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日本の中の朝鮮文化(2)山城・摂津・和泉・河内
ニホンノナカノチョウセンブンカ2ヤマシロ・セッツ・イズミ・カワチ

「これほどまで古代朝鮮の渡来文化が日本に濃密に残されているとは予想だにしなかった」──著者の驚きは、ますます拡がる。京都の山城、大阪の摂津など各地の神社や祭りに伝わる縁起、習俗の来歴をひもといてゆくと、隠された古代日本の貌(かお)が、否が応でも新しい歴史の姿をまとって、浮かびあがってくる。
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目次
まえがき
山 城
宮内省に坐す園・韓神社
広隆寺と秦氏族
大田神社の里神楽
八坂と高麗氏族
木津川に沿って
摂 津
摂津国百済郡
比売許曾の女神
四天王寺をめぐって
源八橋から桑津町ヘ
住吉大社と新羅
淀川を渡って北摂ヘ
伊居太神社の朝鮮兜
和 泉
百舌鳥古墳群と百済
行基の家原寺と土塔
須恵器窯跡とその古墳
伽羅橋と高石神社
河 内
白木と多々良
「騎馬神像」をたずねて
葛井寺と辛国神社
百済王族をめぐって
神社の神体をみる
高句麗系の古墳と神社
中河内から北河内へ
松岳山古墳群と玉手山
誉田八幡宮と天満宮
近つ飛鳥を歩いて
文庫版への補足
山城の秦氏と摂津の三島
難波の新羅と和泉・河内
書誌情報
紙版
発売日
1983年10月11日
ISBN
9784061831070
判型
A6
価格
定価:576円(本体524円)
ページ数
328ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2001年03月09日
JDCN
0618310700100011000A