近代日本の批評１　昭和篇（上）

近代日本の知性の歴史を〈批評〉の観点から検討。1昭和篇上、2昭和篇下、3明治・大正篇の全3巻。第1巻は柄谷行人の論文「近代日本の批評　昭和前期」を中心に、浅田彰、柄谷、蓮實重彦、三浦雅士が徹底討議。昭和という時代を腑分けし狭義の文字批評を越えて、その文学・思想を据え直し、新たな批評史を展開。〈批評〉とは何かを問う画期的企図。批評史略年表を付す。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1997年09月10日
• ISBN: 9784061975828
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,540円（本体1,400円）
• ページ数: 324ページ
• シリーズ: 講談社文芸文庫

初出

１９９０年１２月福武書店刊『近代日本の批評・昭和篇〔上〕』。

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  近代日本の批評・昭和前期１

  初出

  『季刊思潮』第５号・１９８９年７月

• 作品名

  討議「昭和批評の諸問題　一九二五～一九三五」

  初出

  『季刊思潮』第５号・１９８９年７月

• 作品名

  近代日本の批評・昭和前期２

  初出

  『季刊思潮』第６号・１９８９年１０月

• 作品名

  討議「昭和批評の諸問題　一九三五～一九四五」

  初出

  『季刊思潮』第６号・１９８９年１０月

著者紹介

編： 柄谷　行人（カラタニ　コウジン）