新刊書籍
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1989.07.11発売
獣神ライガー(2)げきとつ!ライガーたいドラゴていこく
講談社の絵本
1989.07.11発売
彼もまた神の愛でし子か 洲之内徹の生涯
文芸(単行本)
美を見知るひと洲之内徹の生涯のひかりと影洲之内徹こそ,戦後,最もよく美術を理解した人であった.かれはまた三度,芥川賞候補にあげられた人でもあった.洲之内の愛,戦中の特務機関員としての影を描く
1989.07.11発売
赤塚不二夫の名画座・面白館
映画通として知られる赤塚不二夫「映画道」ギャグマンガの軽~いノリで『七人の侍』から『男はつらいよ』まで戦後のポピュラーな日本映画をとりあげその良さ、楽しさをマンガで紹介するコミックエッセイ集

1989.07.10発売
反逆(下)
文芸(単行本)
戦いの果てに起きる犠牲者たちの祈りと悲劇。生き残った村重、右近らの残滓としての人生
馬上で光秀はまだ考えていた。迷っていた。自分は今から絶対に取りかえしのつかぬ行動に出ようとしている。いったい、なぜ、危機きわまる乾坤一擲(けんこんいってき)の賭をうとうとする……。なぜ、なぜ。(上さまの……あの顔に……怯えの影を見たい)頭の奥に声がした。信長の細い顔が闇のなかに浮かんだ。

1989.07.10発売
反逆(上)
文芸(単行本)
天才織田信長に仕える弱き者たちの論理と生きざま。村重、光秀、秀吉の心に揺らめく反逆の光
「もう殿は信長さまにも右近さまにもお勝ちになられました」いぶかしげに彼女をみた夫にだしは言葉をつづけた。「たしかに右近さまは殿との約をお破りになった上、信長さまの攻め手に加わられました。しかし殿はその右近さまの人質をお殺しになりませぬ。人として殿は右近さまにお勝ちになりました。
1989.07.10発売
ぼくがイルカにのった少年になる日まで
父の再婚と新しい家族に揺れる少年の心理。父子家庭でそれなりに楽しくやってきた12歳の少年が、新しいお母さんの家に引越したのはいいけれど…。少年期のナイーブな心理をポップな文体で描く新人の力作
1989.07.10発売
アイドルをめざせ!
夢の実現をめざす音楽大好き少年少女たち 「ナフタリン」のメンバー4人は、大の音楽好きの6年生。夢はステージで歌うこと。親や学校に内緒で練習をしてきたが、限界がきて解散に追いこまれる。夢は…?
1989.07.10発売
三千里(上)
講談社学術文庫
明治俳句界に異彩を放つ碧梧桐の不朽の名著行動する俳人として知られた碧梧桐の,全国行脚の旅日記.初め一日一信と題して「日本」に,後に「日本及日本人」に連載され,俳句の世界に大きな影響を与えた書
1989.07.07発売
ネクロポリス
文芸(単行本)
北の監獄島に甦るラテンの血!長篇活劇小説恐慌後、世界の監獄島と化したサハリンで報酬目当ての人探しに狂奔するアウトロー達に甦る熱いラテンの血!壮大な構想で活劇小説に新たな地平を拓く書下ろし長篇

1989.07.07発売
京都愛人旅行殺人事件
講談社文庫
独身実業家・沖邦彦の花嫁公募に殺到した若い女性の群れから、最後に4人が選ばれた。平凡なOLの中山美佳もそのうちのひとり。4人は沖と京都へ旅する。第1夜に美佳は沖と結ばれ、幸せにひたるが、他の花嫁候補の身に惨事が起きていた。そしてまた次の犠牲者が……。華麗なトリックをちりばめた秀作集。
1989.07.07発売
京都着19時12分の死者
講談社文庫
二つの殺人を結ぶ糸とは?強烈アリバイ崩し新幹線名古屋京都間で女性が毒殺された。そして京都のホテルでは宿泊客が同じく青酸で殺された。二つの事件に関連があるのか。犯人像は?アリバイ崩しの力作長編

1989.07.07発売
火刑都市
講談社文庫
東京四谷の雑居ビルの放火事件で若い警備員が焼死する。不審な死に警察の捜査が始まった。若者の日常生活に僅かに存在した女の影……。女の行方を追ううちに次は赤坂で放火が。そして現場に“東京”と謎の文字!索漠たる都市の内奥と現代人の心を見据えて鬼才が描く、印象深い推理長編。

1989.07.07発売
折々の殺人
講談社文庫
斬新な手法と鮮やかな結末で、常に読者の期待を裏切らないミステリーの名匠が、いままた放つ巧緻な構成の一冊。数ある名句・名歌の解説でつとに世評の高い大岡信氏の名著『折々のうた』にヒントを得て、ひとひねりもふたひねりもして織りあげた、絶妙にして意想外な短編推理8編を収録。
斬新巧緻な手法で織りあげた推理傑作短編集大岡信が名著『折々のうた』で選んだうたと解説の中に人生の機微と推理小説のヒントを捉えるという,名匠ならではの奇抜な発想とみごとな結末のミステリ-8編.

1989.07.07発売
死者の威嚇
講談社文庫
愛と哀しみの人間ドラマ。社会派推理長編。関東大震災直後の朝鮮人虐殺事件が六十数年を経て、突然浮上した! 過去と現在が交錯する二重、三重の深い謎と、若い女性の恋愛心理を描く長編ミステリー傑作。

1989.07.07発売
日本の中の朝鮮文化(7)駿河・甲斐・信濃・尾張
講談社文庫
5世紀頃の南部朝鮮に栄えた加耶諸国から渡来した文化は、古代日本の中部地方に入って、さまざまな展開をみせる。伊豆の三嶋大社祭神、甲斐・信濃地域にひろがる古墳群、渥美半島に居住した秦・漢氏族など、それぞれの故事来歴を調べるにつれ、伝幡の道筋がはっきりしてくる。踏査紀行シリーズの7冊目!

1989.07.07発売
世界が見える日本が見える
講談社文庫
日本はエコノミック・アニマルという一種目制覇を狙ったスペシャリスト国家である。これで慢心し、向上心を捨ててはいけない。経済的・短期的利益を超えて、世界に対して、健全なリーダーシップを発揮できるようにならなくてはいけない。――国際社会の中での新しい国づくりを斬新な視点で考えた話題作。

1989.07.07発売
南アルプス殺人峡谷
講談社文庫
レジャーライターの釣部渓三郎(つるべけいざぶろう)は、初夏の笹子奥野沢では女の全裸死体、また寸又峡の栗代川では身元不明の男の死体を発見する。2つの事件の関連は?男の所持品の中に渓流用の珍しい毛バリが1本。毛バリが語る男の隠された素顔。おなじみ釣部と上条アキのコンビの推理が冴える渓流ミステリー。

1989.07.07発売
トム=ソーヤーの冒険
青い鳥文庫
いたずらが大すきで、手がつけられないわんぱく、そのくせ、センチでお人よし――。そんな少年トムが、ミシシッピ川沿岸の小さな町を舞台にひきおこす事件の数々!海賊ごっこや洞窟たんけん、本物の宝さがしなど大冒険がつぎつぎに……。アメリカ文学の最高傑作です!

1989.07.06発売
百年前の報道カメラマン 磐梯山大噴火を激写
百年前の大自然の驚異が、現代によみがえり、目前にせまる!
福島県・磐梯山大噴火のすさまじさを決死の覚悟で撮影した写真師・岩田善平の誇りと信念をえがく。
1888年(明治21年)7月15日、福島県の磐梯山が大爆発をおこし、ふもとの村々は大きな被害をうけ、たくさんの死者をだした。横浜で写真技術を身につけ、ふるさとの福島県・喜多方で写真館をいとなむ岩田善平は、磐梯山の異変を知ると、暗箱(カメラ)、乾板(フィルム)、三脚などの撮影機材をかかえ、現場へかけつけた。善平の目的は、写真師として現場のもようを、ありのまま見つめ、後世に記録として残すことだった。そして、その鮮明な記録は、百年後の現代によみがえった……。それは、“報道カメラマン”としての使命をはたした写真師・岩田善平の誇りと信念の結晶でもあった。
1989.07.06発売
倒錯のロンド
文芸(単行本)
本格の旗手として期待の新人作家の長篇推理月刊推理新人賞に応募するため420枚の作品を仕上げた山本安雄は、ワープロでの清書を引受けてくれた友人にその原稿を失くされ、奇怪な殺人事件に巻込まれる…