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広重殺人事件
1989.07.06発売
広重殺人事件
著:高橋 克彦,装丁:辰巳 四郎,その他:安彦 勝博
文芸(単行本)
浮世絵殺人事件三部作の掉尾を飾る書下ろし「写楽殺人事件」「北斎殺人事件」に続く第三弾。山形県天童市、いわゆる“天童広重”を軸に、豊かな浮世絵知識と快調なストーリー展開で物語は進み意外な結末へ
花園の迷宮
1989.07.06発売
花園の迷宮
著:山崎 洋子,解説:結城 信孝,装丁:辰巳 四郎
講談社文庫
横浜の遊郭に2人の少女が売られて来た。飢えと不景気の昭和初期、歓楽の町に投げこまれた2人を、死と、恐るべき秘密が待っていた。娼家を次々と襲う殺人事件、人間の欲望の凄まじさ、少女のけなげさが、巧みな展開と伏線、意表をつく結末で余すところなく描かれる、江戸川乱歩賞受賞の傑作推理長編。
1ダースの殺意 ミステリー傑作選・特別編(1)
1989.07.06発売
1ダースの殺意 ミステリー傑作選・特別編(1)
編:日本推理作家協会
講談社文庫
小説の名匠たち12人が綴った、ミステリーの秀作ばかり12編を特選。1960年代の精鋭の活躍が一望にできる、推理ファン必読のアンソロジー。 <収録作家>水上勉・佐野洋・黒岩重吾・笹沢左保・結城昌治・梶山季之・小松左京・戸川昌子・三好徹・戸板康二・多岐川恭・山村正夫
阿蘇殺人ルート
1989.07.06発売
阿蘇殺人ルート
著:西村 京太郎
講談社文庫
死者が殺人を予告? 十津川警部を翻弄する謎ーー火の国での殺人を予告する手紙が、東京警視庁に届いた。だが、差出人とみられる井上は、成城の自宅で死体となって発見された。3日後、阿蘇の雄大な裾野を走る急行「火の山」の車内で、不動産業者が殺される。そして再び、事件の続発を予告する電報が、警視庁へ。発信人は何と井上! 十津川警部を翻弄する奇怪犯罪とは?
電子あり
天狼星
1989.07.06発売
天狼星
著:栗本 薫,解説:泡坂 妻夫,装画:天野 喜孝
講談社文庫
ファッションモデルが次々に殺され、バラバラ死体が発見された。死体には喰われたらしい痕跡があり、シリウスと名乗る犯人が山科警視に星座にちなんだ12人の女ともう1人、13人の殺人を予告してきた。生涯の宿敵シリウスと相まみえることになった名探偵・伊集院大介。待望の長編伝奇ミステリー。
電子あり
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(13)あたらしいぶきVターボバズーカ
1989.07.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(13)あたらしいぶきVターボバズーカ
監:東映,写真:大島 康嗣,写真:須釜 龍之,構成:K-BOSSプランニング
講談社の絵本
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(12)ターボレンジャーのぼうまじゅうずかん
1989.07.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(12)ターボレンジャーのぼうまじゅうずかん
監:東映,写真:大島 康嗣,写真:須釜 龍之,構成:K-BOSSプランニング
講談社の絵本
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(11)ターボレンジャーのスーパーアクション!
1989.07.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(11)ターボレンジャーのスーパーアクション!
監:東映,写真:大島 康嗣,写真:須釜 龍之,構成:K-BOSSプランニング
講談社の絵本
密教の哲学
1989.07.05発売
密教の哲学
著:金岡 秀友,解説:里道 徳雄,装丁:菊地 薫
講談社学術文庫
人の心の深淵に眼をひらき、そこで成就される個と全との神秘的な合一に、初めて確かな洞察を向け、それを全身的に把握する実践と儀礼の体系をつくり上げた密教――。本書は、空海が体系化した教学を中心に、密教のもつ世界観・認識論・実践哲学・仏陀論などの基本的な構造を明らかにした。2000年に及ぶインド仏教の歴史全体の結実であり、また、仏教伝播の総決算ともいわれるその神秘思想に迫る。
魚の博物事典
1989.07.05発売
魚の博物事典
著:末広 恭雄
講談社学術文庫
古来、魚は日本人の生活と切っても切れない関係にある。本書は「魚博士」として知られた筆者が、日本人に特に親しい魚134種について、その生態から釣漁法まであらゆる情報をまとめた末広魚談義の集大成である。正確な生物学的知識にとどまらず、食生活・民俗・文学等人間生活の全般にわたって興味深い魚の話が展開する。人間通で博大な教養人だった著者ならではの絶妙の文章で綴る楽しい魚類百科。
唯物史観と国家論
1989.07.05発売
唯物史観と国家論
著:廣松 渉,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
マルクス主義国家理論の再構築に挑む力篇。物象化論でマルクス研究に新地平を拓き、今日の思想界を牽引する著者による唯一の国家論集。『ドイツ・イデオロギー』論等廣松理論の原像を示す貴重な論攷を厳選
不倫は家庭の常備薬
1989.07.04発売
不倫は家庭の常備薬
著:田辺 聖子,装丁:山田 靖子,装画:霜田 恵美子
文芸(単行本)
ふんわりとフリン7態,ニヤニヤ連作短篇集不倫は重すぎてできない,浮気なら……中年女と中・高年紳士のフリン7態を,ふんわりと関西弁でユ-モアにまぶして描く極健全印の連作短篇集.
新・水滸伝(四)
1989.07.03発売
新・水滸伝(四)
著:吉川 英治
最晩年の著者が、心血を注いで築きあげた壮大な中国絵巻!一騎当千の豪雄がそろい、民衆の与望をになって起つ梁山泊軍は、野火のごとく勢いを増す。権勢の人、高きゅうは、1万4000の大軍をもよおして泊軍を討たんとする。その秘密兵団こそ、連環馬軍であった。さしもの泊軍も色を失い、梁山泊始まって以来の大損害をこうむる。しかし梁山泊の智恵者は王手を逆にとり、難局を乗り切った。
電子あり
新・水滸伝(三)
1989.07.03発売
新・水滸伝(三)
著:吉川 英治
囚われの身ながら濤陽楼の風光に見惚れた宋江は、即興の一詩をそこに残すが、謀反人の烙印を押され、あわや刑死という寸前、晁蓋たち梁山泊の面々に救い出された。二丁斧を使う李逵(りき)や姦婦巧雲を成敗した楊雄も仲間に加わり、梁山泊の勢いは、日に日に旺(さかん)となる。ここにその動きを警戒するのが、地元豪族の祝氏一族。ついに両者は激突し、悪戦苦闘の末、泊軍は勝利を収める。
電子あり
新・平家物語(九)
1989.07.03発売
新・平家物語(九)
著:吉川 英治
源平それぞれに明日の運命を賭けた寿永2年。――ひとくちに源氏といっても、頼朝は義仲を敵視しているから、三つ巴の抗争というべきであろう。最初の勝機は義仲がつかんだ。史上名高い火牛の計で、4万の平家を走らせた倶利伽羅(くりから)峠。勝ちに乗じた義仲は、一気に都駈けあがる。京洛の巷(ちまた)は阿鼻叫喚。平家は都落ちという最悪の事態を迎えるが、一門の心は決して1つではない。 火牛の計で平家の大軍を走らせた倶利伽羅峠。勝ちに乗じた義仲は平家を追って、一気に都へ駈けあがる。京洛の巷は阿鼻叫喚。平家は一門都落ちという最悪の事態を迎えた。しかし、一門の心と心は同じではない。
電子あり
新・平家物語(八)
1989.07.03発売
新・平家物語(八)
著:吉川 英治
打倒平家の旗のもとに鎌倉を進発した源氏軍と意気あがらぬまま東下した維盛(これもり)の頼朝征討軍。両軍は富士川をはさんで対峙する。“水鳥の羽音”で敗走した平家には、著者一流の解釈がある。――黄瀬川の陣で、末弟義経と初の対面をした頼朝。いよいよ活気づく源氏勢に手を焼く平家は、腹背に敵を受けた。木曽義仲の蜂起は平家一門の夢を劈(つんざ)き、北陸路もまた修羅の天地であった。 打倒平家の旗のもとに鎌倉を進発した源氏軍。意気上がらぬまま東下した平家の頼朝追討軍。両軍は富士川に対陣する。そして“水鳥の羽音”で敗走した平家軍は、木曽義仲の蜂起によって窮地に立たされる――。
電子あり
無きが如き
1989.07.03発売
無きが如き
著:林 京子,解説:川西 政明
講談社文芸文庫
原爆投下から30数年後、〈女〉は長崎を訪れた。坂の上の友人の家で、人々と取り止めのない話を交わしながら、死んでいった友たちや、14歳で被爆した自らの過去を回想する。日々死に対峙し、内へ内へと籠り、苦しみを強いられ生きる、被爆者たち。老い。孤独。人生は静まり返っているが、体験を風化させはしない。声音は、低く深く響く。原爆を凝視する著者が、被爆者の日常を坦々と綴る名篇。
電子あり
白痴・青鬼の褌を洗う女
1989.07.03発売
白痴・青鬼の褌を洗う女
著:坂口 安吾,解説:川村 湊
講談社文芸文庫
“戯作者”の精神を激しく新たに生き直し、俗世の贋の価値観に痛烈な風穴をあける坂口安吾の世界。「堕落論」と通底する「白痴」「青鬼の褌を洗う女」等を収録。奔放不羈な精神と鋭い透視に析出された“肉体”の共存――可能性を探る時代の補助線――感性の贅肉をとる力業。
電子あり
漢字読み書き使い方字典
1989.07.03発売
漢字読み書き使い方字典
編:石田 佐久馬
絵で見て、楽しく覚えるおもしろい字典 新しく改定された教育漢字全1006字を4色刷りで、わかりやすく解説 ●ことばの力がつく漢字字典 さがしたい字がすぐ見つけられ、読み方書き方はもちろん、意味や使い方や覚え方までもが親切にわかりやすく書かれている。漢字を覚えるだけでなく、国語の力のつく字典ですのでみなさんにおすすめします。──前筑波大学附属小学校教諭・藤井圀彦 ●学習者本位の漢字学習字典 この字典は素敵である。漢字が学年ごとに配列されているので、教科書の学習と並行して利用でき、「音訓」「部首」「総画」によっても引けるから、漢和辞典並みの使い方もできる。正に、学習者本位に編まれている「小さな大字典」だ。──大阪市立鶴町小学校教諭・坪田秀雄
つば広の帽子をかぶって
1989.06.30発売
つば広の帽子をかぶって
著:飯沢 匡,著:黒柳 徹子,絵:いわさき ちひろ
子供の絵の天才いわさきちひろの鮮烈な評伝大正リベラリズムの豊穣に根ざしヽ戦中戦後の闇を駆けぬけた一条の光芒「ちひろ」の芸術と人間を昭和史の舞台に焼きつける.飯沢匡・黒柳徹子の共同執筆.