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1983.03.15発売
星からおちた小さな人

1983.03.08発売
ミステリー傑作選(13) 凶器は狂気
講談社文庫
日本の短編ミステリーの粋『推理小説年鑑』のお徳用文庫版。多様なジャンルと多彩な手法が1冊で鳥瞰できる!
<収録作家>石川喬司・佐野洋・笹沢左保・結城昌治・三好徹・森村誠一・多岐川恭・石沢英太郎・小林久三・海渡英祐・日下圭介・伴野朗・西村京太郎・泡坂妻夫・都筑道夫

1983.03.08発売
悪への招待
講談社文庫
父の自殺はウソで、実は殺されたのだと告げる手紙が、沢木を奇怪な事件に引き入れた。父の死因をさぐる沢木に正体不明グループがつきまとう。しかもその背後には、政治家や実業家の影が見えかくれし、敵の大きさを匂わせる。サスペンス小説の名手が、東京、岐阜、徳島を舞台に描く壮大なアクション長編。
1983.03.08発売
武田勝頼(三)空の巻
講談社文庫
1983.02.10発売
わんぱく天国

1983.02.08発売
大逆転!
講談社文庫
三菱銀行・田実渉、第一銀行・長谷川重三郎、2人の頭取の間で秘かに進められていた合併工作。しかし巨大すぎる相手はいずれこちらを呑み込む……第一銀行の消滅を阻むべく、たった1人反乱に立ち上がった常務・島村道康の苦悩と闘争、勝利への日々を描き、“使命”とは何かを問う企業小説の記念碑的傑作。

1983.02.08発売
中庸
講談社学術文庫
人間の本性は天が授けたもので、それを”誠”で表し、「誠とは天の道なり、これを誠にするのは人の道なり」という倫理道徳の主眼を、首尾一貫、渾然たる哲学体系にまで高め得た、儒教第一の経典の注釈書。
1983.02.08発売
武田勝頼(二)水の巻
講談社文庫
1983.01.28発売
つぐみたちの荒野

1983.01.25発売
環境浄化のための微生物学
水域の汚濁の浄化にかかわる微生物の役割と、微生物相をいかにして制御し浄化効率をあげるかを解説した。近年話題となっている陸水の富栄養化とその制御法にもふれた微生物利用法のすべて。微生物学専攻以外の人にも好適。

1983.01.18発売
コロボックル童話集
青い鳥文庫
コロボックルの子ども、トコちゃんが活躍する「コロボックル空をとぶ」「トコちゃんばったにのる」などトコちゃんシリーズや、コロボックル物語4『ふしぎな目をした男の子』の主人公タケル君がテッちゃんという名前で登場する「百万人にひとり」などが読めるたのしい童話集。
「サンケイ新聞」(1970年)や「ワンダーブック」(1969年10月号)「きりん」(214~217号)「コロボックルカラー童話」(1~4)など、雑誌や新聞などに折々発表された、コロボックルの登場するみじかいお話たちです。
<A日本の名作 小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
もくじ
コロボックルと時計
コロボックルと紙飛行機
<コロボックルのトコちゃん>
はじめに コロボックルのこと
コロボックル 空をとぶ
トコちゃん ばったにのる
コロボックル ふねにのる
そりにのったトコちゃん
<コロボックルとその友だち>
ヒノキノヒコのかくれ家
人形のすきな男の子
百万人にひとり
へんな子
あとがき 佐藤さとる
1983.01.17発売
ぼくは魔法学校三年生

1983.01.10発売
まぼろしの城
講談社文庫
関東管領が越後に〔亡命〕して、世は下克上。要衝沼田城は越後の上杉と甲斐の武田の争奪の的となる。強大な大名の圧力を受ける沼田城の運命は……。時代の大きなうねりは各地の小さな城を呑みこんでいく。城を盗り覇権を争う武将たちの野望を背景に、沼田万鬼斎とその一族の凄絶な滅亡を描いた戦国雄篇。
1983.01.10発売
武田勝頼(一)陽の巻
講談社文庫

1983.01.06発売
大学
講談社学術文庫
修己治人、すなわち自己を修練してはじめてよく人を治め得る、とする儒教の政治目的を最もよく組織的に論述した経典。修身・斉家・治国・平天下は真の学問の習得を志す者の熟読玩味すべき哲理である。

1983.01.06発売
アラブの歴史(下)
講談社学術文庫
名著、復刊。
第2次世界大戦後、近代西欧文明の世界支配に対して、アラブ世界が石油産業の発展を支柱とした政治闘争と社会改革を達成した事実は、彼らの歴史の新たな展開を物語る。進歩と混乱の20世紀が過ぎ、新時代を迎えた現在、不死鳥のように蘇る独自の政治・社会・文化的潜在力は、たんにアラブにとどまらず人類にとっての可能性でもある。精微なアラブ通史である本書は、新たな社会システムを考えるうえで貴重な示唆に富む1冊である。

1983.01.06発売
古今和歌集(四)
講談社学術文庫
古今集は勅撰二十一代集の嚆矢であり、それ以後の勅撰集・私撰集の規範となった。平安時代の最も優れた歌一千余首を精選分類したもので、歌を通して平安貴族の情趣的生活を窺い知ることができる。

1982.12.17発売
銀河鉄道の夜
講談社の絵本
あの名作『銀河鉄道の夜』が、影絵に!
少年ジョバンニは、親友カンパネルラに誘われて《銀河のお祭り》へ。偶然、銀河鉄道に乗ることになった少年たちの行方は、運命は? 名作が美しい影絵に!

1982.12.17発売
ユングの心理学
講談社現代新書
「魂の医師」としてユングは、自己内部を深く凝視し、心の深奥、広大な無意識の領域へ踏みこんでいった。そこは、人間の喜怒哀楽の感情を生みだす源泉であり、心のあやういバランスを保つ力も存在している。忘れられたの断片〈影〉、内なる異性像〈アニマ・アニムス〉、母なるものの根源にある〈グレート・マザー〉、そして〈老賢人〉などのイメージは壮大な神話やファンタジーを創りだしつつ、日常のささやかな幸福や人間関係のドラマにも密接に関わっている。ユングの心理学は、生の根底、自己の未知なる内面への旅である。
ファンタジーの創造社――ユングの心理学では、病的な症状はただ治療しなければならない、過去の悪い思い出とつながるだけのものではない。そこにはすでに、これから生まれるべき、別の姿が、一つのヴィジョンとして含まれているはずなのである。病的な状態が生みだす妄想さえも、ユングは決して否定的なものとはとらなかった。あらゆる人間のファンタジーは、心の奥から生まれてくる想像力が形作ったものなのである。その背景には、揺れ動く人間の創造性があって、現実化されるのを待っているというのが、彼の考えである。――本書より

1982.12.17発売
酒の話
講談社現代新書
人類誕生以来ずっと、ひとは酒とともにかなしみ、よろこび、怒り、笑い、泣いてきた。一杯のビールから、一壜のワインから文化や芸術、政治が動き、歴史は変わっていった。まさに酒はわれわれの最良・最高の友である。いや、もしかすると悪魔の発明品かもしれない。風土や気候によって、世界の国々は特有の自分たちだけの酒を楽しんでいる。飲み方、うまさの秘密、早飲み、大酒飲みコンテスト、酔う酔わないの生理学まで、豊富なサカナを提供し、明日からのイッパイをさらに楽しくするおもしろ酒読本。
「酒はすべて悪徳のもと」――禁酒法が実施される前には、ニューヨークを例にしても、1万5000もの酒場が合法的にあったが、禁酒時代に入るとこれがなんと倍以上の3万2000もの地下もぐり酒場を生むことになる。また、禁酒時代に入るや、ハードリカー(ウィスキーのようなアルコール度の高い酒)が1年間に2億ガロン、ビールのようなソフトリカーになると6億8000万ガロン、ワインも1億1800万ガロン飲まれたと推測され、禁酒法以前に比べ10パーセントも増加している。禁酒法下でいかに酒が飲まれていたかを物語る好例に、摘発された飲酒運転の数があげられる。1920年の禁酒法最初の1年間に比べ、1927年1年間の酔っ払い運転の逮捕者は、実に467パーセントの増加となり、7年間で5倍近くもの逮捕者数となったのである。――本書より