はお静かに
編:日本推理作家協会
講談社文庫
不可解な謎、巧妙な伏線、息をのむトリック――日本のミステリー界をリードする第1線作家11人が、プロのアイデアと技を競う豪華ミステリー劇場。大好評の定番アンソロジー! -収録作家-小杉健治・小池真理子・連城三紀彦・日下圭介・山口雅也・本岡類・井上夢人・佐野洋・小林久三・宮部みゆき・乃南アサ
空蝉の街
1995.04.28発売
空蝉の街
著:西村 寿行
講談社文庫
警察をクビになった男とその親友が、大会社の機密文書を持って失踪した社員の捜索を依頼される。社員の妻は、会社側の男たちに監視された上、凌辱を受けていた。会社側の依頼を罠と知った2人は、事件の裏に外国政府の秘密利権を嗅ぎつける。果てしない凌辱と殺戮に対して血みどろの復讐を続ける追跡行!
荒鷲の狙撃手(下)
1995.04.28発売
荒鷲の狙撃手(下)
著:鳴海 章
講談社文庫
日中がついに戦争へ。戦略シミュレーション。国内にパニックが発生。権力集中を目論む首相と彼の命を狙うスナイパーが対決! 自衛隊は「日本軍」として機能する!? ーー対馬近海の小島「二宝島」を巡る、日中の武力的緊張は、ついに、戦車戦へと突入した。国内各地でも、コンピューターを使ったパニックが発生。その混乱に乗じ、権力集中を目論む、時の首相。アンチ首相派に請われ、彼の命を狙う特殊工作員。対峙する二人には、意外な関係が……。危機管理に警鐘を鳴らす、話題の小説! <上下巻>
電子あり
荒鷲の狙撃手(上)
1995.04.28発売
荒鷲の狙撃手(上)
著:鳴海 章
講談社文庫
特殊工作員が闇で蠢く軍事サスペンス! 自衛隊を「日本軍」とするための地下組織がある。密かにクーデターが始まった! 対馬沖の油田を巡り日中戦争勃発!? ーー自衛隊の中に、「ウルフ・パック」と呼ばれる地下組織がある。この組織は、自衛隊を「日本軍」とするため、密かにクーデターを計画しているのだ。そんな中、対馬近海で、新たに油田が発見された。利権を巡り、日本と中国は、武力衝突の危機を迎える。クーデターは、成功するのか? 日中戦争は? 軍事テクノ・サスペンス。<上下巻>
電子あり
なにわのアホぢから
1995.04.28発売
なにわのアホぢから
その他:中島 らも
講談社文庫
荒木のおばさん
1995.04.28発売
荒木のおばさん
著:永倉 万治,解説:来生 えつこ
講談社文庫
僕は少年時代、何度も死の誘惑が待ち伏せていた。今度は42歳で脳溢血だ。奇跡の生還をして2年、ベンチに座っていると、記憶の底から怪しく、おかしく、懐かしい人々がやってくる。稲荷大明神が降りた荒木のおばさん、キブツで出会った女、フランスの小さな城の田園生活……普通の生活へのいとおしさ、懐かしさを謳い上げ、病んで知る人生の機微を鮮やかに描いた15の名篇。高校国語の教科書にも収録された「丘を越えて」を含む。
電子あり