99%のマンションは買う価値なし! ―ベテラン設計士が指南する「本物」の見分け方

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99%のマンションは買う価値なし! ―ベテラン設計士が指南する「本物」の見分け方

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「マンション選びを誤ると人生を棒に振る時代になった」。
空前の低金利、価格の下落でが「今が買い時」と考えるのは誤りだ。これらはすべて業界が作り上げた「幻影」だと、マンションの企画・設計に30年以上携わった著者は喝破する。
かつては、一度購入しても、それを売却し、次の物件にステップアップすること当然だったが。今となっては、もうあり得ない。「一生住む」ことを前提とする購入者が増えているが、それは、まず不可能なのだ。加えて、業者は目先の利益を追う傾向を強め、マンションの質も低下する一方。次なる災害のリスクも考えると、失敗は「絶対に」許されない。
200棟5000戸の実績を持つプロが、絶対にダマされずに、数えるほどにしかない「価値あるマンション」にたどり着く方法を伝授する。


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目次

はじめに
第1章/マンションの不都合な真実
第2章/震災への備えと埋立地
第3章/マンション業者の騙しの構造
第4章/その「タワーマンション」に問題あり
第5章/勝手はいけない「ダメなマンション」の見分け方
第6章/中古マンションという罠
おわりに

書誌情報

紙版

発売日

2012年10月26日

ISBN

9784062176736

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

226ページ

著者紹介

著: 碓井 民朗(ウスイ タミオ)

うすい・たみお 一級建築士。 1947年、東京都生まれ。1971年、東京理科大学工学部建築学科を卒業し、(株)松田・平田設計事務所に入所。日本銀行本店を工事監理し、三井アーバンホテル一号店、日本鋼管本社ビルなどの設計に関わる。1974年、(株)東急設計コンサルタントに入社。1975年から高品質マンションの設計に携わり、日本で初めてP・P分離(住戸内のパブリック部分とプライベート部分の完全分離)を手掛け、マンション業界の話題となった。 2000年、同社設計部長を辞し、2002年に碓井建築オフィスを設立。マンションの設計監修を行うかたわら、マンションの購入相談や内覧会の立ち会いを精力的に行っている。 著書に『買っていい一流マンションダメな三流マンション』(ダイヤモンド社)などがある。

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