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若狭殺人事件
ワカササツジンジケン
- 著: 内田 康夫

雪が舞う若狭の名勝日向湖(ひるがこ)に、水中綱引き神事の賑わいの最中、男の死体が流れ着く。およそ一年の後、東京・高島平の路上では、広告代理店勤務の細野久男が殺された。偶然、細野がミステリー同人誌に発表した小説『死舞』を手にした浅見光彦は、二つの事件に寄り添う謎めいたストーリーを追って、若狭へと向かうのだった。
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書誌情報
紙版
発売日
2011年10月14日
ISBN
9784062769563
判型
A6
価格
定価:704円(本体640円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
1992年2月にカッパ・ノベルスとして刊行され、1996年5月に光文社文庫で刊行された後、2004年3月に徳間文庫で刊行されたもの。
著者紹介
1934年東京都生まれ。CM製作会社の経営をへて、『死者の木霊(こだま)』でデビュー。名探偵・浅見光彦、信濃のコロンボ・竹村岩男ら大人気キャラクターを生み、ベストセラー作家に。作詩・水彩画・書など多才ぶりを発揮。1983年から住んでいる軽井沢には「浅見光彦倶楽部」もあり、ファンクラブ会員は累計2万人を超える盛況ぶりである。2007年3月に、宿泊施設「浅見光彦の家」がオープンした。2008年第11回日本ミステリー文学大賞受賞。2010年、作家生活30周年を迎えた。近刊に『黄泉から来た女』(新潮社)『靖国への帰還』(講談社文庫)などがある。
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