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平城山を越えた女
ナラヤマヲコエタオンナ
- 著: 内田 康夫

傷心を抱いて京都・大覚寺を訪れた美術書編集者の美果──。その前に娘の行方を尋ねる男があらわれ、数日後、美果は若い女性の他殺体が奈良ホトケ谷で発見されたことを知る。古都を舞台にくりひろげる浅見光彦と美果の推理行。やがて行方不明の新薬師寺秘仏をめぐり彼らと意外な関連性が浮上するが……。(講談社文庫)
古都を舞台に名探偵浅見光彦の推理が冴える。京都・大覚寺で、失跡した娘の消息をたずねる父親に出会った編集者・美果は、数日後「ホトケ谷」で女性の他殺体が発見されたことを知り、早速父親に連絡するが…
目次
プロローグ
第一章 写経の寺にて
第二章 奈良の宿・日吉館
第三章 香薬師仏の秘密
第四章 厄介な容疑者
第五章 消えた「本物」
第六章 日本美術全集
第七章 菩薩を愛した男
第八章 秋篠の里の悲劇
エピローグ
自作解説
書誌情報
紙版
発売日
1993年12月27日
ISBN
9784061855656
判型
A6
価格
定価:649円(本体590円)
ページ数
358ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
’90年10月、講談社創業80周年記念推理特別書き下ろし作品として出版され、’90年10月、講談社ノベルスに収録されました。
著者紹介
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