新刊書籍
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1984.03.02発売
佐々木小次郎(下)
文芸(単行本)
1984.03.02発売
佐々木小次郎(上)
文芸(単行本)
1984.03.02発売
梅沢富美男・夢芝居
1984.02.28発売
一竹辻が花 OPULENCE
1984.02.28発売
新渡戸稲造
1984.02.27発売
おせいさんの団子鼻
文芸(単行本)
1984.02.27発売
日本シリーズ殺人事件
講談社ノベルス
1984.02.27発売
無法還流
講談社ノベルス
1984.02.27発売
殺人スクランブル
講談社ノベルス
1984.02.24発売
母の一言
1984.02.23発売
黒染の剣(下)
文芸(単行本)
1984.02.23発売
黒染の剣(上)
文芸(単行本)
1984.02.23発売
街道の温もり
文芸(単行本)
1984.02.22発売
くまのレストランのひみつ
1984.02.21発売
女からの声
文芸(単行本)
1984.02.20発売
秘境釣行三味

1984.02.17発売
天才
講談社現代新書
〈天才〉はなぜ私たちをひきつけるのだろう?モーツァルト、ダ・ヴィンチ、ニュートン、アインシュタイン、空海、ゲーテ、ヘルダーリン、賢治、カフカ――。だれでも一度は、その豊かですばらしい世界にしたしみ、よろこびと活力を与えられたにちがいない。そこには、なにか神秘的で謎めいた狂気もあり、凡人には近づきがたい魅力とおそれをも感じさせる。本書は、彼らの創造の秘密をさぐり、生まれた環境や背景まで、考察をすすめた天才の精神分析である。天才には、生まれながら早熟な知性や語学能力を示した人も多いが、晩塾型の人も数多い。もしかするとあなたも天才になれるかもしれない。
天才への道――夢や躁状態など、異常な状態に対する天才たちの態度を見ていると、自分のうえに起こったこと、眼の前にあらわれた事象に対して、ひじょうに素直に心を開き、身を委ねて、自然であることがわかる。いままで見知らなかったもの――夢や狂気や幻想――をも、自分の一部として受容し、自己の領域を広く豊かにしてゆくことが、天才と狂気の別れ道である。このような柔軟で自然な態度が、未知の領域から、より多くの贈り物を受けとるのに適切な態度であることはいうまでもない。しかもこれは、躁うつ圏ないし、日本の天才たちに特徴的ともいえる態度である。これに対して、西欧の天才たち、とくに分裂病圏の作家たちは、病的体験や世界に対して対決的な態度をとり、自我と異質なものと自我とのあいだの緊張・葛藤が創造の動因となることが多いように見える。このばあいには、自我の柔軟性というよりは、自己主張の強さ・激しさが天才の条件となるであろう。天才への道は、一つではない。――本文より
1984.02.17発売
現代米語慣用句コーパス辞典
講談社現代新書
1984.02.17発売
核戦略ゲーム
講談社現代新書

1984.02.15発売
釈迢空 短歌 その器を充たすもの
講談社文庫
釋迢空すなわち折口信夫は、著者の青年時代からの師であり、決定的な存在であった。その影響と、そこからの超脱が、著者の文学者としての歩みといえよう。本書収録の2著作『釋迢空』『短歌 その器を充たすもの』は、師と著者とのあいだに発せられた光芒である。