新刊書籍
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1993.05.20発売
戦争と虜囚のわが半世紀
戦争の中で転変、流動する庶民の姿を描く!戦争は多くの人間の人生を狂わせる。著者自身も、太平洋戦争でアメリカの捕虜となり、帰国後、幾多の試練に出会う。妻の祖父の捕虜体験など、戦争と人間を考察。
1993.05.20発売
結婚しましょ!
文芸(単行本)
皇太子ご成婚記念特別書下ろし長篇小説。 俳優兼ニュ-スキャスタ-である中村敦夫が、結婚相談所に集まる男と女、そして結婚相談所そのものを描きながら“結婚”に迫まる痛快・爆笑書下ろし長篇小説。

1993.05.19発売
女からみたいい男いい生き方!
男は人生後半をこう生きて欲しい生きるべし
会社の肩書きだけではなく、自らの生き方を模索し確立した男たちに共通するものとは何か。男の自立と女の自立が共に求められる時代の中高年からの生き方ノウハウ
1993.05.19発売
美智子皇后と雅子妃 新たなる旅立ち
二代のお妃の素晴らしい育ち柄と生きよう。国民を魅了する皇后と皇太子妃の人間性がいかにつくられたかを正田家、小和田家の家庭教育までさかのぼり、新しい皇室のバックボ-ンと明日の姿に迫る書き下ろし
1993.05.19発売
まじめさが美しい時代
モレシャンが綴るファッションとメディア。世界の大きな潮流、それはモラルや人間性を大事にしようとする傾向です。そのトレンドを見すえながら、ファッションの原点と、明日へのメディアを解説します。

1993.05.19発売
368Y Par4 第2打
文芸(単行本)
今、不当に虐げられ、力を奪われている人々に村上龍が送る再生と勇気の最新長篇小説。
オレがまだ学生の頃、下宿の裏庭で一緒にボールを蹴って遊んでいた近所のガキ、ケンタロウから十年ぶりにハガキが来た。ブラジルのプロでサッカーをやっていたが見切りをつけ、アメリカに渡って、プロゴルファーになったというのだ……。

1993.05.19発売
磐舟の光芒(下)
文芸(単行本)
武勇の大連(おおむらじ)(神祗派)物部守屋VS.智謀の大臣(崇仏派)蘇我馬子
遂に物部・蘇我合戦に突入。黒岩古代史小説の醍醐味!
仏殿には焼け残った仏像が転がっている。見るも無惨で、木像の方は人間と同じように焼け爛れ、銅の仏像は変色し、黝(くろ)ずんでいた。「後日、海に捨てるぞ、さあ、石川に行く、佐伯造御室(さえきのみやつこみむろ)、今から石川の仏殿に仕えている尼達を捕える」守屋達一行は石川に向った。守屋が昂奮しているのは、たんに仏塔や仏殿を焼いたからだけではない。日羅(にちら)を殺した馬子に会い、面罵出来るからだ。怒鳴り殺してやろう、と守屋は胸を弾ませた。――(本文より)

1993.05.19発売
磐舟の光芒(上)
文芸(単行本)
武勇の大連(おおむらじ)(神祗派)物部守屋VS.智謀の大臣(崇仏派)蘇我馬子
益々熾烈化する2人の対立。黒岩古代史小説の新境地!
大王が、仏教といえば大臣、と結びつけているなら、大王をたきつけ、大臣の権力を圧(お)さえるべきだ、と矢鳴姫は、いい始めた。守屋は唖然としたように矢鳴姫を見た。気の強い女人だ、と今更のように感心した。だが不愉快にならないのは、守屋が姫を愛しているからだった。それに守屋は矢鳴姫の忠告に同感するものがあったからである。口にはしていないが、それは馬子を圧さえるための守屋の武器だ。守屋はそのことを充分承知していた。――(本文より)
1993.05.19発売
裁きの扉
文芸(単行本)
少壮弁護士の愛と野望を描く長編法廷推理!弁護士・西城昌一34歳を執拗に追う蛭田刑事。幼稚園廃園にともなって起こる殺人事件。西城の前に立ちふさがる昔の恋人で弁護士の藤枝みづえ。白熱の法廷ドラマ
1993.05.19発売
ビジネスマンの冠婚葬祭
講談社の実用書
現代ビジネスマン必携の冠婚葬祭全書。 第1部結婚編、第2部お祝い行事・式典編、第3部弔事編、第4部マナ-と常識編の4部構成とし、ビジネスマンが冠婚葬祭に臨むための必要事項を網羅した。
1993.05.19発売
1993年Jリ-グパ-ソナルBOOK
Jリ-グ人気17選手キャラクタ-レポ-ト武田修宏選手はじめ17人の人気選手に長時間インタビュ-、その人間を浮きぼりにする。さらに最新Jリ-グニュ-ス、Jリ-ググッズ&ショップを詳細レポ-ト。
1993.05.18発売
兄弟の社会学
オリンピックのメダリストは弟妹ばかりだ!テレビの局アナはなぜ姉が多い。兄型芸能人の運命は。スポーツ芸能から政治家まで、あらゆる兄弟データから時代を読む。血液型より面白い“兄弟型”の決定版。
1993.05.17発売
悲劇のサラブレッド
競争馬のノンフィクション・ドキュメント。オ-ナ-と調教師の軋轢やレ-ス中のアクシデントによる骨折・安楽死という栄光と悲哀と隣り合わせの存在であるサラブレッドのドラマを、馬を愛する人々に贈る。

1993.05.17発売
氷炎
文芸(単行本)
青春の残り火が20年を隔てためぐり逢いで再燃し、洛北にしのび逢う2人。
再会からはじまる大人の恋

1993.05.17発売
凜の人 井上準之助
命を賭して昭和軍閥に抗した国際派群像!――「外を救い、内を共に救う唯一の途」を求めて、浜口首相の両輪となった「弊原外交」と「井上財政」――昭和動乱の夜明けを彩った悲劇と栄光がここに甦る。
【金解禁】それは「バブル経済」を収束し、「国際化」を推進する乾坤一擲の方策だった。――金解禁を断行。日本の国際化へ道を拓く。首相・浜口雄幸、外相・幣原喜重郎、蔵相・井上準之助。この三者の指導のもとに、日本は国際化への道を歩むかに見えた。が、昭和軍閥の抬頭が日本の歴史を暗転させた。いまこそ歴史の教訓を活かすとき!

1993.05.17発売
バイオサイエンス入門 生命現象の不思議を探る
講談社現代新書
遺伝子組み換えメロン、クローン牛、遺伝子治療……作物、食品、医療などさまざまな分野に応用され、日々進展するバイオの世界。生命現象の担い手としてのDNA、RNA、タンパク質の精緻なはたらきを軸にバイオのメカニズムを平易に解説し、その可能性と問題点を考える。
「生きている」ことの源――いまから100年ぐらい前までは、生物は、無生物とちがって魂をもつ特別な存在だと考えられていた。つまり、「生きている」ことは、物質だけではとうてい説明できない。いいかえると、物理学や科学の法則と知識では説明できない存在であると考えられていた。しかし、この100年あまり、とくに20世紀の後半には、生命の理解は急速に進んだ。いまでは、生物の働きや性質は、核酸(DNA RNA)とよばれる巨大な分子と、タンパク質というこれまた巨大な分子の働きと性質によって、その大筋は理解できるようになった。地球上のあらゆる生物は、すべて核酸とタンパク質をもっている。このことは、地球の上のすべての生物が、お互いに親類であり、共通の祖先をもっていることを示している。――本書より

1993.05.17発売
アメリカン・ヒ-ロ-
講談社現代新書
巨大国家アメリカの夢が、幾多のヒーローを生んだ。強力なカリスマの大親分(ビッグ・ボス)、大自然と対話する聖者から、大富豪、知の巨人、冒険者まで。50人のヒーローから、民衆たちの熱い魂(アメリカン・スピリット)を読む。
“移民がつくった国家”のヒーロー――移民たちは、それぞれの想いに取りつかれて新大陸に向かった。ある願いを内に秘めて海を渡ったのである。……さまざまな思惑が渦巻く移民たちの想念がつくりあげた国では、精神作用が大手をふってまかり通る。人生かくありたい、あるいはかくあるべきだという思いは、遠慮なくその姿をととのえていく。ある人物が何かの理由で他人よりもぬきんでる時、その人物に自分自身を重ねあわせて、「その通りだ」と肯定する作用が容易にはたらくものである。アメリカに住むさまざまな人間たちが、心のなかに抱いているエネルギーのベクトルは多様ではあるが、それでも時間がたつにつれて、束ねられまとめられていろいろな顔をもったヒーローたちが誕生していった。――本書より
1993.05.17発売
マイクロマシン 驚異の極微技術
講談社現代新書
産業・医療を一変させる極微技術のすベて。開腹なしの手術、原発等の巨大技術のメンテナンスに応用される直径1ミリ以下の機械、マイクロマシン。21世紀キ-テクノロジ-となるこの新技術の可能性を概観

1993.05.17発売
レギュラシオン理論-経済学の再生
講談社現代新書
危機ごとに姿を変える資本主義を、どうとらえるか? 最新鋭理論〈レギュラシオン〉は、人間を取り巻く「制度」に着目、そこに働く「調整」(レギュラシオン)を通じて資本主義を透視する。ケインズ、マルクスの遺産を乗り超えフランスで誕生した、21世紀の経済学を易しく説き明かす。
経済の「変化」をとらえる――問題は、経済の「変化」をどう説明するからである。しかもその変化を、個々的にでなく総体的に、そして歴史的にでなく理論的に、だがしかし、いわゆる純理論的にでなく歴史に開かれた理論として――そういうものとして「歴史理論的」にとらえてみたというのが、私の長年の願いであった。静態的な経済学でなく、いわば「可変性の経済学」を探しもとめていたのである。加えてその経済学は、理論のための理論でなく、われわれふつうの市民が使える道具として役立ってくれるものでなければ意味がないのである。そんな私にひとつの大きな啓示をあたえてくれたのが、レギュラシオン理論であった。――本書より

1993.05.17発売
化学反応はなぜおこるか
ブルーバックス
プロパンガスはパッと燃え、炭はゆっくり燃える。一方、石やガラスなどは燃えない。包丁の鉄がさびても熱くならないようにみえるのに、使い捨てカイロのなかの鉄が酸化するときには温かくなるのはなぜか。物質によって、化学変化しやすいもの、しにくいものがあるのはなぜだろう。本書は、化学の基礎の基礎である化学反応とは、どういうものなのか、物質が結合したり分離したりするというのはどういうことなのかを分かりやすく解説
「化学反応」にあらためてナットク
プロパンガスはパッと燃え、炭はゆっくり燃える。一方、石やガラスなどは燃えない。包丁の鉄がさびても熱くならないようにみえるのに、使い捨てカイロのなかの鉄が酸化するときには温かくなるのはなぜか。物質によって、化学変化しやすいもの、しにくいものがあるのはなぜだろう。本書は、化学の基礎の基礎である化学反応とは、どういうものなのか、物質が結合したり分離したりするというのはどういうことなのかを分かりやすく解説したもので、化学ぎらいの人にも化学の面白さが発見できます。