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孔子・老子・釈迦「三聖会談」
1982.09.08発売
孔子・老子・釈迦「三聖会談」
著:諸橋 轍次
講談社学術文庫
孔子・老子・釈迦の三聖が一堂に会し、自らの哲学を語りあうという奇想天外な空想てい談。三聖の世界観や人間観、また根本思想や実際行動が、比較対照的に鮮やかに語られる。東洋思想のユニークな入門書。
カレーライスの唄(下)
1982.09.08発売
カレーライスの唄(下)
著:阿川 弘之,解説:金田 浩一呂,装丁:亀倉 雄策,装画:鈴木 英人
講談社文庫
カレーライスの唄(上)
1982.09.08発売
カレーライスの唄(上)
著:阿川 弘之,装丁:亀倉 雄策,装画:鈴木 英人
講談社文庫
結婚のとき
1982.09.08発売
結婚のとき
著:平岩 弓枝,装丁:亀倉 雄策,装画:福井 顕則
講談社文庫
四谷の料亭「甚七」の看板娘河内さやかは明るくおきゃんな22歳。旅先のハワイで書道界の御曹子相馬浩司と出逢い、星降る浜辺をデートする。だが、高鳴る心に冷水を浴せるように浩司は「君、男として、僕の友達にならないか」と提案するのだった。――適齢期の揺らぐ娘心を爽やかに描く可憐な愛のロマン。
三姉妹探偵団(1)
1982.08.27発売
三姉妹探偵団(1)
著:赤川 次郎,装丁:市川 英夫
講談社ノベルス
日本の神々
1982.08.18発売
日本の神々
著:平野 仁啓,装丁:杉浦 康平,装丁:海保 透
講談社現代新書
4万5000年前もの昔、ネアンデルタールは、死者の霊魂に花をささげたという。この宗教に通ずる心のはたらきは、古代日本人にも読みとることができる。ばらばらにこわされては埋められる土偶、酵母壺につけらえる蛇体把手、稲作の祭器・銅鐸、太陽を呼ぶ巫女の鏡、死者をまつる巨大な墳墓・古墳――。そこには、再生と豊饒への折りが、稲の精霊と大地と水への信仰が、太陽神・日の御子への崇拝が見てとれる。彼らは、どのように神をつくり、まつり、怖れたか。遺物や遺跡にひそむ意味を読みとることによって、その時代の人間精神を明らかにする精神史の方法から、神観念形成の跡を辿り、日本の神々をはぐくんだ古代の宗教意識を究明した意欲作。 神観念の核――古代日本人はもともと神という観念によって、火山の噴火や台風などあらゆる自然現象ならびに人間や動物や植物や巌石にあらわれる神秘な現象と対応したのである。異常な力や現象のなかに神を認める考えは、あらゆる自然現象に鋭敏な注意をむけさせるが、同時に、神を異常な力や現象のなかにひきとどめるのであった。人格神の成長ははばまれ、自然神の人格神化も不完全にとどまるほかはない。日本の神々はいずれも自然から完全に離脱できないのである。それはまた、日本の神についての理解の不安定をもたらすことになった。神について和魂と荒魂という2つの面を考えたところに、神に対応する古代日本人の不安定な理解のしかたが認められる。それは神に対して畏怖するとともに、親和しようとするところに生まれた、神の理解のしかたである。――本文より
哲学とは何か
1982.08.18発売
哲学とは何か
著:後藤 平,装丁:杉浦 康平,装丁:鈴木 一誌
講談社現代新書
ちひろへの手紙
1982.08.09発売
ちひろへの手紙
絵:いわさき ちひろ,編:松本 猛
講談社文庫
いわさきちひろ絵本美術館に備え付けのノート「ひとこと・ふたこと・みこと」94冊に書きこまれた20000人の感想文より選んだ手記150編と、「ちひろと童話」「もの想う瞳」「子どもたちへ」「平和を願って」「若き日のちひろ」「想い出のちひろ」の6つのテーマで展開する“いわさきちひろ誌上ミニ展覧会”!
重婚
1982.08.09発売
重婚
著:夏樹 静子,解説:古川 薫,装丁:亀倉 雄策,装画:森 秀雄
講談社文庫
ジェフィ・ライダー物語
1982.08.09発売
ジェフィ・ライダー物語
著:ケルアック,訳:中井 義幸,装丁:亀倉 雄策
講談社文庫
ビートニクの詩人たちの交友を描く青春小説。1950年代のアメリカのビートニク世代を代表する著者自らの放浪体験をもとに、若き詩人たちとの出会い・友情、山小屋での共同生活等を感受性豊かに描く。
おとぎ草子
1982.08.06発売
おとぎ草子
その他:桑原 博史
講談社学術文庫
自警録
1982.08.06発売
自警録
著:新渡戸 稲造
講談社学術文庫
日本を代表する教育者であり国際人であった新渡戸稲造が、若い読者に人生の要諦を語りかける。人生の妙味はどこにあるか、広く世を渡る心がけは何か、全力主義は正しいのかなど、処世の指針を与える。
大きな森の小さな家
1982.07.14発売
大きな森の小さな家
著:ローラ.インガルス・ワイルダー,訳:こだま ともこ,訳:渡辺 南都子,絵:かみや しん
青い鳥文庫
アメリカ西部、「大きな森」の中の小さな家に、メアリー・ローサ・キャリーの3人姉妹のいる一家がくらしていました。ときおりあらわれる、おおかみやくま、それに、きびしい大自然をあいてにたたかう生活を、きめこまやかに、いきいきとえがいた、『小さな家』シリーズ第1作。
一絃の琴
1982.07.13発売
一絃の琴
著:宮尾 登美子
講談社文庫
五歳で漂白の旅絵師の弾く一絃琴に魅入られた土佐の上士の娘苗は、その後の人生を琴に傾け尽す。師有伯への淡い恋心、不幸な結婚、土佐一絃琴の盛名を響かせた市橋塾、女弟子蘭子との確執。愛も憎しみも想いのすべてを一筋の糸に凝らした苗の生き方に、明治の女の矜恃と情念をみごと描出した長編小説。直木賞受賞
風の歌を聴け
1982.07.12発売
風の歌を聴け
著:村上 春樹,装丁:亀倉 雄策,装画:佐々木 マキ
講談社文庫
1970年の夏、海辺の街に帰省した〈僕〉は、友人の〈鼠〉とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、〈僕〉の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
啓発録
1982.07.07発売
啓発録
著:橋本 左内,その他:伴 五十嗣郎
講談社学術文庫
明治維新史を彩る橋本佐内が、若くして著した『啓発録』は、自己規範・自己鞭撻の書であり、彼の思想や行動の根幹を成す。書簡・意見書は、世界の中の日本を自覚した気宇壮大な思想表白の雄篇である。
平家物語(五)
1982.07.07発売
平家物語(五)
その他:杉本 圭三郎
講談社学術文庫
治承4年6月、清盛は、福原への遷都を断行、8月、伊豆に頼朝が挙兵したとの報が、早馬によって福原へ伝えられる。頼朝の挙兵は、超人的な天性不敵の怪僧文覚(もんがく)のすすめによるものとして、頼朝と文覚の出会いにいたる挿話が語られる。頼朝追討の平家の大軍が、富士川で戦わずして敗走し、以仁王に加担した南都が、清盛の命によって攻められ、東大寺・興福寺が焼失するなど、大事件が連続するなかで、治承四年が劇的に暮れていった。
続ぼくを探しに  ビッグ・オーとの出会い
1982.07.01発売
続ぼくを探しに  ビッグ・オーとの出会い
著:S・シルヴァスタイン,訳:倉橋 由美子
文芸(単行本)
探しものは何ですか。ビッグ・オーに出会いましたか。 『ぼくを探しに』に続く、大人の童話Part2。 おとなを演じるのが上手な人、下手な人……。 誰もが「童心」を道連れに旅をする。 「だって角(かど)が尖ってるよ」とかけらは言う。 「角はとれて丸くなるものさ」とビッグ・オーは言う。
源義経
1982.06.25発売
源義経
著:今西 祐行
牛若丸は、鞍馬山でてんぐに剣術をならい、大男の弁慶をこらしめてけらいにしました。やがて義経と名のって、平家をほろぼしましたが、さいごには、兄頼朝におわれるというかなしい運命がまっていました。
ガリレオ
1982.06.25発売
ガリレオ
著:草下 英明
望遠鏡で天体を観測して「地動説」の正しさを証明し、「天文対話」をあらわしたガリレオは、法王庁とキリスト教こそむく者とし、宗教さいばんにかけられます……。「近代科学の父」ガリレオの感動深い伝記。