新刊書籍
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1993.03.23発売
散歩学のすすめ
文芸(単行本)
散歩は金のかからない最上の贅沢。
その収穫のなんと豊かなことであろう。“清貧の時代”に生きる法
裏通りがおもしろい
鴉の知恵には黙礼したくなる
散歩文学の傑作は『赤蛙』
公園はなぜ退屈するか
川のほとりは人恋しい
裸木には威厳がある――(目次より)
1993.03.23発売
危険な隣人アメリカ
日本の知らない白人帝国アメリカの病根とはクリントンの“チェンジ”では何も変わらない!のたうつ超大国の暗部を人種問題とマルチカルチャリズムを軸に克明にレポートし、日米関係のこれからを厳しく問う

1993.03.23発売
ステップファザー・ステップ
文芸(単行本)
双子の兄弟とプロの泥棒が怪事件に挑戦!2億円の遺産を受け継いだ女性の家に侵入した泥棒が、屋根から落下、双子の13歳に助けられ、ステップファザー(継父)にされる表題作など洒落た味の7編を収録。
1993.03.22発売
粋な逸品いい話
余裕がある男になるための、男の流儀指南書衣、食、飲。全てをダンディ-に演じたい男の見栄をどう保つか。折々の俳句によせて、さりげない日常の洒落心を説く、男の生活を彩る粋な話、いい話の数々。
1993.03.22発売
極限飛行、危機に立ち向かう心
超一級の技倆と真剣勝負に生きる飛行の全て最も効率的に飛ぶ、最も速く旋回する、最も確実に敵機を撃墜する。飛行機の限界に命をかけて挑戦する大空の男たちの切磋琢磨と勇気と決断を描く。

1993.03.22発売
ニュ-ポリマ-サイエンス
知覚を持ちはじめたポリマーの働きと仕組みとは? より高機能、より高性能を目ざすポリマーは知覚を持ちはじめた。それらはどのように設計され、どんな働きをし、その働く機構はどうなっているかをわかりやすく解説。
1993.03.22発売
NMRケミカルシフト集
C13、プロトンデ-タを構造式に表示。 NMRで重要なケミカルシフトのデ-タ集。C13、プロトンデ-タを520の多様な化合物の構造式に記入し一目で分るようにした学生、研究者のための“絵本”。
1993.03.22発売
原子スペクトル分析の実際
超微量分析の成功に必須のノウハウを満載。失敗例から解く分析実践シリ-ズ第2弾。超微量分析に必要な新しい常識、正しい分析結果を得るための実践的な指針を、豊富な体験談に基づいて体系的に解説。
1993.03.19発売
秘密
文芸(単行本)
結婚しない女たちの大人の愛を描く作品集。人とのつながりに漠然とした不安を胸に生きる女たちの、結婚というかたちをとらない恋愛を、精緻な文章で描出したしっとりと味わい深い作品集。
1993.03.19発売
メニューの余白
古今東西の食と酒を通じて語る人生の快楽!「食」の世界に通暁するジャーナリストが、和、洋、中を問わず文士の食卓からゴルフ場のレストランまでを観察対象に、ありきたりの食味評論に満足しない人に贈る
1993.03.19発売
チャ-トで見る材料の固体NMR
固体NMRによる各種材料の初の分析事例集金属材料、有機金属、鉱物、ゼオライト、ガラス、セラミクス、セメント、電子材料、高分子等の構造とダイナミクスについて実例にそって初心者にわかるように解説
1993.03.19発売
超薄分子組織膜の科学 単分子膜からLB膜へ
LB膜の基礎をしっかり書き込んだ解説書。情報変換やエネルギ-変換機能を駆使してエレクトロニクス分野への応用に飛躍的発展をとげつつあるLB膜の物理化学的基礎をしっかり書き込んだ待望の解説書。
1993.03.18発売
奥州藤原氏の栄光と挫折
栄華を極め、衰亡した藤原氏四代の真実。 源義経の落ちのび先として有名な藤原氏の、栄枯盛衰をたて軸に、みちのくの風土や色どりを添えた人々の生活を、今は亡き平泉・中尊寺貫主であった今東光が描く。
1993.03.18発売
いくつになっても新鮮ママ
講談社の実用書
夫亡きあとも、日本人として生きる奮闘記!最愛の夫をガンで失った絶望の淵から立ち上がり、3人の子供と友人たちに励まされながら、仕事に趣味におしゃれに立ち向かうようになった心の軌跡と出来事を語る
1993.03.18発売
夢は枯野を
文芸(単行本)
直木賞作家が自在につづる日本全国競輪の旅おぼれこむように競輪場にのめりこみ、全国を歩きまわって人間に出会った。なんという奇妙にガンコで個性的な人々なのだろう。夢とザセツをもりこんだ好エッセイ
1993.03.17発売
社会がわかる本
気鋭の社会学者が平易に説く社会のしくみ!セクハラから激動の国際情勢まで、脳死から日本の政治まで、あらゆる社会現象を根本からわかってしまおう。これ一冊で、あなたに社会と時代がグッと身近になる。
1993.03.17発売
宜保愛子・生まれ変わりの秘密
世界的超能力者による画期的な「霊界」案内多くの著書を出しながら、これまではけっして明かさなかった「死後の世界」「生まれ変わり」「輪廻転生」の最後の秘密。本書でついに公開します。

1993.03.17発売
安楽死と尊厳死 医療の中の生と死
講談社現代新書
人は死を選択する権利を持ちうるのか。終末期医療と「尊厳ある死」のはざまで死の受容を考える。
「尊厳」とは何か――簡単な疑問では、「安らかに死ぬ権利」というのは、肉体的にか精神的にか、それとも社会的にか経済的にか、という側面で異なってくる。ある人は肉体的にといい、またある人は精神的にとなる。尊厳の意味が異なってくるのだ。(中略)たとえば、老人病院の狭いベッドに寝たきりにされ、腕には点滴の注射をうたれ、膀胱カテーテルも挿入され、人口延命装置に囲まれて生命を保っている老人患者がいたとしよう。すでに意識も曖昧になるときがある。かつては社会的に活動したであろうこの老人も、見た目には「生ける屍(しかばね)」である。この老人患者には、「人間としての尊厳」が失われている。延命だけの医療はやめるべきだと、私は思う。しかし、この老人患者自身は、たとえそういう状態であっても、別に「自分には尊厳は失われていない」と考えているかもしれない。――本書より
1993.03.17発売
馬車の文化史
講談社現代新書
商売のため、恋のため、南へ北へ馬車は走るモーツアルトの天才は旅によって磨きがかけられ、カザノヴァは恋と冒険のため縦横無尽に走り続けた。鉄道以前・自動車以前の馬車による旅の楽と苦と快をつづる。

1993.03.17発売
酒池肉林~中国の贅沢三味
講談社現代新書
中国の厖大な富が、大奢侈となってふり注ぐ。後宮3000の美女、甍を競う巨大建築から、美食と奇食、大量殺人・麻薬の海、精神の蕩尽まで。3000年を彩る贅沢三昧オンパレードにもう1つの中国史を読む。
人乳で育てたブタがうまいか?――こうした文字通りの消費に血道をあげる傾向は、次の王済のエピソードにも如実にあらわれている。武帝(司馬炎)がある時王済の家に行幸したところ、王済はごちそうを出すのに、すべて瑠璃の器をつかい、100人余りの侍女はみなうす絹のズボンと上着を身につけ、飲食物を手で捧げもった。蒸したブタがこってりとうまく、ふつうの味とちがっていたので、武帝は不思議に思い、わけをたずねた。(王済は)答えていった。「人乳を飲ませております。」武帝ははなはだ穏やかならず、食事がまだ終わらないうちに立ち去った。……乾飯や蝋燭で炊いた飯や人乳を飲ませたブタが美味だとはとうてい考えられないけれども、このように高価な素材や珍奇な材料を、燃料、塗料、飼料などとして、目につかないところで消費することこそ贅沢の神髄だと、西晋貴族は考えたのだった。卑近なたとえをあげれば、本当のお洒落は洋服の裏地に凝る、といったところだろうか。――本書より