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藍色回廊殺人事件
アイイロカイロウサツジンジケン
- 著: 内田 康夫

深い深い感動を呼ぶ内田文学の金字塔
浅見光彦は「四国三郎」を救えるか?
「四国のシンボル・吉野川がいま死のうとしている……」浅見光彦が徳島で出会ったのは、河口堰に反対する人々の悲痛な叫びであった。吉野川を遡るようにして辿り着いた、12年前の殺人事件。その恐るべき真相とは?
「殺される」というメッセージを残して、男と女が徳島・祖谷渓(いやけい)の谷底に消えていった。
それから12年──。いま、徳島県の吉野川河口堰建設計画は、地元住民を二分して、論争が白熱化している。
その渦に巻き込まれた浅見は、計画の経緯を遡るうちに殺人事件との接点に気づいて……。
「藍色回廊」と名付けられた吉野川の美しい自然をめぐって、欲望と愛憎が交錯する中、浅見光彦の推理が冴える。
書誌情報
紙版
発売日
1998年11月02日
ISBN
9784062094047
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
366ページ
初出
『小説現代』’97年7月号~’98年10月号連載
著者紹介
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