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らぶれたあ オレと中島らもの6945日
ラブレタアオレトナカジマラモノロクセンキュウヒャクヨンジュウゴニチ
- 著: 鮫肌 文殊

超売れっ子放送作家の鮫肌文殊。すべてのきっかけは、中島らもとの出会いだった。中島らもに常識を木っ端みじんに打ち砕かれながら、酒を呑み、女を知り、役者をやったり歌ったり。らもが飲み過ぎて倒れて仕事がなくなり、これはいけないと上京した鮫肌は、テレビの仕事に集中。数年ぶりに中島らもと再会し、伝説のトークイベント「らもはだ」がはじまった。出会いから死去するまでを描ききった、壮絶なラブレター。
超売れっ子放送作家の鮫肌文殊。
すべてのきっかけは、中島らもとの出会いだった。
大学時代、大阪に出てきた鮫肌青年は、初対面の中島らもに、バラエティー番組のブレーンに誘われる。企画会議の後の打ち上げで泥酔し、翌朝中島家で目覚めてから、半居候の日々がはじまった。常識を木っ端みじんに打ち砕かれながら、酒を呑み、女を知り、役者をやったり仕事をしたり。
しかし中島らもが飲み過ぎて倒れた途端、仕事がゼロになる。これはいけないと上京し、数年テレビの仕事に集中する。数年ぶりに中島らも再会し、ロフトプラスワンでの伝説のトークイベント「らもはだ」がはじまった。出会いから死去するまでを描ききった、壮絶なラブレター。
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目次
第一話 「らもさんが死んだ」
第二話 「番組のブレーンになってくれへんかな」
第三話 「君の胃袋はクラインの壺やな」
第四話 「これでブロン買うてきてくれへんか」
第五話 「たまに喋る置物、中島らも」
第六話 「もう少しで殺人犯になるところだった」
第七話 「ホントに豆腐10丁食べられるね?」
第八話 「伝説の『なげやり倶楽部』のつくり方」
第九話 「こんなとこでオメコする気ィか?」
第十話 「舞台やったら何のタブーもないやろ」
第十一話 「金はある奴が出したらええねん」
第十二話 「入院して、ひとつビックリしたことがあるんよ」
第十三話 「お題目じいさん、幸福荘に現る」
第十四話 「うちの事務所に来て、放送作家やれへんか?」
第十五話 「死ぬ前にもう一回だけ冥土の土産にSEXしたい老婆募集」
第十六話 「10年ぶりの中島らもは、一ミリも動かなかった」
第十七話 「こいつ、シャブ中や!」
第十八話 「前回ゲロを吐いて怒られたから、今回はウンコをします」
第十九話 「キミ、中島らもの名前を利用したかっただけやろう?」
第二十話 「どうやってセックスするかまで知ってるの!」
第二十一話 「キッチュと申します」
第二十二話 「今日はね、テレビで言えへんことを全部言うよ」
第二十三話 「暴力バーだって、金払えばいいんだろう」
第二十四話 「だから、かまやつさんに歌ってもらうわけにはいきません」
第二十五話 「鮫肌さんにも責任があると思うんです」
第二十六話 「ウロウロソワソワ、中島らも~ほんじょへのラブソング」
第二十七話 「逮捕23日前」
第二十八話 「らも容疑者、大麻取締法違反で逮捕」
第二十九話 「いま執行猶予中だから」
第三十話 「面白いこと言わない奴には用はない」
第三十一話 「らもmeets THE ROCKER」
第三十二話 「中島らもとの最後の夜」
最終話 「中島らものバカヤロー!」
書誌情報
紙版
発売日
2016年11月23日
ISBN
9784062203609
判型
四六変型
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
322ページ
電子版
発売日
2016年12月23日
JDCN
0622036000100011000V
初出
本書は「タイズpresentation」にてWEB連載された「らもはだ日記 オレと中島らもの6945日」を単行本化にあたり大幅に加筆修正したものです。
著者紹介
鮫肌文殊(さめはだ・もんぢゅ) 1965年神戸生まれ。放送作家。「稲妻!ロンドンハーツ」「 ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」「ぐるぐるナインティナイン」「タモリのスーパーボキャブラ天国」「進め!電波少年」「報道ステーション」「メレンゲの気持ち」「世界の果てまでイッテQ!」(日テレ)などを担当。 「テレビ裏語録」(毎日新聞)などTV関係のエッセイ連載も多数。昭和歌謡全般のディープな知識を活かして『決定!レコ歌ベストテン』(毎週木曜20時・中央エフエムにて生放送)パーソナリティや、レギュラーパーティー『輝け!日本のレコード大将』(毎月第2金曜・渋谷オルガンバー)『歌謡曲主義』(毎月第3火曜・恵比寿頭バー)をはじめ、DJとしても神出鬼没に活動中。 関西伝説のパンクバンド捕虜収容所の無冠のボーカリストでもある。
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