内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える

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電子あり

内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える

ナイコウガタニンゲンノスゴイチカラシズカナヒトガセカイヲカエル

講談社+α文庫

ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった! 内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のこと。社交的で自己主張が激しい外向型のイメージがあるアメリカ人だが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、内向型の強みと魅力を明らかにする。


ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった!

内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のことだ。アメリカ人と言えば、社交的で自己主張が激しそうなイメージがあるが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型だという。これはアメリカに限ったことではない。

外向型が重視されるアメリカにおいては、内向型の存在感は薄く、出世競争でも不利になりがちだ。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、あまり顧みられることのない内向型の強みと魅力を明らかにし、その個性を伸ばして生かす方法を模索する。

同時に、外向型の欠点や問題点を挙げ、外向型の人は企業のトップにふさわしいか、チームで作業するやり方は本当に効率的なのか、などの問題も議論する。現代アメリカ社会の内部分裂を浮き彫りにする衝撃のドキュメント!

全米ベストセラー、日本でも各紙、各誌絶賛の一冊。


ⒸHideko Furukusa

目次

はじめに 内向型と外向型――対照的な二つの性格について
パート1 外向型が理想とされる社会
1章 「誰からも好かれる人」の隆盛
    外向型はいかにして文化的理想になったのか
2章 カリスマ的リーダーシップという神話
   「性格の文化」の一〇〇年後
3章 共同作業が創造性を殺すとき
    新集団思考の登場と単独作業のパワー
パート2 持って生まれた性質は、あなたの本質か?
4章 性格は運命づけられているのか?
    天性、育ち、そして「ランの花」仮説
5章 気質を超えて
    自由意志の役割(そして、内向型の人間がスピーチをするには)
6章 フランクリンは政治家、エレノアは良心の人
    なぜ「クール」が過大評価されるのか
7章 ウォール街が大損し、バフェットがもうかったわけ
    内向型と外向型の考え方(そしてドーパミンの働き)の違い
パート3 すべての文化が外向型を理想としているのか?
8章 ソフトパワー
    外向型優位社会に生きるアジア系アメリカ人
パート4 愛すること、働くこと
9章 外交的にふるまったほうがいいとき
10章 コミュニケーション・ギャップ
    逆のタイプの人とのつきあい方
11章 内向型の特性を磨く方法
    静かな子供をどうしたら開花させられるか
終章 不思議の国

書誌情報

紙版

発売日

2015年12月18日

ISBN

9784062816359

判型

A6

価格

定価:1,012円(本体920円)

通巻番号

ページ数

448ページ

シリーズ

講談社+α文庫

電子版

発売日

2016年01月08日

JDCN

0628163500100011000L

初出

本書は、2013年5月に弊社より刊行された『内向型人間の時代――社会を変える静かな人の力』を文庫化したものです。

著者紹介

著: スーザン・ケイン(スーザン・ケイン)

プリンストン大学、ハーバード大学ロー・スクール卒業。ウォール街の弁護士を経て、ライターに転身。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『タイムズ』紙、PsychologyToday.com.などに、内気な性格に関する記事を寄稿している。他にも、メリルリンチや法律事務所や大学などで交渉術の講師も務める。本書は第一作目の著書だが、アメリカでベストセラーとなっている。

訳: 古草 秀子(フルクサ ヒデコ)

青山学院大学文学部英米文学科卒業。ロンドン大学アジア/アフリカ研究院(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際政治学を学ぶ。訳書に、ヘックマン『幼児教育の経済学』、レイソン『シンドラーに救われた少年』、グローガン『マーリー』、カーソン『失われた森』、ピアス『水の未来』、パーキンス『エコノミック・ヒットマン』、フェルドマン『なぜ人は10分間に3回嘘をつくのか』など多数ある。

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