新刊書籍
レーベルで絞り込む :

1984.03.12発売
クレヨン王国のパトロール隊長
青い鳥文庫
5年生のノブオは、右田先生にしかられ、山おくへかけだしました。道にまよって、林の中の一けん家をたずねると、洋服を着たフクロウが……。いつのまにか、クレヨン王国へまよいこんでいたのです。ノブオは、王国のパトロール隊長として、冒険の旅に出ます。楽しい読み物に子どもの主張をおりまぜた「クレヨン王国」シリーズ2作め。
1984.03.09発売
原潜回廊
1984.03.09発売
はるがきた
講談社の絵本
1984.03.09発売
地下鉄サバンナ号のひみつ
講談社の絵本

1984.03.08発売
朝を待つ女
講談社文庫
澄子を見たとたん、欲望が爆発した。なんのために、わしは生きてきたんや……。黒い肌に清潔さを匂わせ、妖しい魅力を発散する、アルサロの女。戦後の落し子という、暗く佗しい運命に訣別し、新しい朝を待ちながら、男を狂わせずにおかない「悪女」の肖像を描く表題作、ほか5編。黒岩重吾の才腕を示す、多彩な異色短編集。愛とサスペンス。

1984.03.08発売
ビートルズで英語を学ぼう
講談社文庫
世の中に、英語の苦手な人間はゴマンといる。しかし、もしキミがそうであっても、ビートルズファンならもう安心していい。ビートルズをこれからも聴いていくことによって、英語が見えてくるようになるのだ。――ビートルズのヒットナンバー159曲を楽しみながらバッチリ英語がマスターできるユニークな本。

1984.03.08発売
赤い人
講談社文庫
赤い囚衣の男たちが石狩川上流に押送されたのは明治14年のことだった。国策に沿ってかれらに課せられた死の重労働。鉄丸・鎖につながれた囚徒たちの労役で原野が切り開かれていく。北海道開拓史の暗部に横たわる集治監の歴史。死を賭して脱走を試みる囚人たちと看守たちの、敵意にみちた命がけのドラマ。

1984.03.08発売
日本の逆転した日(下)
講談社文庫
日本の企業が躍進するための条件とは何か? ーー「より安く・より高品質」の商品を求めて、企業現場の技術者たちは苦闘していた。技術開発と市場開拓に挑戦する男たちの執念のドラマを、日米経済関係の「逆転」の視点から記録。これからの日本経済と国際関係を深く考える、ビジネスマンのための経済ドキュメント。日本企業が躍進し、日米が逆転した70年代の、企業人の苦闘・喜びを描く感動ドラマ。<上下巻>

1984.03.08発売
日本の逆転した日(上)
講談社文庫
激烈な国際競争の中で、日本企業が躍進した秘密は何か? ーー1970年代、石油危機以後の厳しい国際環境下にあって、日本の企業は、先進欧米企業に追いつき・追い越すため、全力を尽していた。本書は、新技術を開発して、その「経済逆転のドラマ」を支えた企業人たち150人を取材し、彼らの努力、苦しみ、成功の喜びを生きいきと伝える、感動の大型同時進行ドキュメントである。<上下巻>

1984.03.08発売
ミステリー傑作選(14) 犯罪見本市
講談社文庫
卓抜なアイディア、磨き抜かれた文章――短編推理小説のエッセンスを網羅した傑作シリーズ第14巻、15編。
-収録作家-笹沢左保・結城昌治・仁木悦子・森村誠一・戸板康二・赤川次郎・石沢英太郎・都筑道夫・福本和也・佐野洋・日下圭介・小林久三・三好徹・梶龍雄・阿刀田高

1984.03.08発売
バンダルの塔
講談社文庫
イラン・ジャパン石油化学会社に東洋曹達から出向した山中は当初このプロジェクトに批判的であった。その彼が考えをかえたのはバンダル・シャプールに向かう飛行機の中で、赤々と天を焦がす7本の炎の柱をまのあたりにした瞬間である。激動の中東に命を賭けた逞しいオイルマンたちの、感動経済巨編。

1984.03.08発売
七色の海
講談社文庫
どのように生きても、この世の生は哀しい。外国を舞台に描いた、曽野文学の珠玉作12編。海外に取材した様々な人生の真実を描くーー花は誰のためにも咲く。春はどこにでも来る。それだけを、私は信じていられるのだ……。どうしようもない非情な現実の前で右往左往する、人間という小さな存在。生のはかなさ、滑稽さの認識に立ち、外国を舞台にした、多種多様な人生の真実をみつめる、柔軟で暖かいまなざし。曽野文学の珠玉作12編を収録。

1984.03.08発売
常務会紛糾す
講談社文庫
ライバルを蹴落として、ついに勝ち取った役員の椅子。だが、このエリート集団の内部では、外部から想像すらできぬ牙を剥き出しにした死闘が、社の命運を懸けて繰り広げられていた。航空機汚職、中東危機、食糧戦争……、一流商社のトップが暗躍する役員室という密室の中で繰り広げられる暗闘、ビジネスの非情さ、男たちの夢を描く傑作企業小説。分厚いドアの向こうには地獄があった……。

1984.03.08発売
黒水晶物語
講談社文庫
碁の天才児・山岡慎太郎は、母・千鶴の手ひとつで育てられた。母は慎太郎に、亡夫の仇敵である棋士の名を教え、その敵に勝つことを命令する。亡夫は将来性抜群の碁打ちだったが、関東大震災の折に非業の死を逐げた。しかもその死には、奇怪な謎が秘められていた――。天才勝負師の青春を、激動の昭和期にからませて描く、異色サスペンス長篇。

1984.03.08発売
脳波の誘い
講談社文庫
脳波を送って他人を自殺させることができるという、奇妙な老人が出現。さっ、そく週刊誌の記者が取材に赴いた。世紀の話題か、はたまた変人の世迷言にすぎないのか? だが、取材中に記者が「こんな人を殺せますか」と冗談で話に出した人物が、間もなく不思議な自殺を遂げてしまった! 謎が謎を呼ぶ、傑作推理長編。

1984.03.08発売
無職無宿虫の息
講談社文庫
ほれてかよえば千里も一里、ふられてかえればまた千里。――ぐれてのたくりゃ一里も千里、足を洗うにまた千里。ごぞんじ色川節の名調子が冴えわたる。時は昭和二十…年、焼け跡、闇市のその時代、愛すべき無職無宿の大のたくりのやさぐれたちの、哀しくもしたかかでたくましき生きざまを、軽妙なタッチで描いた傑作短編小説集。ぐれて歩いたあの日の、型破りの青春放浪記。

1984.03.08発売
匠の時代 第7巻
講談社文庫
技術の匠と経営の匠が織りなす人間模様。企業新時代に対応する技術の匠たちと新感覚の経営の匠たちーーレーザーメス、光ファイバーなど、最先端技術の開発に賭ける匠たち。技術と経営をジョイントするカシオ、シャープ、東洋工業、ミサワなど、開発リーダーと技術マネジメントの匠たち。住友クレジット、東京海上火災、レナウンなど、独創的な発想で躍進する経営の匠たち。……それぞれに共通のノウハウとロマンを克明に描く。<全12巻>

1984.03.07発売
俳句
講談社学術文庫
カンナはいつも「燃え」、「一つ」だけ枝に残った柿はきまって「夕陽」に照らされ、妻は「若く」、母は「小さい」――だれでも初めて俳句に手を出すとまず口をついて出てくるのが、こうしたきまり文句。初心者はこの紋切型表現と手を切らなければ、「四合目」から上に登ることはできないと阿部しょう人は説く。初心俳句の最も根深い欠陥をこれほど具体的に解明した本は他に例を見ず入門書としてこれは独創というに値する。(解説より)

1984.03.07発売
近世日本国民史 桜田事変
講談社学術文庫
春雪舞う、芝愛宕山上に会合したる水薩脱藩浪士、三々五五時刻を見計らい下山、大老の襲撃の機を窺う。時に万延元年三月三日。この日上巳を賀すべく井伊直弼に登らんとして桜田門外に来るや、彼の義盟十八士、降りしきる雪を衝いて行列を襲う。満目白皚々の積雪原を血に染めたる一瞬の激闘は終り、大獄の元凶斃れ、佐幕の諸侯驚愕し、その方嚮に迷い、天下の志士その志を得、ここに明治維新遂行の序幕は上がったのであった。
春雪舞う、芝愛宕山上に会合したる水薩脱藩浪士、三々五五時刻を見計らい下山、大老の襲撃の機を窺う。時に万延元年三月三日午前九時。この日上巳を賀すべく井伊直弼に登らんとして桜田門外に来るや、彼の義盟十八士、降りしきる雪を衝いて行列を襲う。満目白皚々の積雪原を血に染めたる一瞬の激闘は終り、大獄の元凶斃れ、佐幕の諸侯驚愕し、その方嚮に迷い、天下の志士その志を得、ここに明治維新遂行の序幕は上がったのであった。
1984.03.07発売
今鏡(上)
講談社学術文庫