対談 文学の戦後

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電子あり

対談 文学の戦後

タイダンブンガクノセンゴ

講談社文芸文庫

「戦後文学」をどう評価するか? 敗戦後34年を経て、詩誌「荒地」時代からの友人である典型的な戦中派の二人が、社会と文学の動向を縦横に論じ、戦後文学史に新たな視座を提示した、衝撃の対談集ーー詩誌「荒地」に拠って、戦後現代詩を主導してきた鮎川信夫。詩人として、また文学と思想の新たな理論を展開し、現代をリードしてきた吉本隆明。戦中派の巨人ふたりが、敗戦の衝撃から、身を以て戦後文学史を生きてきた34年を振り返り、社会と文学の動向を鋭く問う。第一次戦後派の限界、江藤淳批判、ソルジェニツィン『収容所群島』の現代史的問題、現代文学の変質など、白熱の議論を交わした対談集。「戦後文学」との別離を告げた記念碑的作品。


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書誌情報

紙版

発売日

2009年10月11日

ISBN

9784062900638

判型

A6

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2021年10月15日

JDCN

06A0000000000334361G

初出

講談社刊「対談 文学の戦後」(1979年10月)底本とした。明らかな誤植と思われる箇所は正したが、原則として底本に従った。

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