漂泊の楽人

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漂泊の楽人

ヒョウハクノガクジン

講談社文庫

妹・肇子の縁談をよろこぶべき兄が死んだ。俺が死ぬようなことがあったらワープロでフルネームを打ってくれ、と言い遺して。涙の渇くまもなく、今度は母が殺された。ワープロに残されていたのは新潟の一地方、月潟村の風土誌。浅見光彦は肇子とともに、謎をひもとくために母の生地、月潟村を訪れるが……。(講談社文庫)


消されたワープロを追う浅見光彦の名推理。失職した兄が良縁にとまどう肇子に謎の言葉を遺して死んだ。愛用のワープロでフルネームを打ち出してくれという。だがそこには月潟村の記事があるだけだった。


目次

プロローグ
第一章 駿河湾殺人事件
第二章 奇妙な盗難
第三章 月潟村異聞
第四章 越後妻有郷にて
第五章 五人の邪鬼
第六章 消えそこなった幽霊
エピローグ

書誌情報

紙版

発売日

1991年07月04日

ISBN

9784061849389

判型

A6

価格

定価:586円(本体533円)

ページ数

312ページ

シリーズ

講談社文庫

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